citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチキャラ別紹介:キリコについて

キリコ立ち絵

キリコ(山上霧子)
毒舌家で生意気。勝ち気で活発。狡猾で機敏。
そして何より家族と故郷と伝統を大事にし、道徳心に溢れた女の子。
甘いものが好きで、ドーナツが好物。
(あんた、晩ごはんドーナッツって・・・と母親に呆れられてる)
ろうあ者の友人がいて、日本式手話も得意。
「周りの人を大切にすること」が信条。
母アサとシマダから受け継いだ忍術と、カネザカの巫女である祖母から受け継いだ癒やしの巫術を使いこなすハイブリッドヒーロー。
シマダが瓦解したあと急速に勢力を伸ばしたハシモト組によって支配されるカナザカとハナムラで、人々のために戦っている。


概要

OW2開始時に追加されたヒーラー。
多彩な機動スキル、瞬間高火力、瞬間高ヒール、無敵付与アビリティ、最強のダイブ戦術用ULTを持つチートキャラ。
こまめな弱体化が入り続けているがなお強い。
ただし攻撃もヒールも着弾までラグがあり、立ち回りとプレイヤーテクニックが要求される。
使いこなすとdps並みのキルを量産しつつ、死なず、申し分ない回復出力を叩き出すチームの要となる。
練習量がものをいうヒーローだが、基礎スペックが高いため初心者にもおすすめ。


背景ストーリー

注:様々な変遷で、キリコの背景ストーリーはかなり変更され続けている。
(そもそも公式のトレーラーと公式HPの2つだけ比べても複数の矛盾点がある。)
そのため、このブログでは筆者の妄想を糧に無理やり作った半分二次創作となっていること承知ください。


日本のカネザカ(鉄坂)とハナムラ(花村)で生まれ育った少女。
「カネザカ神社の巫女」を祖母に、「シマダ一族お抱えの刀鍛冶」を父(山上トシロー)に、「シマダでも随一の忍者」を母(山上アサ)にもち、キリコはアサからシマダ忍術の継承者になるよう育てられていた。
当時、シマダ忍者山上アサはシマダの跡継ぎ兄弟(ゲンジとハンゾー)の師匠であり、アサはキリコを育てるうえで、ゲンジとハンゾーと一緒に忍術修行をさせていた。
シマダ兄弟はキリコを実の妹のように可愛がり、特に年の近いゲンジとは一緒に家を抜け出してゲーセン廻りや盗み食いをするなど、特に親しかった。(ゲーム中PTに二人がいると、独自の掛け合いが見れる)
その縁もあってシマダ城によく遊びに来ていたキリコは、天守閣からカナザカの花火大会を眺めながら、楽しい幼少期を過ごしていた。


だが、そんな彼女に転機が訪れる。
キリコ12歳の頃に起きた事件。
シマダ・ソージローの暗殺と、それに付随するゲンジとハンゾーの死闘である。
ソージローの暗殺を実行したのは、シマダのライバルであった暴力団ハシモト組。
彼らはゲンジとハンゾーが消息不明になったあと、混乱するカナザカとハナムラを乗っ取っていく。
その後、オーバーウォッチとゲンジがシマダ組を崩壊させている影で勢力を急拡大させた。
そして、ハシモト組の矛先は、カナザカを納める巫女と、シマダを象徴する忍者の家系、つまりキリコの家族へと向けられる。
OW混乱期、ハシモトはすぐさまキリコの父親を誘拐。
彼に自分たちの武器を作らせつつ、凄腕の凶手であるアサを封じ込めにかかった。
なんとか対抗していたアサも、孤立無援状態でキリコを守り切ることができず、祖母に娘を託し逃走することとなる。

