前回ホラー・サスペンスノベルをクリアして、さてできればもう一作サスペンス系をやりたいなぁと思いました。
=>前回
www.citrussin.com
で、どの積みゲーを崩すか考えたんですが、個人的にもう「怖い思い」はあんましたくないというか。
ぶっちゃけて言えば。
ある程度の安心感を持ってやれるホラー・サスペンスがやりたい。
自分でも無茶言ってることはわかる(´・ω・`)
でそんな中、前々から目をつけていた「主人公が超頼りになる系名作怪奇サスペンス」
KEMCOの「レイジングループ」がPC(steam)、PS、任天堂全ストアでセール中。
レイジングループ 【同梱特典】特製ステッカー 同梱 - PS4
- 出版社/メーカー: ケムコ
- 発売日: 2018/01/25
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- 発売日: 2018/05/11
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これはこの波に乗らざるを得ないだろう( ´∀`)bグッ!、と。
購入しプレイし、一気読みしてしまい、クリアしました。
素晴らしい怪奇譚。素晴らしいサスペンス。
そして、評判に偽りなしの主人公。
期待以上に面白い傑作でした。
ということで極力ネタバレを避けながら雑記感想。
注:この記事は「 レイジングループ」の致命的でない軽いネタバレを含みます
ケムコ(KEMCO)とは
ファミコン-スーファミ世代の私としては、なんともはや懐かしい名前なんですが。
生きてたんですね。
鈍色のバタフライ創ったのって、ケムコだったんですねΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
ケムコ自体はファミコン時代から活躍するかなり老舗のブランドです。
超バカ死にゲーの「シャドウゲイト」とかが有名ですね。
ニコ動では、なにやらインドラの光も有名ですねー(棒)
現在はコトブキシステムがコトブキソリューションに吸収され、ケータイ用アプリゲームなどで活躍されています。
流石にスタッフはかなり世代交代しているかと思います。
RPGやSLGのほかADVも手がけており、第1弾『鈍色のバタフライ』を皮切りに「ケムコのADVシリーズ」というべき一連の作品群があります。
ADVチームは、シナリオライター:amphibian氏やプログラマーの柳澤氏などを中心に少数メンバーでの開発をされているそうです。
=>レイジングループ製作者インタビューより。
www.famitsu.com
私もレイジングループの前作「D.M.L.C. デスマッチラブコメ」は気になってました。
とはいえスマホゲームはやる気が起きず、WiiU移植されたのには全く気がついていませんでした。不覚(;´Д`)
基本は「シークレットゲーム、インシテミル、殺戮ゲームの館、ダンガンロンパ」とかでおなじみのクローズドサークルデスゲームを扱う作品が得意。
どれもスリラー、サイコ、みんな容赦なく死んでいく残虐表現を兼ねるサスペンスであり、
デスゲームを強制され、徐々に人間模様が変わり、どのキャラも最初の印象から大きく変わるという心理描写やキャラ描写に長けているチームです。
2周目特典で、「そのときこのキャラは実はこんなことを考えていた」という【暴露モード】がアンロックされるのも共通した特徴。
(逆に言えば)基本メインルートは主人公の主観で語られることになり、暴露モードで様々な隠された意図を知ることになります。
(そのため、ファンの間では【ケムコADVは2周目からが本番】との評価が多いとかなんとか)
ケムコADVシリーズは現在5作品あり、発売順で
- 鈍色のバタフライ
- トカビトノセンリツ
- D.M.L.C. -デスマッチラブコメ-
- 黒のコマンドメント
- レイジングループ
公式サイト=>ケムコのゲーム|トップページ
を見る限り、「黒のコマンドメント」のみamphibian氏ではなく別のライターがシナリオを担当しています。
作品は大まかに
「鈍色=>トガビト=>黒のコマンドメント」の「死のやり取りをする中で、隠された人間関係が暴かれる暗黒青春劇」シリーズ
と
「DMLC=>レイジングループ」の「怪奇現象ジンクスを根柢とするサスペンス怪奇譚」シリーズ
という2種類の世界観を持っており、シリーズの作品間は強く、2シリーズの間はそれぞれ緩やかにつながっています。
いわゆる「ハイパーリンク」(別作品のキャラをサブに登場させながら、さりげなく作品間の繋がりをほのめかせる)ですね。
