citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

古き良き、そして新しき王道RPG。任天堂switch 「オクトパストラベラー」ファーストインプレッション。

発売しましたね。
ドットで王道な温故知新を目指すRPG「オクトパストラベラー」

オクトパストラベラー - Switch

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OCTOPATH TRAVELER|オンラインコード版

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発売日からこちら売り切れ続出だそうで。
私はもちろん予約購入しましたので⊂(・∀・)つセーフ!!。

で、とりあえずフラフラ寄り道しながら4日で全キャラの1章を終わらせ、ついでに盗賊の2章や細々したいくつかのサブダンジョンも踏破し、ついでにサブジョブも解禁させたので、
そろそろいつもの初期感想を突っ込もうと思います。

様々なところで想像を掻き立てる旧き良き新しき王道なRPGでした。
そしてなにより強敵との戦闘と妄想広がるフレイバーテキストが面白い。
ラジアントヒストリアでも思いましたけど、やっぱドット絵は無限に想像を掻き立てるのが最高ですね。

=>攻略FAQ書きました
www.citrussin.com


概要

「旅立とう。きみだけの物語へーーー」

山岳地帯や砂漠地帯、深き森や草原、雪原や海岸線。
13柱の神々が創造せし広大な大地“オルステラ大陸”。
この地では様々な文化が栄え、人々は口々に伝承を語り、一人一人が自分自身の物語を生きている。

魔の神ガルデラを封印した聖なる神エルフリックと、かの神を崇める聖火騎士たち。
滅びし古代の都市ホルンブルグ。
嘗ての英雄たちを記した遺跡。
小波打ち寄せる巨大岩の裏側に空いた不思議な鍾乳洞。
昏き森の奥に住む未知なる生物。
人々が密やかに語るドラゴンの噂。
氷の山に住むという氷の巨人のおとぎ話。

世界は広く、不思議と物語にあふれている。

そんなオルステラを舞台に、8人の冒険者がそれぞれの物語を進む。
出自も、旅の目的も、性格も特技も異なる彼らは、果たして旅路の果てに何を見るのだろうか。


嘗てSFC時代に体験したドット調の旧き良き王道RPGを目指した一作。
更にそこに現代の技術や蓄積したノウハウを持って創った、旧き良き、そして新しきRPGとなります。
キャラクター8人それぞれ個性的かつ王道なストーリー展開で、どれも非常にワクワクさせる物語。
随所に感じられる「それぞれの冒険譚」みたいなものが素晴らしい。
街のNPCやフィールド上にあるダンジョンなどから漂う多彩な裏設定やフレイバーテキスト、主人公たち以外も物語を紡ぐサブストーリーもワクワク感に一役買います。

また寄り道心をくすぐられる仕掛けもあり、レアアイテムを見つけたりサブイベントの解法を探したりと道中も楽しい。
LV7ぐらいで見つけた洞窟に入ったら「LV42」とか出てきてビビりましたΣ(゚∀゚ノ)ノ
バトルも緊張感があり、敵が強い代わりにこちらも様々な手札を持っていて、強敵でも組み合わせ次第で完封勝利可能です。


推しポイント

工夫と予測と搦め手で強敵を倒すやりがいあるバトル

状態異常や搦め手の強いゲームは良ゲー。
アーフェン第一章ボスに毒食らったら、毎ターンごっそりHPを削られてビビりました。
LV30は必要な敵に対してLV17の身分で睡眠薬を使って完勝したり、パーティー半壊のピンチから理詰めで敵の防御をブレイクして逆転したり。
捕獲や誘惑を使えば身の丈に合わない戦力を常備できたりするし、邪道系フィールドコマンドを使えば序盤から無理やり高レベル装備を奪取できる。
高レベルダンジョンに入って敵から全逃げして奥地の宝箱だけ掠め取ったり・・・なんてのも可能。
売り文句通り、プレイヤーそれぞれの冒険、それぞれの戦い方があるといってよく、構成した4人のパーティーメンバーによって戦い方も殆ど別物になります。


さらに手強い強敵も多く、「確実に止める手段がある」超強力攻撃を放ってきたりして気が抜けない。
事前準備ができていれば完封可能ですが、ちょっとでも油断すると一気に持っていかれる。
一瞬の油断で味方全員が瀕死なることはザラにあり、「SP温存するか・・」って思って弱攻撃したらギリギリ殺しきれず次のターンに敵が全力攻撃して仲間の半数が死ぬ、なんてことも。


