citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチキャラ別講座:ソルジャー76の基本的な使い方

ソルジャー76
オーバーウォッチ元リーダー。謎の権力者集団「奴ら」のエスケープゴート用に「世界一のヒーロー」と持て囃されていた悲しき英雄。
今は過去を捨てた、ただのソルジャー。
田舎で育ったジャック・モリソンは、故郷を守るために兵士に志願。スーパーソルジャー計画に参加することとなる。
そこで、同じく志願した元軍幹部のガブリエル・レイエスとTOPの成績を収め、二人は初代オーバーウォッチのリーダーを任される。
経歴は違ったものの、命を預けあい続けた二人はいつしか親友となっていた。
暴走オムニックを鎮圧した後、「世界ヒーロー:ジャックモリソン司令」として拡大するオーバーウォッチを任されたが、”様々な各国のエゴ、利権問題、ブラックウォッチの越権行為、国連からの突き上げ”と多くの問題に板挟みになり、ついには”奴ら”の策略によりオーバーウォッチはテロ組織認定されてしまう。
最後には、オーバーウォッチの今後を掛けて親友レイエスとの決闘。しかし、そのときに爆破テロにあい公式には死亡した。
なんとか爆破を逃れた彼が知ったのは、”オーバーウォッチはとある権力集団のエスケープゴートとして使い捨てられた”という事実であった。
「おれはもうヒーローじゃない。ココにいるのはただのソルジャーだ」
燃え盛るオーバーウォッチ本部を前に、彼はヒーローの名を捨てる決意をする。
オーバーウォッチ凋落の原因を作り出した”奴ら”を突き止め、全ての報いを受けさせるまで、彼の戦争は終わらない。

この戦争は俺が始めたわけじゃない。
しかし、終わらすのは俺だ。

キャラのシナリオ=>オーバーウォッチ講座:ヒーロー別ストーリー概要 - citrussinのチラシの裏



FPSキャラクターとして、必要なもの全てを揃えた万能戦士。
器用貧乏とも言う。
走れる、190171ダメージ/secのサブマシンガン風アサルトライフル、30mの有効距離、爆発物発射、回復パック持ちなどなどのFPS標準キャラとしてどんな状況でも活躍できる。
特に有利距離からのタンクへの圧殺。近くによってヒーラーの虐殺。そして空飛ぶファラの撃ち落としと、喉から手が出る手段をすべて持っていることが特徴。
しかし、器用貧乏=爆発力に欠け、狙わなくてはいけないという問題も大きく、逃走手段についても全オフェンス中ワーストを争う。
更に言うなら、拡散が広く遠距離では小型敵を狙いづらかったり、そもそも当たらなければ(エイムがなければ)無力だったり、敵への弱体能力がなかったりと万能であるがゆえにピンチに非常に弱い。
劣勢には気をつけよう。
デカブツ相手なら拡散も気にならないため、20~30mほど離れればタンクは一方的に倒せる。
連射キャラかつ押し続けながら移動射撃も可能。
初心者にも優しい。
CoDやBF出身者ならとりあえず手を出すのはこいつからとなりそうな、普遍的に万能なソルジャーさん。





主なDPS貢献の仕方

  • 敵タンクへの集中火力
  • 味方ヒーラーやタンクの護衛(タンクはタンクキラーに非常に弱い)
  • 遠距離から一方的に敵を攻撃するダメージディーラー(敵のHPを減らす人)
  • 上空にいる敵を攻撃する対空砲

基本戦術

安定したダメージ、信頼性の高いAOEヒール、一撃の重いバーストアビリティ。
前線アタッカーとして、ソルジャー76の信頼性と汎用性は群を抜いている。
とかく20m-30mという絶対距離から攻撃と、なんでもできる汎用性が強みのヒーローである。
ほぼどんな戦術、どんなチーム構成にも合わせやすい。