ただ、メインストーリーはその作品単体で収拾がつくようになっているので、初めてプレイする人も安心して問題ないです。
どうシンクロしているか・・・などコアな部分は「エクストラシナリオ」や「暴露モード」、「おまけ話」などで詳しく話しされます。
あらすじ
おおかみをくくれ。
よみびとを絶やせ。
「人狼村」の禁忌を暴き、
「死の円環」をうち壊せ。
「おおかみ」信仰の息づく地・休水(やすみず)には、奇妙な言い伝えがある。
夕霧が立つとき、死者が黄泉返り、人狼が嘗ての恨みを晴らすべく生者を喰らいに来る。
村人たちは「黄泉忌みの宴」を開き、生者に紛れ込んだ人狼を見つけ、首くくらねばならない。
そのために「怪しい人物を、たとえ家族だろうと処刑する」
狭い集落で家族同然に暮らす隣人たちが、親しい人を、殺す。
古来より続く殺人儀式。
失恋を振り切るためにバイク旅行をしていた主人公:房石陽明は、山中で道に迷い、挙げ句事故でバイクを壊し、さんざん彷徨って見知らぬ女性に助けられ、休水へとたどり着く。
彼女の誘いで一泊し、一夜明け、改めてその山村を見て回るとそこは奇妙な場所だった。
隔離された集落、人の良さを感じるものの排他的でよそよそしい住人、奇妙な風習と信仰、それを取材に来たルポライターの二人組。
住人からは「とにかく早くここから出たほうがいい」と仕切りに急かされ、彼は早々に集落を去ろうとする。
しかし、突如発生した夕霧がまたたく間に山村を満たし、住人たちのパニックに巻き込まれ、そして・・・・『怪物に襲われて死亡し』
気がつくと、陽明は山中で迷ったあの日に戻っていたーーーーー
再度道に迷い、集落に導かれ、霧が立ち込め・・・そして記憶を取り戻し。
謎の「知るはずのない死亡時の記憶」に戸惑いながらも、陽明は二度目の休水では死の運命から逃れた。
しかし翌日、またもや奇妙な光景を目にする。
霧が立ち込め、視界の通らぬ山村。
到底人の手ではなしえない姿で殺されたルポライター。
集会堂に集まる住人たちの、奇妙な儀式。
曰く、かつてひとが殺めた神の使い「おおかみ」が復活した。
住人を殺して入れ替わっているおおかみを、皆の合議で選んで「くくる」べし。
恐るべき処刑儀礼「黄泉忌みの宴」
迷信。狂気。怪物。怪奇。
幾度もの死を経ても、霧からは逃れられない。
故に、霧の中でゆらめく数々の怪異を暴かねばならない。
そのためには、死ななければならない。
死んで、黄泉がえり、やり直し、情報を集め。
そしてそのために、
投票に勝って、他人を処刑せねばならない。
ココは、霧に囚われた狂気の集落。
陰惨な儀式が残る、現代の人狼村。
「汝は人狼なりや」でお馴染みの、いわゆる人狼ゲームを題材にしたホラー・サスペンスです。
ノベルゲームとループ・サスペンス(ミステリ)ものはかなり相性がよく、様々な作品が出され、ファンも多いですね。
怪奇譚でループもので閉鎖で・・・といろいろ共通項を絞っても、「infinity(Never7)」「クロスチャンネル」「ひぐらしのなく頃に」「3days」。。。まぁ数え切れませんね。
人狼ゲーム✕ループ物✕怪奇譚なストーリーは、コレ系が好きな人は大好物のジャンルと言えるでしょう。
山奥の閉鎖的な寒村で行われる謎の儀式「黄泉忌みの宴」に巻き込まれた主人公:房石陽明が、「なぜか死んだら最初に戻ってしまう」ことを駆使して事件解決に挑みます。
そもそも「黄泉忌みの宴」自体が、「死者が黄泉返り、人狼が生者を襲う」という言い伝えから端を発する儀式であり、
主人公は山村内の宴の儀式だけでなく”黄泉返り”そのものに巻き込まれた形と言えそうです。
雰囲気たっぷりの怪しげな集落。
人が人を理屈をつけて殺そうとする異常な空間
一筋縄ではいかないキャラクターたちと、一筋縄ではいかない宴を開き、そして事件の解決を目指しましょう。
安心してください。
この作品内で最も頼りになるのは、我らが優しき悪党 主人公:房石陽明さんです。
幾つか知っておくといいこと
ゲーム版の違いとどれで遊ぶか
このゲームは、スマホアプリ、vita、ps4、switch、PC(steam)でプレイできます。
スマホアプリと違い、コンシューマ版は、フルボイス化、CGの追加、隠しルート追加など、かなりの新規要素があります。
コンシューマー版は、スマホアプリ版に多量の追加要素を加えた完全版であり、基本的にはコンシューマ版を推奨します。
ただし、アプリ版は「途中まで無料で読める」という点があります。