特にボスエネミーは「予備動作の次のターンに放つ超必殺技」ってのがあり、予備動作されたターンでブレイクできなければ文字通り全滅の危機に。
全体猛毒付与、パーティー全員強制HP1化、パーティー全員に超高威力物理攻撃、etcetc
初見で楽なボス戦はほとんどなく、手持ちの駒でやりくりするか、いっそガチガチに固めて再戦してやろうかと悩まされる。

  • ピンチを如何に脱するか。如何に敵をハメ殺すか。やはり搦め手が強いRPGはバトルが面白い。

ピンチの場面

更に戦闘にはボーナスがあり、ノーダメで入手金額、ブレイク発生で経験値、1ターンキルでスキルポイントがそれぞれ+10%UPします。
雑魚戦もちょっと工夫してボーナスを狙ってみたくなりますね。
最初は得られる報酬も微々たるものなので+10%しても微小ですが、先に進むと報酬も増え大量のUPが期待できます。
戦闘ボーナス
戦闘ボーナス2



BPを溜めてチャージすれば全てのスキルが強力になるという仕様と、敵の弱点をついてブレイクすれば敵は1ターンスタンするという仕様が、様々な戦略を生んでいる。
通常攻撃はBPをチャージすれば連続攻撃になるため、攻撃力が弱いキャラでも「敵をブレイクする」という仕事が生まれ、常に腐るキャラがいない。
どんなに強い敵でも攻略法があり、窮地に活路を見いだせる。
うまく計画を成せて敵をギリギリで倒すのはやはり気持ちがいい。

「こんなん勝てんやろ!」って敵を睡眠薬で眠らせ、起きる一歩手前でBP全力アタックからの弱点ブレイク、そしてすかさず最大攻撃を叩き込んで倒すーーーとか。
すぐにBPを使って攻撃するのか、後一ターン待って使用BPを最大までためるのかに頭を悩ませるーーとか。
敵が強いおかげで戦況がコロコロ変わり、気が抜けないガチバトルが楽しめる。


美しく広大なドットの世界。

ドットRPGよ永遠なれ。
数ドットの差異に無限の可能性を見出す、美しき空想の世界。
いやぁ、素晴らしい。
適度にデフォルメされ、省略と誇張をなせるドットのRPGは、現在の3D技術では描けない規模の広大さを体感させてくれます。

学院
海の桟橋

3DRPGより想像の余地が広いおかげで、逆に臨場感を感じるという不思議。
マップの障害物のうらを抜けて隠し宝箱をとったり・・・・なんてのもRPGの楽しみだしね。
ドットだからこそ出来る表現ってのもあると思うのよ。
宝箱への通路1
宝箱への通路2
宝箱への通路3


戦闘シーンもいいね。
特にボスは他敵より巨大に描かれていて「強敵感」溢れる姿。結構盛り上がります。
雑魚戦
ボス戦



やっぱドット系のRPGも出し続けてほしいわ。




用意されたフレイバーテキストが楽しい

主人公たちが語られる非常に王道のメインストーリはもちろん、オルステラに住む多くの人たちそれぞれにストーリーを見いだせる。
街やダンジョンの名前や位置関係もそうだけど、何より「探る/聞き出す」を使うとNPCの来歴を読めるのがいい。

例えば、一見すると片田舎のおばあちゃん。
重要なことも言わないただのNPC・・・・なのだが、来歴を聞き出してみるとまさかの伝説の女盗賊。
ここに来るまで紆余曲折があって、ようやく安寧の地を得たのだろう。
伝説の女盗賊

様々なNPCの裏設定(フレイバーテキスト)を読むことで、ただのNPCたちが一個人の人間として生活しているように感じられる。
街で出会った気のいいお兄ちゃんが実は死の武器商人だったり、
家の玄関先にいる老人が実は些細な家庭問題に直面していたり、
砂漠の街入り口にいるエロオヤジが実は「砂漠の死神」と呼ばれた暗殺者だったり。
意外なキャラが意外な来歴を持っていて想像を四方に膨らませてくれる。
「ただそこに配置されているだけのNPC」ではなくて、「オルステラでそれぞれ違った日々を生きる人々」に思えてくる。



