citrussinのチラシの裏

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etax(マイナンバー)で青色申請するのに詰まったので、必要な手順を箇条書き

病気のため二年ほど更新停止させていたブログなんですが、ある程度なんとかなりそうなので恥ずかしながら戻ってまいりました。
お久しぶりですm(_ _)m


さて、今年初めて青色申告+etax+マイナンバーで確定申告を行うことになりました。
そして、いろんなサイトをたらい回しにされました(´・ω・`)


なので以下は、2021年4月15日期限の確定申告(2020年度の申告)におけるetax申告ソフト導入の進め方についての備忘録です。
「今年始めてetaxを利用する人」のなかで、「windows10のPC」を使って「マイナンバー方式でのetax青色申告」を行いたいが、「etaxソフトを立ち上げるところまでの動線がわからない」かつ、「マイナンバーをすでに所持している人」の役に立つかもしれない・・・・・・情報です。


つまり、私と同じく、freeeでの申告のためマイナンバーカードは用意したものの、あと3日後に迫った納付期限に今更悩んでいて、かつ「etaxのホームページに行ってもどこを見ればいいかわからなかった」という人への共有です。
もしかしたら、世界で一人ぐらいは、私と同じ人がいるかも知れないので。


必要なものと手順

必要なもの

★マイナンバーカード
もし今持ってない人は、もう今年度はパスワード方式での申告になります。


★マイナンバーカードを作成時に決めたパスワード一式
普通は、そのときにもらった書類に書かされてると思います。


★マイナンバーを読み取るカードリーダー(対応しているスマホを持っているならそれでも可能)
普通に電気屋に売っているので、持ってなくても間に合います。
また、後述する「JPKIクライアントを入れる」にてそのカードリーダーが使えるかのテストも行えます。
持ってない人はカードリーダーを入手しましょう。
(個人的には、スマホでのリーダーはバグが多い印象です。後述するJPKIクライアントでのテストを実行推奨。家電量販店に行ってSONYのPaSoRiあたりを買うのが手堅いですが、3000円ぐらいかかります。)


★真っ当に動くPC
先にwindows updateを最新にしておきましょう。
windowsのverによってはカードリーダーやetaxソフトが動きません。
ちなみに、もし最終的にetaxソフトが動かなくても、カードリーダーが使えるならwebから「etaxソフト(web版)」が使用できるので安心してください。
(web版は機能に制限があるetaxソフトです。制限があるとはいえ、普通に申告はできます)

手順

使用するブラウザは、chromeかmicrosoft edgeを使用しましょう。

  1. etax公式サイトから国税局へetax開始届を出して、etax用IDをもらいます。
  2. JPKIから認証用クライアントを入手しインストールします。
  3. (任意)JPKIクライアントを開いて、カードリーダーからマイナンバーを読み取れるか確認します。
  4. etax受付システムに、マイナンバーカードでログインし、その過程でetax用IDを入力します。
    1. (この時点でマイナンバーと開始届の情報が結合されます)
    2. (ログイン後、JPKI認証局のソフトインストールを求められますが、手順2.で行った場合は不要です)
  5. etaxソフトをインストールし、初期起動時にマイナンバーでログインを行います。

以上。

各手順のリンク

1.etax開始届を出して、etax用IDをもらう

  • etax 開始届ページ

www.e-tax.nta.go.jp

まずはここの手順に従い、ルート証明書インストールを行ってください。

その後、上記ページの最後から飛ぶか

  • etax 開始届申請ページ

www.e-tax.nta.go.jp

ここから開始届出書を作成してください。


私と同じく個人事業主ならば、「開始届出書(個人の方用)新規」になります。

その後はページダイアログに従い、下記手順をこなしていきます。

開始届ダイアログ
開始届ダイアログ


納税地の入力については、納税地と納税する税務署を入れます。
納税地は開業届に書いた住所で、個人事業主ならば大抵は自宅か事務所です。

パスワードと暗証番号を決めて最後まで行くと、etax用のIDの書かれたページがポップアップし、このページを保存しておけ!と言われます。
なくさないように保存しましょう。
右クリックでのページ保存、印刷(またはPDF化)、全体スクリーンショットのどれかをやっとけばいいと思います。

これでetax用の開始届は完了です。

2. JPKIから認証用クライアントを入手しインストール

受付システムへ行く前に、先にJPKIクライアントを入れておくことをおすすめします。
というのも、JPKIでマイナンバーカードを読み取れなければそもそも前提が崩れるからです。
先に不安点を潰しましょう。

  • JPKI公式HP

www.jpki.go.jp

  • クライアントソフトの入手ページ

www.jpki.go.jp

入手ページの「パソコン版のダウンロードとインストール」欄から、「windowsをご利用の方」(Macの人はMac用)を選んで進み、クライアントソフト(JPKIAppli03-03.exe)をダウンロードしたら起動して、そのままダイアログに従いインストールします。



終了。

3.(任意)JPKIクライアントで読み取り確認

この手順はスキップ可能です。
が、一応確認しておくと心に余裕が生まれます。

マイナンバーカードとカードリーダーをPCにセットアップしたら、windowsの「スタート」から「JPKI利用者ソフト」を立ち上げます。
さっきインストールしたところなら、「最近追加されたもの」欄にあると思います。

初期設定をダイアログに従いすすめ、下記画面になったら動作確認ボタン(丸で囲ったところ)を押してマイナンバーを読み取ってください。
(マイナンバーカードでログインの際に、マイナンバー作成時に決めたパスワードが聞かれます)

JPKIクライアント
JPKIクライアント


OKが出たら問題ないです。
出なかったら、エラーメッセージをgoogle先生に聞きましょう。

終了

4.etax受付システムに入る

  • etax公式HPの受付システムページ

www.e-tax.nta.go.jp

上記リンクの内容に従い
利用規約=>利用環境の確認
とすすめ
(3)事前準備セットアップ
にて、指示されたexeファイルをインストールしてください。
ダイアログに従い正常にインストールできたら、
ページ最後の(5)利用する から、ログイン画面に飛びます。


ログイン画面に飛ぶと、サイトが勝手に「ここまでの前提条件が全部クリア済みか」を確認し、クリアされていない場合どうすればいいかのポップアップダイアログが出ます。
それに従って、使用環境を整えましょう。


その後、カードリーダーとマイナンバーカードを接続している状態で、「マイナンバーでログイン」すれば、開始届のIDを聞かれます。
開始届でもらったIDとパスワードを打ち込みましょう。
(マイナンバーカードでログインの際に、マイナンバー作成時に決めたパスワードが聞かれます)


すべての手続が完了したら、終了

5.etaxソフトをインストール

本番です。
www.e-tax.nta.go.jp

開始届申請の手順にてルート証明書は取れているはずなので、
(4)e-Taxソフトのダウンロード からソフトをダウンロードし、インストールしましょう。


インストール後、初期起動時に「税目プログラムを入れろ」といってくるので

  • etax税目プログラムについて

www.e-tax.nta.go.jp
ここを参照してください。
基本的には申告=>所得税=>申告する年度(令和二年)をチェックしてインストールすればいいはずです。



注:使用環境によってはetaxソフトが利用不可能とでます。その場合、web版を利用しましょう。

  • web版etax

clientweb.e-tax.nta.go.jp



e-Taxソフトのインストールが正常に終了したら、起動画面にて「マイナンバーカードでログイン」を選びましょう。
(マイナンバーカードでログインの際に、マイナンバー作成時に決めたパスワードが聞かれます)
etaxソフトが受付システムで登録した情報を引いてきて、正常に立ち上がります。


以上終了。

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