そういったところからも、(アプリ版はCS版と比較すると色々と不足している事も踏まえ)あくまでアプリ版はシナリオ体験版とみなすほうがいいでしょう。
さて、CS版をどれで遊ぶかですが。
まず中身は全く同じであり、持っている機種が少ないならそれを選んで問題ないです。
下記は複数機種を持っている人向けの話です。
まずVITA版は一番最初に発売されたものであり、セールの多さも相まって手に入れやすさではTOPです。
ただし、ロード時間が長いという欠点があります。
スキップ速度もCS版の中では特に遅く、プレイ感想の中には「チャートやバックログを開くだけで数秒待たされる」との声も。
暴露モードという『ガンガンにスキップしまくりながら読む2周目』が存在する以上、ロードの長さは結構気になりやすいと思われます。
PS4は間違いなくロード時間や処理能力、出力能力ではTOPです。
しかし持ち運びできず、常にTV、モニタ前でプレイする必要があります。
ただ、リモートプレイすれば、寝転びも可能でしょう。
switchは、この中でも最も使い勝手のいい機種だと思います。
そこそこの処理能力、持ち運びのしやすさ、画面の大きさ、どれをとっても不満が出にくいスペックを備えています。
PCはsteamです。PCなのでスペックにはある程度融通はききます。
持ち運びしたければノートパソコン、steamLink、winタブレットなどを使うという選択肢が出てきます。
=>steamLINKについて
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私はswitchを選びました。
ノベルゲーム、シナリオゲームをプレイするハードとして、switchは非常にバランス良く整った性能を有しています。
個人的に、サターン=>DC=>(中略)=>PSP=>VITAと受け継がれてきた「ノベルゲームCSハード」の系譜は、次は任天堂Switchに受け継いでいただきたいです。
BADやヒントやカギ情報もみておいたほうがいいよって話
幾つか、「見なくてもある程度中身が想定でき、ルートにも関わりませんが、読んでおくと話の理解が深まる」というものがあります。
このゲームには、「見ても攻略には一切関係ないBADEND」が大量にあります。
別にメインストーリー理解上は踏まなくても問題ないですが、一応その都度選択肢を踏んで見ておくといろんな事が憶測できて面白いです。
どうせ、隠しENDを出すために後で回収するはめになりますし。
また、古き良き『教えて知得留先生』や『タイガー道場』こと「死んだときのヒントコーナー」があります。
- END後のヒントコーナー。
こちらも見ておくと、死因に因んだENDタイトルや死亡原因などを提示してくれるので、端々からいろいろ憶測が出来て楽しいです。
またこの場合、【ヒツジ数え】に入るとチャートが開けない上日付変更時のロードが1secほど入るので、最低でも「今回はココまで、次も頑張って」のところでチャート開いて飛びたくなるでしょう。
まぁ、何度か聞いたら意味がわかると思います。
ちなみに、「真相に至る鍵」を手に入れるとヒツジ数えのあと主人公までもが「情報は十分揃った。次はXXXへ行こう」と言い出すシーンが入ります。
まぁ、これも無視しても全く問題ない話です。
また、カギの情報をメニュ=>keyから参照できます。
こちらも入手したときにでも見ておくと、現状が整理できるので何かと楽しいです。
推奨攻略順とルート解説
ぱっと答えるなら、全BADを回収しながら進む場合
「選択肢を全部上から選んでいく。鍵20入手以後はヒツジの言う通りチャート2.=>6. =>5=>4.の選択肢で順に開け鍵を集めて、真ルートへの
が推奨攻略順となります。
(隠しENDについては、後述「暴露モードと隠しEND」を御覧ください。)
解説します
基本的にこのゲームは一本道です。
コレは、主人公が
選択肢に入るには情報(鍵)が足りずバッドエンドを迎える=>バッドエンドにて得た情報(鍵)を使って、新たな選択肢を選べるようになる=>ハッピーエンドになるまで死に戻りながらあがく。
という構成であるため。
各BADエンドには、鍵を入手する「死んだけど重要な情報を得られたEND」と、何も手に入らない「ただのBAD」の2種類があり、本ルートは幾つもの鍵(重要な情報)を開けた先に存在します。
よって、このゲームを読み進める際には、鍵BADを踏みながら本ルートへ入り、全ての本ルートENDにて(1,3や20といった)特に重要な鍵を手に入れて、真ルートに向かうという手順を取ります。