更にオフィーリア/プリムロゼによる導き/誘惑を使うと、そういうNPCを実際に戦闘で使うことが出来る(スキルや攻撃先は指定できないが)。
探る/聞き出すで得た情報と合わせると、NPCが使う技一つ一つに意味が見え隠れして面白い。
例えばフレイムグレースのここにいるNPC。
フレイムグレースのホラ吹き
来歴自体は「自らの武勇伝を熱く語るが、その殆どは嘘。ただし周りも作り話であることを知っており、しかも本人もそれを承知で語っている」と言う憎めないホラ吹きキャラ。
LV表記も「NPCLV1」で、表記通りステータスはおそらく最低値。一見すると雑魚である。
フレイムグレースのホラ吹き2
しかし!驚くことなかれ、このNPCはなんと「学者ジョブが持つ全魔術を操る」のだ。
当然ステータス最低値のためダメージは一桁台になるが、このゲームは「弱点をついて敵のガードを壊す」ゲームのため「全体属性二回攻撃」というのは非常に使い勝手のいいスキル。
更に「1人へ全バフを2ターン付与」という超強化スキル”聖職者の哲学”をも使う。
聖職者の哲学

きっと傭兵時代に修練を重ね魔術を極めたものの、全く才能がなくステータスが伸びずに挫折し、聖職者へ。
今はその不遇の実力を隠し、道化を気取っているのだろうなぁ・・・とか、そんな妄想をしてしまうわけです。

「サブストーリー」も結構よくできてる。
ただのお使いクエストでも、あえて短い文言でやり取りされてて、来歴見て裏事情を知って、とすると彼らが「別の物語の主人公」のように感じられるから不思議なもの。
っていうか、「サブクエスト」じゃなくて「サブストーリー・・・・・」ってのが粋だなぁと思います。




取り返しのつかないことで、気になってしまったこと。

サブストーリーの結末が取り返しつかない?

いくつか「解決方法が複数あるサブストーリー」があるが、この結末は片方を選んだ時点でもう片方は利用できなくなる。
そしてサブクエストの解決方法で、そこに関わった人たちの結末が変わる。
つまりプレイヤーが様々な人の物語に関われるという楽しみがあるわけだが、逆に言えば結末は取り返しのつかない。
旅の記録にもその結末で記載される

これは、まぁ気になる人は気になると思う。
私もいくつかのサブストーリーについて、ちょっとモニョった。
いや、それも一つの物語なわけで、逆にやり直しなんてできたら興ざめなわけだけど。

それにしても、どうにかやり直す方法がないものか・・・・


例えばサブストーリー「忘れえぬ人」において、主人公たちは「ローラ」という女性を探す男に出会う。
想い人たる「ローラ」がどこにいるのかを探してきてあげるクエストなのだが、二種類解決法がある

  • 選択肢1. とある街で手に入れた(盗む/買い取る)「ローラの手帳」を渡す

この場合、男は「ローラの手帳」を手がかりに彼女を探して旅に出る決心をする。
行先で彼に何が待ち受けるのか。
「けれどもこれは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう」
ローラの結末1

  • 選択肢2.とある街で発見するお墓に彼を連れて行く(導く/誘惑)

この場合、男は「ローラ」の最期を知り、悲嘆に暮れながらも立ち直ってその街に住み着く。
ゲーム内でも彼はローラの墓がある街に移動し、彼女の思い出とともに過ごすこととなる。
時間が一番残酷で優しい。(医者の方。教諭や博士の方ではない)
ローラの結末2
さて、好みの結末がどっちかは人によるが、一方を選ぶ(渡すor連れていく)と後戻りできない。


例えば砂漠の街にいる「青い踊り子」はこのまま踊りを続けてていいのか悩んでいる。
彼女に一世一代の晴れ舞台を用意してやることは可能(盗む/買い取る)だが、それをやると病弱の少女を出会わせ(導き/誘惑)ることができず、少女は勇気がもらえずに病気を克服しないままとなる。
これミスったんだよ(´・ω・`)

例えば暗き森のとある村人が成人の儀を行おうとしているが、達成(大牙猪討伐)できるか心配でならない。
彼の代わりに大牙猪の牙を用意(盗む/買い取る)して討伐したことには出来るが彼は討伐した経験を得られない。しかし、大牙猪の習性(探る/聞き出す)を教えてやれば、彼は見事自力で討伐を果たすだろう。
こっちは両方見つけたから自分の好きな結末を選びました(*´∀`*)