最も大きな点を述べるならばシンプルであること
高いバーストダメージとピンポイント射撃を両立し、癖のないアサルトライフルはどんな状況でも頼れる相棒となってくれるだろう。
さらに汎用性の高いダッシュスキルと回復スキルを持ち、自由な位置取りで自身とチームメンバー双方をサポートしながら戦える。
難しいことをせずとも非常に高レベルな試合運びが出来、単純であるがゆえに崩しづらいヒーローといえる。

逆に彼の欠点は、他のオフェンスヒーローと比較して「武器や能力での専門化」がないこと。
つまり、汎用的であるがゆえに突出したところがない。
敵の有利ポジションや敵の得意間合い、シチュエーションに出くわすと何も出来ずに死ぬこともちらほら。
また、垂直方向への移動スキルが少ないためマップショートカットや敵への撹乱は難しく、機動系DPSと比べると(当たり前だが)機動力は隔絶した差がある。
さらに言えば、他のDPSと比較してULTも「一発逆転」とは言えない。
非常に強いULTであることは間違いないが、お手軽ではないし火力は据え置きである。


この20-30mにおいて驚異的なダメージを誇るダメージディーラーは、シンプル・イズ・ベストの体現者だ。
難しいことは考えないほうがいい。
シンプルに強いので、戦術もFPSの基本を抑えたものを用いる。


基本は盾持ちタンク(ラインハルト等)や他の最前線のヒーローと並んで、敵タンクや敵狙撃兵、更にファラを圧迫しながら、進軍ルートにいる敵を刈り取っていく。
弾幕を厚く貼れるので、比較的簡単に目的へ押しこんだり、逆に敵進軍を阻止することができる。
76の死因には「逃走スキルの欠如」があげられることが多く、裏取りするには高難度である場面が多い。
よって、メインルートで味方集団とともに進むのがベターである。
サブとメインでの正面からの高火力も、味方を癒やすバイオテックフィールドも、全てが「味方とともに進軍する」のに有利であるスキルといえる。



使い方イメージ

ダッシュして前線や手薄のところに駆けつけ、足元にバイオティック・フィールドを展開させてから打ち方はじめ。
角や障害物、タンクなどの”カバー”をつかって敵の攻撃を避けつつ、延々と敵メイン集団へ弾幕を浴びせる。

障害物のカバーはマップ理解が必要なので、最初はタンクの近くや、自分の足元にヒールを置いてタンクとともに攻撃参加するといいだろう。
特にどっしり構える系タンク(ラインハルト、オリーサがベスト)とともに行動するのが基本。

  • 味方タンクの後ろから攻撃する集団dps(ヒーラー護衛、タンクヒール、裏取り警戒を兼ねる)

ソルジャー76序盤イメージ01


さて、タンクの周りで攻撃して敵全員がこっちをむいてきて打つ手がなくなる、硬直状態になってきたとしよう。
その時の打開策としては、側面を取る手がある。

  • 側面を取って攻撃(タンクも横を向いているので一方的に当てられる)

ソルジャー76序盤イメージ02

移動時間中は無駄飯ぐらいである。
気をつけて、急いで敵集団の側面を取りたい。
ただし、敵が散開している状態の時は注意。
敵が散開しているということは、敵集団がいない=側面が存在しない。
敵がバラバラの時は、ラインハルトと共に移動して、常に数の暴力で一人づつ圧殺していくのが効率的。



敵の数が減る、イニシエーターが開始するなどで乱戦になったらフランカーとしての大舞台になる。
ソルジャーの武器はアサルトライフルよりライトマシンガンに近い。よって近づくほうが強い。
乱戦では、味方と戦っている敵の死角にはいって一方的に攻撃するといい。
この場合、敵と味方が双方入り乱れているのだから兎に角素早く敵を刈り取っていく。

