たまには気を抜いて、オーバーウォッチのためにならない話でもしましょう。
今日は近接攻撃から見える、そのヒーローの個性をちょっと見てみよう
注:この記事は、気を抜いて書いているため、多分に筆者の妄想を含みます。真に受けてはいけません。
前置き
さて、オーバーウォッチはいろいろな細かい所を意外とこだわっている。
そういうところに目を向けると楽しい毎日が更に楽しくなるかもしれない。
みんな大好き、即時出せる30ダメージ。
普段何気なく使っているその近接攻撃には、その実ちゃんと見てみるとキャラクターの個性が出ていることがわかる。
単純な”パンチ”以外にも様々な選択肢を使う。
というか、当たり前だが銃を使う指や、兵器を使う手を痛めるような真似をすると、普通は戦闘に支障が出る。
”殴る”という行為は結構技術がいる。
敵に効果的な強打を浴びせつつ手を傷めないようにしようとするならば、多少は荒事への精通が必要となるだろう。
ということで、それよりも銃床(ストック部)を使って叩きたいキャラも居るだろう。
非戦闘員ならなおさらパンチの練習などしてはいまい。
そもそも非力(設定)なヒーローだと、パンチに力が乗らないので有効打にならない。
がしかし、そもそも銃だって精密機械だ。
もしストック部が柔らかい素材だと銃の故障につながる。
痛し痒しだ。
そこら辺の合理性と妄想が色々重ね合わせて見ていくと、ただの近接攻撃といって見過ごすのももったいない。
例えばファラとかアナとか、巨大な兵器や複雑精密兵器を持っていると、持ち上げられなかったのかな?銃をかばうためかな?。。。とか妄想が捗って良い。
ということで、そんなキャラクターの近接攻撃を見てみよう。
ちなみにスクショで殴る対象は、みんなおなじみトレーニングルームのサンドバックさんだ
- 殴る対象はトレーニングロボット
モーションについて
4Gamerで特集されたことがあるので知っている人も多いだろうが、Blizzardはオーバーウォッチのモーションに結構こだわっている。
他者から見た(要するに三人称での)ヒーローの動きと、自分がプレイしている時の画面(要するに一人称で見える)モーションやキャラクターアニメーションは別々のものを使っている。
例えば、エイム時の武器重量を加味したモーションについて
ピストルなどの軽い武器はいいが,重量のある武器ほど向けた方向にピタリと止めるのは不自然になり,慣性で若干ふらつくというアニメーションを追加している。しかしこれは,ヒーローによっても異なり,腕力があるほど,ふらつきが少なくなるようだ。
4gamerの記事抜粋
という話が乗っている。
4gamerでの特集記事では、そういった細かな”配慮”にもスポットを当てているので一読してみるとより自分の使用ヒーローに愛着が湧くだろう。
- 4gamerのオーバーウォッチモーションについての記事
オフェンス
ドゥームフィスト
ドゥームフィストの殴りモーションは、サイバネティクス義肢ではない左手でジャブを打つ。
当てるのは、左手に埋め込んだハンド・キャノンの金属部分だ。
格闘技を極めようとしていたアカンデ・オグンディムにとってジャブもそんなに難しいテクニックではない。
彼はステゴロの格闘家だったのだから、例外的に「パンチが兵器である」数少ないヒーローである。
そもそもメインスキルが義肢でのアッパーと突撃ブローである。
手に負担をかけずに、左に埋め込まれた金属を当てるぐらいなら朝飯前だろう。
- 左手はハンドキャノン。弾は短時間で自動的に再生成されるらしい。血液弾かなにかか?
ゲンジ
=>ゲンジの来歴
ゲンジの殴りモーションは、逆手持ち(リバース・グリップ)の忍刀で一閃
逆手持ちは、ナイフ術や忍術等様々なところで愛用されている。
力が入れやすく、腕を畳んでコンパクトに振り回せる都合上極端に接近したCQCや、振り回せない室内等では順手より利点が大きい。
また暗殺術としては、視界外斜め下からすくいあげるように相手の血管部(特に首の大動脈)や手首の腱を狙う上でも重宝する。
暗殺一家出らしい攻撃方法だ。
お兄ちゃんのほうは、また違った方法で攻撃しているのも面白い。
マクリー
=>マクリーの来歴
マクリーの殴りモーションは、左空き手でのパンチ
おい?