んーー。
かといって、これに関しては「こうすりゃよかったんじゃない?」ってのは考えられないから、しゃあない采配ではあるんだよね。
やり直せたら、なんかいろいろと台無しだし。
これも一つのオルステラの物語ということで納得するしか無いかな。

パーティーチャットの仕様

せっかく仲間内での会話が実装されてるのに、見る条件がシビアすぎる。

各キャラの第二章からは、ストーリーイベント進行中に特定メンバーと組んでいると掛け合いが発生する場合がある。
パーティーチャット
これを見るためにはメインストーリー進行中、メッセージ「+ボタンでチャット」が出ている時に+ボタンを押さないといけない。
おそらくメインストーリーをクリアした後は見れないと思われる。

発生タイミングはかなりシビアで、かつ固有の組み合わせがパーティーに必要。
基本的にはメインキャラ以外の7人全員とチャットするタイミングがあるので、1つのメインクエストにつき7回パーティーチャットがある。
つまり、パーティーを固定して章をクリアしても、絶対に3つはみることになる。

まぁ今組んでいるパーティーの中での掛け合いって考えればいいんだろうけど。
全部見ようとした場合地獄になる。
まず、酒場に戻れないタイミングで複数のチャットが発生するときもあるので、随時交換というわけにも行かない。
しかもメインストーリー開始直後に発生するものもある。

例えば上記「テリオンとオルベリク」が発生後、酒場に入った瞬間に「テリオンとプリムロゼ」が起こる。
つまり全部見たい場合、オルベリクとのイベントが発生する前に酒場に入ってオルベリク、プリムロゼをパーティーに入れておく必要が出てくる。
(別の街の酒場を利用するとどうなるんだろう?試してないからわからん)

そんな細かくやってられんよ(´;ω;`)

例えばテリオン第二章で「テリオンとオフィーリア」が発生するのはボス撃破直後らしい。
つまり「オフィーリアをパーティーに入れた状態で、第二章のボスを撃破」が条件となるため、ボスとの戦いに制限がかかる。
こっちもめんどい(´・ω・`)

=>テリオン二章攻略後、オフィーリア+テリオンをパーティーに入れた状態で第一章の街に訪れるとパーティーチャットが発生しました。
=>「ボスを撃破後」ではなく、「ボスを撃破した後に、該当の街に該当のキャラを連れて」が条件のようです。
=>その他のキャラでも、「ボス撃破後のパーティーチャットは、撃破後に酒場でキャラ入れ替えして街に入り直しでOK」っぽい。トレサ二章のトレサ✕アーフェンで確認。
=>なので、ボス撃破のパーティーは制限されません。
=>まぁ気が付かなきゃスキップするわけで、シビアなことには変わりないけど。


全部見るつもりなら、攻略サイト片手にどうぞ・・・・ってなる。
それはあんま面白くない。
ストーリーがぶつ切れになるし、いちいち細かくフラグチェックするのも嫌だし。
まぁ見れたらラッキーぐらいに留めるのが正解だろうね。
キャラの掛け合いが思ってたよりずっと面白い(´・ω・`)
私は残り章のパーティーチャットは頑張って全部見ようと思います。

これはなぁ、酒場に全員いたらパーティーチャット成立でよかっただろうに・・と思わんでもない。
更新パッチしてくれないかなぁ。

キャラの一言雑感

全キャラ個別に特徴ある王道展開。
非常に愛着がわく良キャラ揃いという印象。
女の子たちは皆かわいいし、男どもはくっそ格好いい。

私は盗賊テリオンから開始して、反時計回りに大陸内部(LVが低いエリア=全員の第一章が固まっているところ)を一周しました。
なので、テリオン=>アーフェン=>プリムロゼ=>オルベリク=>トレサ=>サイラス=>オフィーリア=>ハンイットの順で仲間にしました。
下記もその順で雑感書いてます。

テリオン(盗賊)

テリオン
超王道ラノベ。
覚悟を決めるもどこか非情になりきれないかわいい令嬢。
只者ではない強キャラ感あふれる執事。
そして主人公は暗い過去を持っていて人を信じられない凄腕でクールな盗賊。
声優は松岡禎丞(SAOのキリト役)。
もう、ね。
王道ラノベムーブがほんと素晴らしい。
盗賊の強スキル「マジック/ライフスティール」があるんだけど、威力と相まって非常に格好いい。