故に(どう攻略しようが鍵が進行管理を行うので)、基本的には死に戻りを含めた一本道になるため攻略順は気にしなくていいことになります。
で、選択肢は(基本的には)「即BAD≧鍵入手即BAD>(鍵ルート)≧正解ルート≧(真ENDルートへの布石)」の優先順に並んでおり、「重要でない選択肢ほど上」になります。
なので、一切のバッドエンドを取りこぼさず最後のトゥルーまで行きたいならば、
「選択肢を上から順に選び=>死んだらその前の選択肢に戻って選び直す」
とするのが基本です。
ちなみに非常に親切なことに、このゲームではBAD選択を選んだ時点で、以降は選択肢なしでBADENDへ直行します。
複数の選択肢にまたがりBADする・・・・とかは無いので、間違ったかもとか悩まなくていいです。
(なんなら、選択肢後の1シーンを超えたときにチャートを開けば、次のシーンに×印=デッドエンドシーンの証が書いてあります。)
- 大事な選択肢は、鍵がないと選べない。
- バッドエンドの場合、即座に回収される
- ×印がついてるチャートはBADEND。
逆に言えばある程度読み進めるとどの番号の鍵がクリティカル情報なのかがある程度見えてくるので、「ここでこの番号の鍵かかってのかよ!!」とか「この選択肢ってクリティカルなんだろうなぁ」とか「このシーンは、もう一回戻ってくる価値があるシーンなのか・・・」とかいろいろ考えてしまいます。
それもまた面白い。
こういう「戻ってこれる選択肢から微かに予見できる意外性」は、ループものの大きな楽しみですね。
さて、一本道といいましたが、2つ例外があります。
本ルート3つ全てを一度解決させた時に入手できる「鍵No20」。
そして、鍵No20を使ってチャート2の選択肢を開けたときに手に入る「鍵No3」。
2つとも前述した「真ルート」へ進むための情報を集めるカギです。
この「各チャートに散らばった情報を集めて真ルートを探す順番」はプレイヤーがある程度好きに選べます。
つまり、3つ全てを終えた後にどう進むかは複数ある(ように見える)ということです。
まぁ、実際は一本道なんですが(・∀・)
さて、まず鍵20を使う選択肢は【2.濃霧】と【5.機知】の2つあります。
また、【2濃霧】で新しい鍵を手に入れた後、【6.暗黒】と【4.潜入】をどちらも開けるようになります。
ただ、一応、製作者の代弁者たるヒツジくんは、鍵20を手に入れたときのヒントにて、次に進むべき選択肢を示しています。
その順番は
2=>6=>5=>4
ヒツジくんは、まず【2.濃霧】の選択肢を開けてくれといいます。
で、【2.濃霧】を開いた先のENDでは(5を無視して)次は【6.暗黒】に飛べとヒントを出し、その後6が終わった後に【5.機知】も見ておいてくれとヒントを出します。
そして5を見ると、2をすでに開いたなら次は【4.潜入】に行ってくれといいます。
ちなみに、2でなく5や、2=>4と進んだ場合、その都度「次に行くべき選択肢」を示すヒントの文言も一部変わりますので、別にどう進んでも問題はありません。
一応書いておくと、
【5.機知】の選択肢の先は【2.濃霧】と【6.暗黒】で聞ける話がないと理解が中途半端に終わる可能性があります。
もちろん5=>2でも十分理解できる内容に仕上がっていますが、より理解しやすい流れは2=>6=>5でしょう。
なので、製作者としては、悩むぐらいなら2=>6=>5=>4で進んでいってほしいということなんでしょうね。
ということで、最初に書いた
「選択肢を全部上から選んでいく。鍵20以降はヒツジの言う通り2.=>6. =>5=>4.の選択肢で順に開け、真ルートへの鍵を集める」
が妥当な攻略と言えると思います。
暴露モードと隠しENDについて
まず暴露モードについて
全ルートをクリアすると、「シナリオ中、他キャラが何を思ってたか、主人公がいないところで他のキャラ(例えば人狼側は)何をしてたか」が暴露される暴露モードが解禁されます。
様々な「些細な未解決の謎」や「なんとでも考えがつく違和感」の回答がもらえます。
それ以外の暴露も興味深い話が多いので、読む価値は十分あります。
(ヒツジの言う通り)☆がついたチャプター(暴露モードで暴露されるエピソードがあるチャプター)に飛びつつ、当然一から読み直すことになります。
というか、ほぼすべてのチャプターが☆付きなので、基本的には最初からもう一度全部巡り歩くと良いでしょう。
スキップを併用すれば、かなりすばやく全編読み直すことができるので、そこは安心してください。
暴露モードはデッドENDやクリアEND後のヒントコーナーにも及びますので見逃しに注意。