  • 例えば側面を取る

ソルジャー76乱戦イメージ


HSできないと火力が出にくいため積極的にHSをねらう方がいいが、胴体あてでも十分タンク以外は蒸発する。
そんなに厳しいスタンスを求めずに、まずは敵の胴体へ確実に弾を当てよう。なれないうちは敵タンクへ全弾当て続けるだけでもいい。
遠中距離が強いため、25-35mを保つこと。
そして敵タンクをすべて片付けたら、すかさずダッシュ
目標に絡んでさっさと仕上げと行こう。
近づけば小型敵にも拡散全弾が当たる上、サブの遅さも問題ではなくなる。
人数差で圧殺して任務完了だ。
ダッシュは非常に使い勝手のいいアビリティ

サブも強く、へリックス・ロケットは直撃で120、爆風で最大80。逃げ始めた敵を確殺するように
多くの味方を護衛できるため、高火力キャラやヒーラー、タンクの救いになれる。(というかそれが本業)

初心者おすすめ戦法例

76は「30m攻撃距離」という絶対的有利位置をもつ。
敵タンクはほぼ全て30mへの致命攻撃を持たないため、まずは遠距離から敵タンクへの射撃拘束戦術を覚えるといいだろう。

特に76の武器はアサルトライフルというよりもサブマシンガンのような使い勝手。
小さい的には最初は当てづらい。
タンクのようなデカブツ相手に使い方をならしていくのがおすすめ。

具体的な戦法は、下記記事参照。
www.citrussin.com


また、高台戦法も人気。
ダッシュで有利な敵側高台へ走り込み、足元に回復を置いてメインとサブを敵集団に打ち込んでいく。
特にサブの爆風を敵至近の床に当てやすく、確実に80ダメージを食らわせやすい。
ただ、味方から離れて高台へ走ると孤立することになり、追ってきた敵近接系ヒーローと対峙するはめになる。
上記したように、敵得意距離では一方的に負けることが多いことに注意。
また、76の強みは「味方が生きていて連携が取れること」前提であるため、味方集団が壊滅したら酷いことになる。
うまく地形とダッシュを使い、味方集団がピンチのときはカバーに入れるようにしておこう。

知っておいたほうが良い各スキル知識

ヘビーパルス・ライフル(メイン)

無類の攻撃距離を持つ76のメイン武器。
有効射程30m(威力減衰を許すならば55mまで届く)はスナイパー以外の全敵へ一方的な射撃を可能とする。
19ダメージ×9発/secの171dps。

即着弾であり、サブマシンガンのようにも使え、近距離でも遠距離でも使いやすい。
推し続けでフルオート射撃が可能だが、撃ち続けると徐々に拡散する。
遠間の小型敵相手には全弾当たりにくくなるため、20-30mから当てる場合、大抵は全弾当たる巨体のタンクを狙うことになる。
タンク以外の小型敵は10-15mぐらいまで近づいて当てるといい。

トリガーを戻すとすぐ拡散はリセットされる上3発までは拡散なしのため、3発づつのタップ撃ちでHS連射できる。
初心者を脱したら練習してみてもいいだろう。
タップ撃ちは対ファラではとても大切なテクニックであり、任意にタップ撃ちとフルオートを切り替えるのが高ランク帯では必須テクニック。
照準の設定を拡散アリにしておけば拡散具合が視認できるため、適宜活用しよう。
戦っている範囲、敵との距離、状況に応じて発射割合と拡散を調整できるようになれば初心者は完全に卒業。

最初のうちは、近距離と中距離で戦うときはフルオート射撃、遠距離ではタンク相手はフルオート、敵が小さいならばタップ撃ちの練習を兼ねて威嚇。
というのが無難。

この圧倒的遠距離攻撃は、近距離系ヒーローの脅威が届きづらいことを意味しており、ポジショニングさえきっちり行えばかなりの守備力と攻撃力を両立することができる。


ファラアンチとして

76の大切な仕事として、対ファラがある。
ファラは非常に強いヒーローであり、こいつを落とせないと自軍がボロボロにされる。
76のメインは対空砲としても非常に強い性能を持つため、味方は76に「ファラの体力を減らす」ことを期待する。

