OW2にて追加された新モード「プッシュ」で使用されるマップ。
ポルトガル語で希望を意味する街、エスペランサ(Esperança)。
the collectiveという会社があり、中心にはポルトガルの国旗がはためく。
エスペランサについて
マップの中心にクレリゴスの塔(ポルト市)っぽい塔や、
海の向こうにサン・ジョルジェ城(リスボン)に酷似した建物がある。
とはいえ、いまいちポルトガルのどこかが判別できない。
後述するラジオの内容を見てもらえばわかるが、オムニッククライシス時に色々あったようだ。
クレリゴス塔前のロボットを相手陣地まで運ぶ。
今のところプッシュマップ自体には、もととなった背景ストーリーがない。
オーバーウォッチ世界でのポルトガルについて
海面上昇という気候変動から故郷を救うべく、ポルトガルきっての天才発明家マルティンス夫婦が生み出した「ガラスの長城」。
”durovidro”と呼ばれるガラス物質により作られた巨大すぎる防波堤は、クライシス時、暴走するオムニック「アヌビス」の猛攻に耐え、防衛基地としての役目を果たした。
Mrs.マルティンスはdurovidroの力でこの困難を乗り越えようと、ポルトガルとスペインの政府を説得。
両国は防衛同盟を締結し、はるかジブラルタル海峡までこのガラスの長城を築き上げた。
公式曰く、「エスペランサにはとある組織(おそらくthe collectiveのこと)が存在し、その組織に所属する新ヒーローが企画に上がっている」とのこと。
ヒーローがthe collectiveから輩出されるとすると、 マルティンス夫妻とdurovidro が関わってきそうですね。
なお、エスペランサ内にあるthe collectiveの室内には、マルティン夫妻の肖像画が飾られ、ガラスの長城の模型が展示されている。
展示室では、durovidroの歴史についてポルトガル語で解説している。
全文は以下。(注:意訳です。)
あのクライシスが起きる数年前まで、ポルトガルは気候変動と海面上昇という課題に直面していました。
この困難な状況を憂いたポルトガルの発明家クラウディオ・マルティンスは、夫である気候学者ヘクター・マルティンス(ベネズエラ人)と共に故郷に戻りました。
そして、このポルトガルで万里の長城(グレートウォール)の建設を開始したのです。
この長城は、クラウディオ博士の発明である' durovidro ' (硬質ガラス)と呼ばれる、ダイヤモンドと同じくらい耐久性のある透明な素材で建築されています。
二人の発明家の偉大な計画は、ポルトガルに明るい未来を約束していました。
にもかかわらず、運命とは皮肉なものです。
オムニック・クライシスが始まると、ポルトガル軍はこの長城を軍の防衛拠点とし、あのアヌビスの侵略に対し果敢に立ち向かい、防衛線を維持し続けました。
世界中のほとんどの国が自国の国境を守るために戦っていたあの時代。
クラウディオ博士はポルトガル政府にスペインとの防衛同盟を結ぶよう説得し、実現させました。
マルティンス夫妻は、このガラスの長城をポルトガルの海岸からスペインと共有する海岸まで拡大し、ついにはジブラルタル海峡まで延長することで、両国の軍を一つに束ねたのです。
ちなみに、ラジオいわくジブラルタルまで延長したそうだが、「ウォッチポイント:ジブラルタル」からガラスの長城は見えない。
どうなってんだ。