ヒントコーナーの暴露はタイトル=>アルバムから各ENDのヒントで見ることも出来ますが、暴露モードでシナリオを進めていくついでに見たほうが、より「言ってることがわかりやすい」でしょう。
ココでの暴露は当然「死因についての暴露」なのだから、アルバムから一気観しても何のことを言っているかわかりにくいと思われます。
次に隠しENDについて。
実はこの暴露モード中に「☆がついてないのに暴露モード中に新たな選択肢が追加されるチャプター」が2つあります。
正確に言えば「2周目限定の隠しEND」が2つあるんです。
まぁ、ちゃんと読み進めてれば絶対気づく場所にあるし、各所にヒントも書いてますし。
全然ヒントに気が付かずに暴露モード読んでて、初めてみたときは「なんじゃこりゃ!?????」ってなりました(・∀・)
隠しENDは、BADも含めた全ENDをクリア後、暴露モードONで
- 【6.暗黒】の最後から二番目【XXXに答えよ】の選択肢
- 【6.暗黒】最後の選択肢
に行くこと。
クリアしたENDは、タイトル画面のアルバムより埋めたリストが見れますので、もし選択肢が出ないなら見てみて埋めてみるといいでしょう。
ただし
この隠しENDは、暴露モードで全ルート(最低限でも真ルート以外全て)を読んでいることを前提とした話。
暴露モードで語られる”さらなる真実の一端”を知っていること前提に話が進みます。
まさに「全クリしたのに、暴露モードも読んだのに、まだしつこく黄泉がえってるよこいつ」に向けた慈悲深いENDです。
ということも、考慮に入れるとスムーズかと思います。
また、BADENDにも注意。
トゥルーをクリアした後にタイトル=>アルバム=>エンディングリストを開くと、BADエンドリストは27個あると思います。
ですが、このゲームのBADは26個です。
最後のは、トゥルークリアー後に出る「開発秘話おまけ話」です。
読み忘れする人いそう(・∀・;)
さらに言えば、この開発秘話にも暴露モード有効です。
基本的にクリア後は常に暴露モードONでプレイするといいでしょう。
古き謎めいた因習に死に戻りで立ち向かう人狼サスペンス
問題=>謎解き=>解決を経るサスペンス・ミステリ構成
ホラーにしてサスペンスにして、怪奇ミステリであるこのゲームは大まかに三段階のフェーズを持ちます。
すなわち、
前半、集落の中で行われる暗鬱とした黄泉忌みの宴を勝ち残っていくホラーサスペンスフェーズ(問題)
中盤、鍵を集めるために様々なルートにて情報を収集し、この奇怪な宴を解き明かすフェーズ(謎解き)
そして最後に終盤、全てと決着をつける主人公大活躍フェーズ(解決)
という構成になってます。
問題フェーズは、徹底的にサスペンスでサイコでホラーで、まごうことなきミステリです。
いい感じに怪奇してくれます。
大まかに3人のヒロインルートを順繰りに進み、各々のパートナーと共に人狼に立ち向かっていくことに。
そして、一旦全ヒロインのルートを攻略ーーーつまり全てのルートの人狼ゲームを行き着くところまでいくことで、ようやく宴の真実の一端が明かされます。
故に3メインルート+1トゥルーで4ルートということもできるのでしょう。
多様で一筋縄ではいかないキャラクターたちに、共感と疑念と、溢れんばかりの思い入れを背負います。
中盤の謎解きフェーズは情報集めです。
鍵を使い、様々な死に戻りルートにて、様々な人と会話し、解決の糸口を探します。
延々と頭を悩ませながら来た人は、「ああ、だからこれがそうなのね」といろいろと楽しめるフェーズでもあります。
コレまで絡まなかった人、コレまでわからなかったこと、様々なことが断続的に明かされていく、コレもまたサスペンスでは重要な章でしょう。
さらに言えば、問題フェーズで固まっていた複数の人物に対する印象が次々とヒックリかえされることでしょう。
全てハッピーエンドに持っていくための解決フェーズ、真ルート。
房石さんと共に、この人狼ゲームを真の解決に導きます。
まじ房石さんカッコいい。
もうそれしか言うことが出来ない。
先が気になる怪奇ホラーとサスペンス
まず称賛したいのは「怪奇・サスペンスホラー」として非常に良く出来ており、それが「先へ先へ読んでいきたい」という欲求につながっていることです。
雰囲気たっぷりな山村での、意味深な言い伝えと奇妙な儀式。
そして、そこにある怪異にたいして手探りで「ルールとタブー」を探していく。
この人狼村には、宴の儀式(人狼ゲーム)を行うための「ルール」と、それを司る申奈さまなどの「見えないタブー」があります。