基本的には3点

  1. 安全圏内において出来る限り近づくこと
    • 離れすぎると連射が当たらない。
  2. キルを狙いすぎないこと
    • 一度に全部削りきらなくていい。
  3. ULTを貯める


まず近づくことについてだが、
76は確かに30mまでは威力減衰なしでアウトレンジ攻撃ができるが、拡散が広がるため15mも離れると半分以上がファラに当たらない。
有効打を決定的に与えたいならば、ある程度近づく必要がある。
が、逆に近づきすぎると別の敵に狙われる
ファラの下降にあわせる、頂点でホバリングしているところを狙うなどが有効。
味方タンクの近くにいておくことで、できるだけ地上敵の攻撃から守ってもらうことも重要。
ヒーラーの位置も気にしておこう。
ファラと戦っている時一番きついのは間違いなく別敵のインターセプトと、ファラの爆風。


また、ある程度うまくなればタップ撃ち+HSで全弾ファラに当てることも出来るようになる。
まぁ初心者に求めることではないが。
とはいえ遠くから撃てるならば安全に処理できる。
できるだけタップ撃ち(メインのボタンを押し続けずにカチ、カチと一瞬離して連続押しする。)したい。


そして、近づくよりも大事なのが「キルを狙いすぎないこと」
長時間上を向いていると、地上の敵に殺される上、下手に立ち止まるとファラの壁当て爆風に殺されるからだ。
そもそもファラは爆風で76をノックバックさせられるため、立ち止まっている76に対してはファラは楽に空が飛べる。
イメージとしては、70ダメージを3回でキルする
大抵のファラは、セオリーとして100HPをキルと隠れるか、ヒールパックを取らざるをえない(だからこそファラ-マーシー戦術が強い)
空を飛んだ瞬間に100奪って、さっさと地上に追い払うことで「飛ばさない」というのが大事。
というか、ファラに構い続けるより、さっさと追い払い地上の敵でULTをため、ULTでファラを殺す方が楽に倒せる。


最後に、76のULTはエイムボットULTなのでULTさえあればファラはキルできる。
逆を返せば、いつまでも当たらない弾を空中に放り投げるより、威嚇だけしておいてさっさとULTメーターを倒したほうが楽にキルできるのだ。
そもそもマクリーと違い一撃が重くないため、「ファラマーシー」をされた時点でヘビーパルス・ライフルではかなり厳しい戦いになる。
しかし、ULTさえあればマーシーとファラを即座にキルできる。
特に初心者はずっと上を向くよりも「以下にファラをかいくぐりながら敵タンクでULTを貯めるか」に集中したほうが有利になる場面が多いだろう。



ヘリックス・ロケット(サブ)

ヘリックス社が総力を上げて開発した兵器を、グランドメサ襲撃の際に76が強奪したもの。
=>ストーリーその7参照
www.citrussin.com
流石は世界的兵器企業の名を冠した武器で、非常に高い攻撃性能を誇る。


発射すると弾速ありの単一弾が発射され、敵や障害物に当たると爆発する。
直撃もそうだが爆風がかなり当てやすく強い。
一気に体力を奪えるので、逃げる敵のトドメに大活躍する。


直撃120ダメージ、爆風80ダメージ。ノックバックあり。
更にメイン打ち続け中に同時に出せる。
ただし、自身への判定もあり、近くで爆発すると爆風40ダメージを76自身が食らう。


ヘリックスロケットは直撃が非常に強いが、弾速があるため中々最初のうちは直撃を取りにくい。
直撃狙いはタンク相手にしておいて、タンク以外には直近の床や壁にぶつけて爆風AOEで80ダメージを与えていこう
特にエイムがふらつく場合や、敵が逃げていてたり遠くにいて当てづらい場合はロケットを直接敵の足元に発射しよう。
ロケットが当たらなくても爆風は確実に敵を刈り取る。