キリコの預けられた祖母の実家(ヤモリ家)で、祖母はキリコを立派な巫女へと育てていく。
山上キリコから家守キリコとなった彼女は、境内の掃除や地域貢献などの巫女の努めを果たしながら、巫術を教えられていった。
霊感が強かった祖母はキリコにカネザカという地への慈しみ、狐神社という神様への畏敬、伝統を守ることの大切さを伝え、彼女とお狐様との間に縁を結んでいく。
やがて、お狐様の召喚が叶うまでになると、キリコは岐路に立たされた。
母から受け継いだ忍術と、祖母から受け継いだ巫女の力。
この2つのどちらを将来の道に据えるか、彼女は選ぶことができなかったのだ。
しかし、絆を結んだお狐様は彼女を新たな道へと導いていく。
忍術の訓練は巫女の精神修行と混じり合い、彼女の守れないものはお狐様が手助けをし、忍術の力は地域への思いを支える技となった。
母からは「行動すること、立ち上がること、正しいことのために戦うこと」という正義のあり方を、祖母からは「伝統を守りと地域を支えていくことが如何に大切で困難か」という心のあり方を受け継いだ彼女にとって、忍術と巫術はもはや溶け合っていたのだ。
こうして生まれた忍術巫女ヤマガミ・キリコは、カネザカを守護する巫女と、シマダ忍者が融合した伝統と最新のハイブリッドヒーローとなった。

時は経ち、大好きだった祖母が亡くなった頃。
キリコも両親の置かれている状況と相対するときがやってきた。
東京にいる父トシローがハシモト組の監視を盗んで送っていた手紙の数々。
ハシモト組がカネザカとハナムラの人々に行う傍若無人な振る舞いにも我慢がならなかった。
キリコは、故郷に平和を取り戻すことを誓い、名乗りを戻す。
私は、トシローとアサを両親に持つ、カネザカの巫女。「山上キリコ」である、と。

カネザカの地に舞い戻ったキリコを待っていたのは、「カネザカのヨーカイ」を名乗るギャング集団だった。
無軌道で無計画で、しかし地元が好きな若者連中があつまって、精一杯ハシモト組に抵抗していたのだ。
キリコの知恵と天性のリーダーシップが加わったことで、「カネザカのヨーカイ」はただのギャング集団ではなくなった。
影響力は日増しに膨らみ、ハシモト組も無視できないほどになっていった。

ハシモト組傘下が襲われたり、”稼業”中に奇襲されたり、”物資”の輸送ルートが妨害されたり。
毎日のように行われる嫌がらせはことごとくハシモト組を混乱させている。
しかし肝心の犯人を潰そうとしても、どういうわけか彼らの影さえ捕まえることができない。
カネザカの住民が匿っているのか、いやいや本当に妖怪の仕業なのかもしれない。
どちらにせよ、お狐様の見守るカネザカを荒らしたその報いを、ハシモト組はとうとう受けることになるのだ。

もってるスキル

●クナイ
キリコのクナイ
父と母から受け継いだ忍術を駆使し、クナイを投げつける。
頭にあたると大ダメージ。


●壁のぼり
シマダ兄弟とともに学んだシマダ忍術。
壁を素早く駆け上る。
ゲンジ、ハンゾーと同じ技。


●快気の御札
キリコの快気札
祖母から習った快気札を5枚前方へ投げる。
札は味方をある程度追尾し、あたった味方を回復する。


●神出鬼没
お狐様の力と忍術を融合させ、味方のもとへと瞬時にワープする。
ワープ直後にはキリコ自身にごく短時間の無敵時間と、浄化(状態異常回復)作用がある。


●鈴のご加護
キリコの浄化鈴
カネザカ神社の巫術。
祖母から習った浄化の札を貼り付けた鈴をなげる。
周囲に短時間の無敵と浄化(状態異常回復)を与える。


●狐走り
狐走り
カネザカ神社の鳥居門と、狐の道を作り出し、お狐様を走らせる。
というか鳥居をくぐる狐が神様の道を作り出していく。
狐は障害物に当たるか一定距離進んだらいなくなる。近くのペイロードに当ててしまうと全く舗装されないため注意。