最初にパンチするのは危険な行為だって言ったじゃねえか。。。
と思われたかもしれない。
だが、ちゃんと考えてみて欲しい。
「果たしてジェシー・マクリーが自らの銃を叩きつけるような真似をするだろうか?」
いやいや、彼はしない。
ほかのヒーローと違い現在バックアップが存在せず、愛用の「ピースキーパー」をこよなく愛している彼は、左手を痛めようが何しようが銃を粗末には扱わないだろう。
そこら辺が、ドライなリーパーや76とは違う面白いところだ。
ファラ
=>ファラの来歴
ファラの殴りモーションは、ロケットランチャーを下ろしながらの左手パンチ
さすがにロケットランチャーを振り回して攻撃するのは重かったようだ。
仕方ない。
彼女はゴリラではないのだから。
(ひとりメスゴリラがいるとか言ってはいけない)
リーパー
=>リーパーの来歴
リーパーの殴りモーションは、肘打ち気味に右手銃のストックで殴打
攻撃の仕方も銃の扱いもぞんざい。
ココらへんは流石に元軍人幹部。
道具に対してマクリーのように愛着はない。
故障も気にしてなさそうだ。
まぁリロードの度に捨ててるんだから愛着とか今更である。
ソルジャー76
=>76の来歴
ソルジャー76の殴りモーションは、アサルトライフルを両手で押し付けるようにストックで殴打。
CQCのやり方がリーパーと同じというのは、やはりスーパーソルジャー計画で育った同士だということだろうか。
とはいえ、昔の木のストックならまだしも、アサルトライフルのプラスティックストックだと、往々にして故障の原因になることは間違いない。
そこら辺はヘリックス社&全盛期オーバーウォッチ脅威テクノロジーというところか。
きっと未知の、軽さと頑丈さを両立させたストックを使っているのだろう。
流石にいの一番に奪いに行っただけはある。
ネクロポリスでアナが一生懸命バイオテックライフルの調整をしているのに、こいつの部屋にはダンベルと寝るとこと酒しかなかったからな。。。。。
整備不要の超兵器なんだろうな。。。
ソンブラ
=>ソンブラの来歴
ソンブラの殴りモーションは、右手の全自動拳銃のストックを振り下ろし強打。
こいつの場合は左手は大事な大事なハッキングツールだから、まず左手で殴るのはありえない。
当然の結果だろう。
全自動拳銃なのでストックは、反動抑制用の着脱式アタッチメントだろうか?
まぁ詳しくないが、多分消耗しても替えがあるのではないだろうか。
トレーサー
=>トレーサーの来歴
トレーサーの殴りモーションは、右手銃のストックを振り下ろし強打。
両手で持っているのだから、特に語ることもなく利き手でのストック強打。
そもそも損耗しようが何しようが、こいつは装備毎時間を巻き戻せるんだから問題ない。
ディフェンス
バスティオン
バスティオンの殴りモーションは、左アームでのパンチ(といっていいのか?)
右手そのものが銃なんだから仕方あるまい。
個人的には右手のライフルをそのまま振り回してくれても良かった気はする。
自己修復能力を持つオムニック兵器にとって、パンチでの左手損傷は無視できるレベルでしか無い。
ハンゾー
=>ハンゾーの来歴
ハンゾーの殴りモーションは、引き手を使った掌底打ち
まぁ、弓使い&古武術使いなんだからそうなるわな。
掌底は、拳と比較するとリーチが短いが、指を痛めず、更に内部浸透の打撃を与えることができる。
だが実戦で浸透掌打は難しい。
さすがは武芸百般。最後のシマダ帝国首領といったところか。
ジャンクラット
ジャンクラットの殴りモーションは、左手でのパンチ
まさか、爆薬を大量に詰め込んでいる精密(?)なジャンクフラグランチャーで叩くわけにもいくまい。
一発で壊れるか、誘爆してジャンクラットが死にそう。。。。。
でも左手生身だよねーーー
たまに開始待ち時間にコップとかビンとか近接で割ってるけど、実は泣き叫びそうなぐらい痛いんじゃないだろうか。。。。
それともキメてんのかね?
メイ
=>メイの来歴
メイの殴りモーションは、左手でのパンチ。
そもそもこの気象学者は自ら生み出した精密機械とAIロボットを使って戦っているのだから、そりゃその精密機械でものを叩きたくはないだろう。
硬いところにぶつけたら、即イカれるのが目に見えている。
ところでパンチが形意拳だったら面白いんだが、手首が隠れててわからんね。
寸勁でもなさそうだし、そもそもメイは格闘家じゃないしね。
ただのパンチでしょう。
トールビョーン
トールビョーンの殴りモーションは、左の義手の打ち付け。
鉄の塊が左手についているんだから、そりゃ左で叩くわな。
フック部分の丸いところを打ち付けているようにみえるんで、ロードホッグと一緒みたいなものか。。。
ちなみに、サブ武器のタレットハンマー時は近接不可。
ハンマーで敵を叩くしか無い。
ウィドウメイカー
ウィドウメイカーの殴りモーションは、76と同じく両手でのスナイパーライフルストック部打ち付け。
おいおい、ライフル歪まない?大丈夫?