ヘリックスロケットを使うときの注意点だが、HPが少ない場合近くで爆発すると76が死んでしまう場合がある。
敵が急に目の前に降り立って直撃したり、ノックバックさせられて壁にロケットが当たったり。。。まぁ死因は様々。
自傷ダメージには気をつけ、HPが低い場合は開けた場所で使うようにしたい。

自傷ダメージにはノックバックも付与されるので逆に利用して、爆風に乗って高くジャンプする「ロケットジャンプ」というテクニックもある。
数々のマップショートカットを行えるため、ある程度慣れてきたら使えるようになりたい。

スプリント(スキル)

走れる。
ただし、ダッシュ中は攻撃できない。
「スキルやメインサブの使用、再度スプリントスキルのボタンを押す、移動を停止する」とダッシュは終了する。
何度でも使えるため、停止はデメリットにならないため安心。
また、前進ダッシュなので後退(後ろ向きに進む)は出来ない、つまり引き撃ち時や水平撃ち時のダッシュはできないので注意。
FPSの基本移動方法は「前レバーで進み、照準の振りで曲がる」ため、通常移動は基本的には問題ない。
平行移動(照準を使わず、前を向いたまま左右に移動する方法)を多用する人は注意しよう。


ダッシュできるという以外の何物でもないが、「立ち回り重視系FPS」では敵より速く移動できるというのはそれだけで非常に強い。
戦闘に参加していないときはいつでも、走る習慣を身につけておきたい。
移動性の向上は様々な恩恵を与えてくれるし、76は攻撃しない限り無制限に走ることができる。

非常に使いやすく、汎用性が高く、どんなときにも役立つスキル。
スプリントを開始すると、移動速度が5.5m/secから8.33m/secに上昇する。
ちなみに、このゲームはほぼすべてのキャラクターが移動速度5.5m/secで、トレーサーとゲンジだけが6m/secと優遇されている。
どちらにせよ、スプリント76のスピードは群を抜いて有利だということがわかる。

何度も言うが、この「スプリント」は信じられないほど多才なスキルと言っていい。
カバー間を移動して有利なポジションを築いたり、逃げる敵を追い詰めたり、逆にヘルスパックまでダッシュで逃げて仕切り直ししたり、リスポン後に素早く戦線に戻ったり、チョークポイントに先に移動して有利をとったり・・・
挙げだすとキリがないほど様々な場面で活躍する強スキル。
たかが走れるだけ・・・なんて舐めてかからないほうがいい。

バイオテック・フィールド

味方と自分を回復する範囲ヒールエリアをその場に設置する。
なんと、「何人回復しても、時間内なら回復し放題」
そもそもヒーラーでもないのに他者回復スキルを持っている時点で、こいつの汎用性が察せられる。
オプションのキャラ個別操作設定から味方ライフを表示することができるので、設定しておこう。


範囲内にいる全ての味方に40.8heal/sec
5秒持続。
ずっと乗ってたら204HP回復で、タンク以外はほぼ全快できる。

注意点としては

  • リロード中に使用すると、リロードを中断する
    • 特にマガジン空の強制リロード時に使用すると、リロード動作を再度繰り返すため非常に不利になる。
    • そもそも強制リロードは何かと不利になるため、頻繁にリロードする癖はつけておくべきなのだが。
  • ペイロード上に置くとペイロードとともに動く。
  • ヒール範囲は中心点から視界が開いていないといけない。つまり、壁越しには回復できない。

という点。

複数敵と直面している時に疑似+200HPは大きなアドバンテージを与えるので、射撃開始直前に置いておくといいだろう。
また、集団戦時にタンクやヒーラーに多大なる維持力を与える点も大きい。
特にヒーラーは足元にヒールエリアがあるだけで、体力管理が楽になる。
このバイオテックフィールドを、どれだけ的確な場所に置けるかが76の腕の見せ所といえる。
とりあえず、悩むならばヒーラーとタンクを巻き込むように置いておくと無難。