あと、盗みが使えるので最初期から消費アイテムがじゃんじゃん手に入るのが嬉しい。
しかし子供が持ってるキャンディとか、尾羽打ち枯らした老人から「ボロボロの財布」を盗むのはちょっと気がとがめますね・・・(´・ω・`)
他にも意外な人物が意外なものを持ってたりして。

それにしても、最初の一人旅は選択肢が少ない分まじで心細いですわ。
囲まれたら死を覚悟する・・・・・・。

アーフェン(薬師)

アーフェン

声がGガンのドモンなんで、もはやその印象が・・・
死中活殺撃の叫びが流派東方不敗なんだよなぁ。
非常に男気あふれる好青年。
嘗て自分を助けてくれた薬師みたいに、世界中を旅して大勢の人を助けたい。
っていうシンプルな動機もいい。
毒蛇ボスは毒対策の大切さと、毒付与の強さを教えてくれました(´;ω;`)
しかしお隣の不倫事情から、大切に保管しているへそくりや宝の在り処まで尽くを「聞き出す」アーフェン。
実は一番やばいキャラなのかもしれない。


あと、サイラスより先にアーフェンと出会ったんですが、情報取得系スキル「聞き出す」はホント重要。
NPCのフレイバーテキスト、サブダンジョンのボス、隠されたアイテム、店の品揃え、フィールドコマンドの成功率上昇・・・冒険に役立つ様々な事項が解禁される。
特にサブダンジョンのボスは、予め探るか聞き出して情報を取得しないと戦えないからなぁ。


プリムロゼ(踊り子)

プリムロゼ

エロい!
主人公の中で一番ハードなシナリオの仇討ち物。
ドット絵だからこそ、より迫るシーンだったと思います。
ユースファ・・・(´;ω;`)
父の仇を探して世界を旅するってのもやっぱ王道なんですよねぇ。
とりあえず支配人様は許さん。

ところで上記したように、テリオンから反時計回りなので、こいつで3人目となるわけですが
このゲーム、メインストーリーをクリアするごとに敵が強くなるから、3人目ぐらいが一番きついボスになるんじゃないかなぁ。
まだ手数が整わず、かつフルパーティーでもないのに敵が本気出してきます。
始めてボスの超必殺を止めきれず、その威力に戦慄しました。
加勢がなかったら死んでた。
でも考えてみると、テリオン(単体火力)、アーフェン(万能攻撃&ヒーラー)、プリムロゼ(バフ役&+1人の加勢)とパーティーバランスは結構良かったです。



オルベリク(剣士)

オルベリク
渋いオジサマ。
烈剣と剛剣。国の双翼と謳われた二人の騎士。
しかし烈剣は、最期に裏切り国王を斬り殺して逃亡。
残された剛剣は失墜の中片田舎で隠居。しかしある日、烈剣の噂を耳にする。
というスタートで非常に格好いい。
国を失った騎士と、国を裏切った騎士の物語
これも王道騎士物語ですな。

とりあえず村長を叩き潰して家を漁るオルベリクさん。
純正統火力キャラで、雑魚を一閃で倒してくれるので非常に頼もしい。
アーフェンの死中活殺より使い勝手良く強いので、加入当時はそらもう背中が大きく見えたことですよ。
ところでこいつだけヒロインの影がないな。



トレサ(商人)

トレサ
王道な「少女、見果てぬ大地を夢見て冒険にでる!」ってやつで、おてんばトレサがすごく可愛い。
声がにわかロックぽいなぁと思ってたら、やっぱ多田李衣菜の声優さんだった。
好感の持てる活発な主人公で、非常にストレートな出だしから、
小さな冒険を経て手に入れた冒険者の日記。
「あの水平線の向こうには、何が待っているのかな・・・・」
で街を飛び出し、手の中には半分白紙の日記。この続きは私が埋めるんだ!
いやぁまじ王道中の王道冒険譚やね。
若さゆえのキラキラが溢れまくっていて、無謀なんだけど前向きで、失敗を笑い飛ばせる正義感溢れた少女。
いいキャラしてる。