さらに儀式のルールの中にも、口伝が失伝しているものや、人狼だけが知っているもの、あえて語り継がれないものなどがあります。
そんな複雑に絡み合った条件を、死に戻りに耐えながら模索していく。
非常に楽しい体験でした。
比較的わかりやすい「伝承にそったルール」を元に主人公は人狼村を攻略していきますが、当然あらゆる想定外やミス、原因不明の死に戻りを引き起こします。
次々に死に戻り何度も宴にチャレンジしていきますが、最初に知らされているルールだけでは「なぜ起こったのかがわからない」意味不明な現象が起こります。
そのため、「これはまだ知らないルールやタブーがあって」「それを読み解かないと宴には勝てない」とまざまざと見せつけらることになります。
加えて宴の完遂(人狼ゲームのクリア)だけではこの宴を終わらせることが出来ません。
「主人公がループする理由」や「主人公が最初の初日で死ななかった理由」、そしてなにより「この宴を司る現象のルール」と言った、この事件を司っているルールを解かない限り、どれだけ蘇りで得た知識で人狼を勝っても、話は終わりません。
全て見えない霧に阻まれて終わります。
ここで、敵が人狼だけでないことに気がつくわけです。
何度も何度も死に戻り宴のルールを探り、秘匿されたルールを見つけ、すべての解決への道筋を見つけ出す。
コレが本当に良く出来ている。
次の展開が読めないにもかかわらず、その根柢にはある種の「一貫性」があり、それを読み解きながら人狼を勧めていくという二重のサスペンスにめっちゃ興奮しました。
練り込まれた「現実に起こりうる人狼ゲーム」
そして第二に、ベースとなる「人狼ゲーム」が巧妙にストーリーに溶けており、「人狼ゲームの再現度が高いにもかかわらず、本当に現実に起こっているかのような臨場感」を掻き立てているところです。
このゲームは、開発秘話で語られるように
超有名なアナログパーティーゲーム「汝は人狼なりや?」(人狼ゲームとも)をベースに、
人狼のルールへ設定や逸話を盛りまくりごってりホラーテイストにして、
「寂れた山村のオドロオドロしい奇習」が舞台の和風サスペンスを描く。
ってやつです。
「人狼ゲーム」を現実にやらせるための「黄泉忌みの宴の因習」
人狼ゲームのルール整備上必要な、人狼や占い師等の能力者(宴では加護者)を割り振るための「腹に描かれる血の印」
人狼ゲームのルール外行動(そもそも逃げたりとか、夜に人が集まって密談するとか)が行えない理由付けとしての「ケガレや超常的現象」
それに加えて、「人狼ゲームで起こりがちなセオリーや負けパターン」が自然に起こるプロットや暴露モードで明かされる「行動や言動に隠された意図や意味がある」という人狼ゲームの面白さの根柢。
全てが人狼のルールに寄り添うにもかかわらず、様々に練られた設定が、ゲームでしか無い人狼を実際に人が死ぬホラーとして昇華しています。
人狼ゲームを知っている人も、知らない人も、それぞれにいろんな憶測や推測を考えながら楽しめる作品でした。
憶測や気付きを与える仄めかしが素晴らしい。
この作品には数多くの「あ、もしかしてこれはこういうことなのかな?」「なるほど!だからXXXXは〇〇〇〇だったのか!!」が潜んでいました。
ときには大胆に、時には露骨に、時には奥ゆかしく、時には影だけが。
最終的に主人公が全ての情報を集めきり、気付き、種明かしするそれは、その度にワクワクが呼び起こされます。
先に気づいたときは、その理由のわからぬミッシングリンクに、得体の知れない闇の深さを感じ
主人公とともに気づいたときは、謎を解明する喜びに満ち溢れ
そして、全ての違和感が真実への道と向かっていく伏線回収の鮮やかさ。
暴露モードでさらなる姿を見せられたときは「もう一段深いのか!」と驚嘆さえ覚えました。
また、テキストの言葉遣いもかなり気をつけて伏線や韻、”意味ある言葉”が使われています。
真ルートや暴露モードで明かされる様々な「その言葉がなぜその言葉だったのか」は、とても緻密に計算されていて、まさに「口先で勝負する」という人狼ゲームを舞台にするにふさわしい内容だったと思います。
特にこの人狼ゲームにおいて最も大切な「信じてもらうこと」、あのシーンであんな使い方するとは思いませんでした。
また主人公が使う例のあの文言(クリアした人ならわかる)や、「なるほど、なるほど」など、印象深い口癖、言い回しも素敵です。
総じて実に巧妙な物語でした。
魅力あふれるキャラクターたち
史上最悪の外道にして、最も頼れる名主人公
シナリオライター曰く、
「KEMCOのノベルゲーム史上最悪の歪曲系主人公」