タクティカル・バイザー(ULT)

全自動エイムボット。

6秒間、メインのショットが全て照準の最も近い敵に当たるようになる。
さらにリロード速度が0.75秒と非常に早くなる。
全て胴当て判定になるので、HSは使えなくなる。
また、マガジンが減った状態で発動した場合発動直後にマガジンがリロード済みになる。
使用中サブ(ヘリックスロケット)も撃てるので、忘れないように注意


立ち回りさえ間違わなければ恐ろしく凶悪な力で、トレーサー、ゲンジ、ファラ、ルシオ、マーシーのような当てにくい敵を一瞬で葬り去ることができる。
さらに最大55mまでは最低でも50ダメージ/sec当てられるため、文字通り「狙った敵を葬る」スキルと言える。

ココで大事なのは「全自動で敵に当たるため、プレイヤーは全神経を立ち回りに集中できる」という点だ。
敵の攻撃を避けるために、または敵を追い立てるために、エイムへのリソースを省いてより多くの時間を立ち回りへの判断に費やすことができる。
落ち着いて行動したい。


ただし、タクティカルバイザーの攻撃手段は、単に「メイン攻撃を発射するだけ」なので30m以上離れれば威力減衰が起こるし、55mより遠くなるとそもそも弾が届かなくなる。
どれだけ追跡できるといっても、有効範囲外にいる敵よりは、30m以内にいる敵を狙いたい。
さらに本体は生身なままな上に、射撃も盾や壁に防がれる普通の玉である。
防壁や盾は弾をブロックするし、敵からの攻撃は普通に76をキルする。
敵タンクは積極的に76の射線から仲間を逃がすようにするし、ULTが発動したらヒーラーは急いで遮蔽物に身を隠す。
勝つ自信がある敵は、それこそ76を即死させようと血眼になって向かってくる場合もある。
上記した利点を最大限使って、油断せずできるだけ立ち回りをしっかりしたい。
自身の味方の援護を有効活用すること、敵チームとの距離を保つことで、自動エイムを生かそう。


ULTの使い所もきっちり考えておきたい。
自動エイムでHSは出来ないため、できればタンクより敵DPSや敵ヒーラーを狩るのに使いたい。
特に、ファラ、トレーサー、ゲンジ、マーシー、ルシオのような小さくて機敏な相手に使うのがベスト。
更に言えば、タクティカル・バイザー開始時の無料リロードを有効に使いたい場面も多い。
よくある場面が、90%ぐらいまで溜まっている状況で、敵タンクへメイン連射し、そのままタクティカルバイザーでヒーラーやファラをキルする・・・ということが多い。

やってはいけないことは、「むやみに突撃すること」
コレは絶対ダメ。
せっかく30m(最大55m)届くのだから、この距離は大切に使っていきたい。
タクティカルバイザー中に死ぬのは極力避けるべきだし、視界を広く取って敵全員を画面に移しておけば自由にターゲッティングが可能になる。

とかくULTは何度も使って、使い所を覚える方がいい。
ULT連射系戦術を採用して何度もULTを吐き捨て体で覚えよう。


知っておいたほうが良い弱点

  • ultはタンク以外のキャラを蒸発させられる代わりに、敵の全タンクに邪魔される。
    • 以下にタンクを避けながら後ろの敵を狙うかが勝負の鍵。マーシー火力UP付きだと非常に強い。アナブーストだとリーパーも即蒸発。
  • 近距離ではエイム力を問われ、初心者は慌てがち。単体行動せず走れることを利用して味方と一緒にいたほうがいい。
  • すべてをそつなくこなすが、
    • 瞬間的な爆発力や生存能力には乏しい。また、突出した点がないため1対1は苦手な場合が多い。
    • なんにせよエイム力と近くに味方がいるか、如何に連携するかが勝敗を握る。単体行動時は慎重に。集団から離れるときは速やかに仕事を終えること。
  • 20-30mぐらいの遠距離(かなり頻繁に出くわす)にいるタンク以外のキャラに対し、拡散のせいでマクリーよりも攻撃力に欠ける。
    • 最初はタンクでULTをためて、ULTで遠距離敵を殺すのをおすすめします。