お母さんとお父さんから買えるレアアクセがくっそ強い。
ああ、このゲームはフィールドコマンドでレア装備を見つけていくゲームなんだなぁって思い知らされますね。
ついでに父母ともNPCとしてもくっそ強い。
反面トレサはすっげーかわいいんだけど、初期の強さは結構控えめ。
ただ全体風属性攻撃が使える上、BPパサーと傭兵呼びがあって腐らない。
戦略に組み込むと非常に手数が増えてGOOD。

サイラス(学者)

サイラス
初手三角関係、探偵ごっこ、からの昼ドラ。
斜に構えたキャラかと思ってたら、研究大好きな鈍感野郎でしたね。
くっそモテモテだけど、本人は意に介さず。ホームズかな?
シナリオ最初に昔起きた戦乱の話や、滅びた古代宗教都市ホルンブルグの話が出てきたりして中々興味深い。
サイラス自身は知識を秘匿して権力を得ようとする学院から解き放たれ、広い世界へ。
ある意味第一章ですでに幸せを得た人。
こういうキャラ好きですよ。趣味狂い。

それにしてもパッシブ固有スキル「予習」がくっそ強い。
他キャラがなんとか敵の弱点を探そうとするなか、問答無用で「開幕時見つけてない弱点を一つ開く」。
「見つけてない弱点」なので、4回ぐらい雑魚と戦ったらその雑魚の弱点全解除。
すげぇよサイラスさん。

オフィーリア(神官)

オフィーリア

姉妹とも清楚かわいい。
最初のお祈りからのクスクス笑いが尊すぎるんだよなぁ。
百合・・・・は言い過ぎか。
ただただ尊い。
家族のために単身試練に向かうオフィーリアちゃんが健気すぎて好き。
あと、この街は絶景ポイントが多くていいですね。
雪の教会

NPCを連れ回し戦闘参加させられるという楽しいバトルができるキャラ。
誘惑と違ってLVがたりてれば問答無用・・・というかプリムロゼと比べて本体が弱いのでNPCを積極的に連れ回す必要がある。
街にいるNPCを片っ端から連れ回し、意外なキャラの意外な強さに恐れおののける。
本人はTHE・ヒーラーなので、特にオフィーリアで始めた人は、初のボス戦が「火力はNPC任せ」となる変わったRPGが楽しめるんじゃないかなぁ。

ハンイット(狩人)

ハンイット
もののけ姫。
凛々しいお姉さん。森の掟、死生観が語られる第一章。
師匠がいいキャラしてるし、聖火騎士団のお姉さんなんかも出てきて。
ハンイット、オフィーリア、サイラスは街も近い上に、いろいろとオルステラの宗教事情が出てくるな。
物語は森の掟を破るモンスターを退治して、師匠を探す旅へ。
それよりも森入口前に立っているおっさんと、街入り口に立ってる彼の子供の来歴情報(聞き出す/探る)が不穏なんですがそれは。
子供さんはぜひ下剋上を果たしていただきたい。

敵を捕獲してバトルで使用可能なので、強い敵を捕獲できたら低いLVから強キャラになるのがいいのよね。
特に「けしかける」によるNPCとの試合。
耐久力をどうにか出来るならオルベリクでは不可能なレベルの強NPCを排除できるため、最初期から不法侵入可能。
強い敵を捕まえて、実際使ってみて、「あ、これぶっ壊れチートだわ」ってなるのが非常に楽しい。






総括

旧き良き、新しき。
っていうか、もう、こういう王道RPGを待っていた!!!!
王道はやっぱ素晴らしいねんなって。

ドットRPGはラジアントヒストリアでちょっと満たされてたけど、やっぱこうしてswitch(次世代機)でヤレルと感慨深いね。

  • ラジアントヒストリアはタイムトラベルを題材にした王道RPG。名作。

ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー - 3DS

ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー - 3DS


寄り道やレアアイテム探しも楽しいし、細々としたディティールが冒険心をくすぐりまくる。
そして何より手強い強敵を、手持ち札から試行錯誤で打ち倒す快感。
ジョブチェンジや新しい街に新しいアイテム。
手札がどんどん揃っていくに従って、敵もどんどん強くなっていくのが嬉しい。

熱中できる良作ですね。
まだ見ぬ街や敵たちが楽しみです。

オクトパストラベラー - Switch

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