です。
その言葉に一切の偽りはありません。
っていうか、こんなんまだオブラートに包みまくっている表現です。
本当に歪みまくってました。
最後まで、いや最後を超えて暴露モードに入ったらもっと歪んでました(*´∀`*)
まぁぶっちゃけ最初は
「何だこの棒読み主人公???」
と思いました。
すっげー棒読み。すっげー違和感の塊。
ですが、読み勧めていくと
この絶望的な宴において最も頼りになるのは間違いなくこの房石陽明であると思い知らされました。
それからは、終始「落ち着きすぎてて気持ち悪いwwwこの主人公が一番怖いwwww」ってワクワクしっぱなし。
1ルート攻略したころには、この棒読み感も「サイコパス度を際立たせる一種のスパイス」として愛着が湧いて癖になってました。
っていうか、心がまるでこもってない様に聞こえるせいで何処か「ひとを悪道に落とす邪教宗教者」っぽくて最高。
最悪のド外道、本物のクズ、変わり者だらけのこのゲームに置いて作中一番の狂人。
悪党、悪魔、サイコパス、キチガイ、女の敵。
どれだけ並べてもキリがありませんが、それを上回るレベルで何よりも頼りになる精神的主柱にして、魅力あふれる最高の主人公です。
外道ですが下衆ではないです。
クズですが醜悪ではありません。
どこまでも優しい悪党。
そして間違いなく稀代の女ったらしです。
こいつは、どんな事があっても気を保ち、何をしても何があってもSAN値が減りません。
どんなに殺されようが、どんなに親しい人が死のうが、どんなに鬱展開が襲いかかろうが、
絶対に折れない。絶対諦めない。
何なら、積極的に鬱展開に加勢する。
どれだけ愛していても、どれだけ心許しても、どれだけ親しくとも。
必要なら他人を見捨てて次に進める。全体の利益を取れる。
そして、一番大切なことをなんなのかを見失わない。
平然と嘘を付き、平然と人を嵌め、平然と必要な人を吊るす。
正直めちゃくちゃこわい。
ああ、でも。ここは人が人を吊るす人狼村。
こんな異常な世界で、この外道のなんと頼りになることか!
色んな人が陽明をけなし、頼り、そしてクズと理解しつつ惚れ込みます。
そして最初に惚れ込むのは、まぁ、間違いなくこの陰惨な舞台に心をハラハラさせる読者でしょう(・∀・)
作中ではかなりモテモテになりますし、それだけの説得力を持つ強烈な個性を持ちます。
特に(鍵20から始まる)真ルートで明かされる数々の衝撃の事実と、暴露モードでのさらなる衝撃の”内心暴露”には戦慄を覚えながら爆笑しました。
シナリオライターの腕前もすごいですし、設定やプロットの緻密さもすごいです。
間違いなくこいつでなければ、こんなハッピーエンドを迎えることは出来なかったでしょう。
本当に全編通して素晴らしい活躍でした。房石くんはマジ魅力的な主人公(*´∀`*)
いやもう、最後のトゥルールートの主人公には興奮しまくりましたし、常に彼を応援してましたね。
クズってこんなカッコいいんだ ヮ(゚д゚)ォ!って。
一筋縄ではいかない宴の参加者たち
「寡黙でなにか隠している屈強な猟師」、「信心深く言い伝えを守る老婆」、「些細なすれ違いでギクシャクする兄弟」、「迷信を信じきれず宴に憤りを見せる兄貴分」、etc,etc,
この黄泉忌みの宴を彩るのは、様々な思いや一物を抱え、一癖も二癖もあるキャラクターばかりです。
最初はちょい役かと思っていたルポライターの二人組までが、こんなに記憶に残るキャラになるとは思ってませんでした。
3ルートを担当する各ヒロインも、様々な面から魅力を放ち、決して枠にハマってくれない「生きている人間」として動いてくれます。
断言しましょう。
プレイ後、宴に参加した全てのキャラクターにそれぞれ思い入れを持ちました。
どのキャラも舐めてはいけません。侮ってはいけません。
デスゲームという特殊な閉鎖空間。
親しいものを疑わなければならないという陰惨な舞台。
そんな中で、千差万別に変わりゆく人間模様と成長譚。
ルートを経る度に「このキャラにこんな魅力があったのか!」と何度も驚かされました。
暴露モードに至っては終始「意外なキャラの意外な内心」に圧倒されるばかりです。
一筋縄では行かないキワモノ揃いで、どんなときも一貫して根底にある信条にブレがなく、確固たる個人を持っています。
どんなに超展開を出そうと、「まぁこの人ならこうなるよね」と納得させられてしまう。
様々なアクの強さを、非常に整ったプロットの元、一貫性を持ったある種の狂気で、彼らをとても魅力的な存在に仕立て上げてます。
このゲーム、卓越した構成力とテキストを持ったシナリオゲーでありながら、