特に気を付ける敵

  • 全オフェンス/ディフェンスヒーロー
    • 敵の得意距離では競り負ける事が多い。近づかれる前に殺す。
    • そもそも走れるのに1対1を行うのは馬鹿らしい選択肢。複数でボコるのに終始しよう。
  • タンク
    • ult使用時や敵を殺しきりたいときに邪魔される。
  • ゲンジを始めとする機動系DPS
    • 高機動の申し子であるゲンジを始めとして、動く敵を狙うのは非常に難しい。
    • マクリーのようにスタン手段もない。目の前でヒーラーが陵辱されていくさまを見ながら泣き崩れるしか無い76が多い。
    • 少し下がって全体を視界に収め、更にメイン拡散とサブ床or壁当て爆風で追い払おう。
      • ワザとタップせずにメインを推し続けることで、弾幕が広がりアタリやすくなる。
  • 敵メインタンク(特にラインハルト)
    • こいつがいると後衛に攻撃が通らない。味方にタンクキラーがいない場合はさっさと盾を割ろう。
  • 空を飛ぶファラとマーシー
    • ファラマーシーはかなりの難敵。ファラ単体、マーシー単体ならさっさと追い払いたい。
    • ファラマーシータッグで来た場合、ULTをさっさと貯めるか、マーシーのHPを削って引かせるしか無い。
    • 正直ファラマーシーに、ULTなしで一人でぶつかるのは無理(というか同レベル帯で1対2なら勝てるわけ無いだろ・・)

うまくなってきたら

  • 拡散率が高くなり、一発が強くなったため、ジャンプ移動しながら撃ち続ける戦法が強くなった。移動ボタンでエイムを合わせる感じにしながら撃とう。非常に強くなる。
  • メインは4連射目からエイムがぶれる。遠距離では三点バーストをタップ撃ち(押し続けではなくて、カチカチと押す)したい。タンク削りはメイン押し続けで十分間に合うため、初心者はそこから。
  • 走れるということは、好きな方向から敵を攻撃できるということ。どの方向が敵や敵集団の弱点かを見抜けるように。死角に入るのがおすすめ。
  • ultはHSが狙えない。HSが極まってきたなら使い分けを。
  • 全キャラの得意距離を覚えるとよい。打ち負けることが少なくなる。覚えてられないならできるだけ敵との位置を30mキープ(76の得意距離)すること。
  • こっちも参照

www.citrussin.com

関係性のある他ヒーロー

  • リーパー
    • 元親友にして戦友。初代オーバーウォッチ司令
    • 信念の違いによりケンカ別れ
    • 現在は殺し合う標的同士。
  • ゲンジ
    • オーバーウォッチ時代の元部下
  • メイ
    • オーバーウォッチ時代の元部下
  • ハンゾー
    • 嘗て滅ぼしたシマダクランの最後の頭領
  • ウィンストン
    • オーバーウォッチ時代の元部下
    • 結果的にジャックモリソンの後を継いだ現オーバーウォッチ司令
  • オリーサ
    • 嘗て戦ったOR-14アイディーナの流れをくむ最新機体
  • マーシー
    • オーバーウォッチ時代の医療主任
  • アナ
    • 長年連れ添った戦友の一人
    • 現在もともに戦う相棒
  • モイラ
    • 嘗ての親友「ガブリエル・レイエス」を化物に造り替えた張本人
    • オーバーウォッチ崩壊のきっかけの一人

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