それともタロン脅威の技術力?
まぁアメリ自体がスナイパーライフルを道具としか見てないのはわかるけどね。
タンク
D.VA
=>D.VAの来歴
D.VAの殴りモーションは、操作スティック傾けでの、メック腕部打ち付け
ちゃんと殴る方のスティックを傾けているのが芸コマ
こういう、「ロボット操作中」が見れるの好き。
↑←↑とかも好き(夢色チェイサー感)
機神飛翔デモンベインとかも好きだった。遊んであげるわ、ドン・キホーテ!
本体時は、護衛用ピストルのストック部打ち付け。
非力でも一定の衝撃を与えられるから安心
ラインハルト
ラインハルトは近接攻撃不可。
おなじみのハンマーぶんまわし75ダメージがその代わり
両手で持っている上に、重い重いクルセイダーアーマー着てるしね。
さらにこいつもうお爺ちゃんだし。
ハッスル爺だし。
ロードホッグ
ロードホッグの殴りモーションは、左手にもったフックを使った強打。
フック持ってんだし、当然それ使うわな。
スクラップガンは、ult中に見る限り壊れやすいみたいだし。
取っ手が取れてはつけてるっぽいしな。。。。
ウィンストン
ウィンストンの殴りモーションは、左腕でのゴリラパンチ
そもそもult時は腕振り回してるし、あとゴリラだし。
テスラキャノンも精密機械だから、こいつ振り回すわけにもいかんだろうしね。
ザリア
=>ザリアの来歴
ザリアの殴りモーションは、パーティクルキャノンを下ろしながらの左手パンチ
流石の重量挙げチャンピオン(候補)も、巨大メック用のパーティクルキャノンを片手で支えるのは無理らしい。
当たり前か。。。
重量挙げでムッキムキになった左手でのパンチは中々にいたそう。
ちゃんとグローブつけて衝撃吸収素材っぽいのもあるし、ジャンクラットよりは無謀なパンチではない。
サポート
アナ
=>アナの来歴
アナの殴りモーションは、左手でのパンチ
マーシーとトールビョーンが作ったバイオテックライフルは精密機械である。
ネクロポリスのマップを見ると、ちゃんと整備用に場所を整えている事がわかる。
そんな機械をぶつけるのは、まぁアホだろう。
が、腕も生身で老体である。
お婆ちゃん頑張り過ぎだと思うな。
なんか護身用に警棒でも持っておこうよ。。。。
ルシオ
=>ルシオの来歴
ルシオの殴りモーションは、左手でのパンチ
音波テクノロジーはヴィシュカーコーポレーションから奪ったものなので、壊れたら終わり。(まぁ、有名人だし整備士ぐらいいるだろうけど)
精密機械なのだから、それで叩くのはよろしくなさそう。
殴っている左手をみると、なんか色々と金属部がついている。
ナックルでも装備しているのかな?
レジスタンスらしいと言えばらしい。
スキンによっては何もついていない。
どちらにせよ、アンダーグラウンド育ちなんだから荒事にも対処できるようにしているのかね
マーシー
=>マーシーの来歴
マーシーの殴りモーションは、杖の”柄の部分”での強打
先端は精密だが、杖部分はただの杖である。
殴るのに申し分ない。
杖術でも習ってらっしゃるのかしら?
柄の飾りがスキンで変わったりするので面白い。
サブの拳銃の場合は、ストックでの打ち下ろし一撃
ハナソングやソンブラ等非力設定(というか非戦闘員)なヒーローはこの攻撃が多いね。
ガブちゃんが打ち下ろしじゃなくて肘打ち気味なのも、なんか気を使った結果なのだろうか・・・・
両手持ちでも、ガブちゃんは肘打ち気味だけど、トレーサーは打ち下ろしだし。
シンメトラ
=>シンメトラの来歴
シンメトラの殴りモーションは、掌底での心臓打ち
硬質光技師なので指を痛めたくない。
が、メインアームは超精密機械。
ということで手のひらでのバンプとなったのかな?
手の打ち方が、半蔵の剄打ちよりも心臓打ちっぽいので心臓打ちと勝手に決めた。
あと、明らかにアーマー着てるから、何かしら手のひらに仕込んだりしているのだろうか。
ゼニヤッタ
=>ゼニヤッタの来歴
ゼニヤッタの殴りモーションは、なんと右足での蹴りこみ。
このために右足のモデル作ったそうですね。
手のひらは印を結ぶのに忙しいので離せない。
ということで、足で蹴り込もうということでしょう。
細かいなぁ。
こういう心遣いが好き。
以上。
気楽にとか言いながら、1万文字いっちゃったけど仕方ないよね。。。
世界をハイと渡されたからには、いろんな妄想の羽を広げてみましょう。という話でした。