神の通り道を通る味方と自身は強化され、攻撃力と移動速度の上昇、スキルクールタイムの短縮バフが入る。

初心者向け代表的な立ち回り。

ヒールボット狐キリコ

キリコの基本にして、王道。
安全圏からとにかく強いULTを高回転させて、チームをバックアップする立ち回り。

まず、遠距離ヒールと壁登りを利用して、タンク後ろや後方の安全圏、壁裏からひたすらヒールを連射してULTを貯める。
タンクのHPが許すならdpsへのヒールを厚めに。
OW2からタンクに対するヒールや攻撃に対して貯まるULTポイントが減少した。
ただしタンクが死ぬとキリコが狙われるので、HP半分以下や、やることないときはちゃんと回復してやろう。
ちなみにヒールは予め投げる感覚が正しい。味方が喰らう直前に投げておくと、札射出=>味方が食らう=>札到着という順になり間断なく回復できる。
また、この時間差を利用して、敵集団にDPSが突っ込む直前に敵集団に投げておくという高等テクニックがあるが、難しいので初心者はあまり気にしなくていい。
モイラの余韻ヒール、アナの即着弾遠距離ヒール、マーシーのノールックヒールに対し、キリコは事前ヒールが持ち味といえる。

こうして回復を高回転させていると、結構ULT(狐)がすぐに貯まるので、そのまま味方タンクと敵集団を結ぶ直線に射出しよう。(狐をペイロードや壁に当てないようにしたい)
突っ込んだ味方に鈴とヒールで支援しながらキリコも突っ込もう。
ULTのバフを使ってHPが減ってるタンク以外の敵にクナイを連射。また、可能なら敵ヒーラーも狙いたい。
危なくなったらワープで逃げよう。
その後はまたヒールでULTを貯める。

基本的にULTを投げつけ続ける立ち回りなので、初心者のうちはタイミングとか考えず、とにかく敵の多い方に向けて射出し続け、ULTの扱いになれるのがおすすめ。
強いULTなのでさすがに敵が少ないときは取っておくほうがいいが、出さないまま持ち腐れるのはやめよう。


ULTが貯まるまでの鈴は、基本的に状態異常回復用に使う。
慣れてきたら突っ込んだ味方に投げてあげると殲滅速度が速まる。
こちらもまずは独特の鈴の当て感を養うため、気軽に投げることが大事。


また、ヒール対象がいないならクナイも投げていこう。
胴体40ダメージで貯まるのは少ないが、細かい積み重ねがULTの速度に直結する。

フランカーバトルキリコ

豊富な移動スキルと長射程クナイ、そしてヘッドショット時の高火力を活かして敵後衛をあらすフランカープレイ。
敵後衛の気が散れば間接的に味方を有利にできるという考え方。
そして機動力とバースト火力を持つキリコはフランカーにかなり向いている。
ヘッドショットが当たること前提の非常に腕前が問われる立ち回りだが、ヒーラーが劣勢を打開できるのは魅力。
ただし、ヘッドショット出来ないならめちゃくちゃ非効率なプレイなので自分の腕前と相談しよう。

目的はあくまで敵後衛ヒーラーのキルと、敵の後陣を荒らすこと。粘るくらいなら引くことを考えよう。
というかクナイは無限距離なので、別に自陣に戻って味方を回復しながら投げても強い。
たまーに出張に出たDPSにワープでくっつくぐらいの感覚で、
壁のぼりか、横を取ったDPSにワープしてクナイを数回投げ、1キル取ったらさっさと戻って味方をヒール。その後また出張。
を繰り返す。
(ヘッドショット2回240ダメージでタンク以外ほとんどキルが取れる。取れない敵も胴当て1回40ダメージ加えれば死ぬ)
立ち止まって狙いを定めている敵dpsやヒーラーを狙いたい。


アナなどタンクのヒールを預けられる味方がいる時などは練習のしどき。
ヘッドショットに自信がある。
そもそもいつもはDPSプレイが得意。
という人は、一度試してみよう。
ただし、生半可な実力ではただのお荷物になる。
2秒(3.5回投げれる)で1キルできないなら諦めよう。


たまにクナイ3発1キル確定できる猛者が、延々とキリコでフランカーした挙げ句、戻ってきて狐を撃って、突っ込んでいく。
たしかに強いが、相方のヒーラーとしては滅茶苦茶疲れる。


ほかヒーローとの関係

現在調査中

  • ゲンジ

幼なじみ。ある意味ハシモト組をのさばらせた元凶。ゲームセンターなどで掛け合いがある。

  • ハンゾー

幼なじみ。
二人がPTを組むとハンゾーがアサを心配し、キリコがハシモト組への苦言をもらす。

  • ルシオ

音楽好き仲間。キリコはルシオのファン

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