たった一人として捨てキャラがいない素晴らしいキャラゲーです。
ココまで全員キャラ立ちし、ココまで全員活躍するとは思いませんでした。
惜しむらくは、後述しますが「ジンクスシリーズ(というかDMLC)ファンへのサービス」たるメー子とヒツジさんでしょうか。
特にメー子は(宴に参加するにもかかわらず)、ちょっと例外とせざるを得ませんでした。
賛否両論点
主人公が強烈な変人
いい意味で、外道でクズで悪党です。
あくまでも、いい意味でね。
ですが、主人公が外道ってのは・・・・人によっては苦手でしょう。
このキャラの魅力は、プレイしてもらわないとわからない独特のものなので、どんな感じかの説明も難しいです。
「明らかな不審点があるのに、それに主人公が気づかずミスる」ということはほぼありません。
そこは安心ですし、イライラせず読めました。
が、それがある種行き過ぎている主人公というか・・・。
何があっても、どんな状況でも「冷静で頭も回る」キャラです。
しかしそれが逆に「なんだか不気味な主人公」とみなす人もいるでしょう。
「新手のメアリー・スー」と断じてしまう人もいるかもしれません。
私は房石さん超大好きですが、作中様々な人が言う「この人怖い・・」もよくわかります。
間違いなく「共感はし辛い」キャラでしょう。
っていうか、こんなやつに共感するのは人として終わってる(これ、誉め言葉ですからね)
ということをご承知ください。
残虐表現は結構あります
ひどくグロい絵は出ません。
赤い色等で表現された画像が出るだけで、悪趣味なものはありません。
ただテキストは真に迫る言葉遣いが多く、苦手ならばきついものがあると思います。
空想科学、創作的怪異含む
これは、ホラーであり、怪異を含むホラーゲーです。
また、空想科学などもふんだんに含まれます。
ケムコADV独自の世界観である「協会」と「ジンクス」も(表に出ませんが根柢には)流れています。
空想科学やファンタジー的現実感、オリジナル設定を含む現代世界ってのに関しては拒否感や苦手意識を持つ人も多いでしょう。
でも、そこに突っ込み入れるのはどうなんだろう(´・ω・`)
怪奇譚に「そんなこと起きるわけ無いじゃん!?」ってのは無粋ではないだろうか。
まぁとにかく、ゲーム開始時にマスコットが示すように、
「作中の学問知識は、創作を含みます」
です。
承知の上でプレイしてください。
前作キャラや設定等が出る
話に直接関わってはあまりきませんが、裏設定や後日談(エクストラシナリオ)ではケムコの別作品の設定やキャラがバンバン持ち込まれます。
メインストーリー上では知らなくても、「ああ、過去にそういう事があったのね」ですみますが、モヤる人はモヤモヤするでしょう。
特に後日談と暴露モードでは、まじで「???」になる場所が出てきます。
エクストラ5(ヒツジさんアフター)なんて、”ジンクス”シリーズ世界観の説明っぽいですしね。
特にメー子ちゃん。
各キャラが活き活きと動く中、彼女だけは終始謎に満ち、謎のまま終わります。
曰く、前作「D.M.L.C. デスマッチラブコメ」のメインキャラの模様。
暴露モード最後の最後に明かされます。
というか、これ、私DMLCやってないんだが、コレ(メー子の正体と暴露モードで明かしたあれこれ)って知ってても大丈夫なやつなんだろうか・・・(´;ω;`)
しゃあない。検証のためにも棚からWiiU取り出してD.M.L.Cやるか(´・ω・`)
=>DMLCやりました。結果的には「めー子ちゃんくっそかわいい」で楽しみました。
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総括
「汝は人狼なりや」を題材に、現実にあるかもしれない怪奇ホラーに仕立て上げた、傑作サスペンスです。
ループ、怪奇、デスゲームが好きならば、手を出して損はないでしょう。
練られた設定、活き活きと動き回る個性的なキャラクター、唯一無二の主人公、散りばめられた謎と巧妙に張られた伏線。
どうしようもない状況を逆転する快感。秘められた謎を解き明かしていく興奮。
あんなに怖かった童謡が、とてつもなく愛おしい歌に変わった時、終わってしまうのが寂しいと感じてしまいました。
真エンド後の後日談(extraシナリオ)や暴露モード(二週目)に至るまで、非常に楽しい一作でした。
ただし、CS版が完全版です。
アプリ版は多くの要素がCS版に比べ不足しているので、ご注意を。
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