前回までのあらすじ
パキシル離脱症状を気合で抑えると誓った管理人citrussinは、4日目にして苦痛と玉突き事故を起こす脳みそをなだめながら眠りにつこうとしていた
www.citrussin.comしかし、布団を被りながらあらゆるものに呪詛を唱える管理人の目の前にあるポップアップが出る。
「たつき監督がけものフレンズから降板!!」
この一言により、大量の疑問に埋め尽された脳みそは、眠ることを拒否。
納得を得られないと安寧はよこさんという脳みそさんの機嫌を取るために、納得を探す旅に出ることになった
要約
注:
コレはあくまでcitrussin自体の納得のために行われる一人ディスカッションです。
誰が悪とか正義とか、何が正しいとか何が悪いとか。
そんなんは、知らん。
っていうか、双方の意見をバランス良く聞けない現状何をこねくり回そうが、話が先に進まないことは決定している。
(今回で言えば登場人物は最低限でも、KADOKAWAアニメ部署、KADOKAWA出版部署、カドカワ(ドワンゴ&KADOKAWA)の方面、テレ東、制作会社ヤオヨロズ、原作者の吉崎観音氏、ProjectIP発起人の梶井斉氏、たつき監督、たつき監督に降板を伝えた某、けものフレンズproject責任者、の全員からバランス良く。できるわけ無いと思いますが。)
故に!、コレは自身の納得を得るための作業である。
「オレは『納得』したいだけだ!『納得』は全てに優先するぜッ!!でないとオレは『前』へ進めねぇッ!『どこへ』も!『未来』への道も!探す事は出来ねえッ!!」
問題
たつき監督の急な爆弾発言により、ざわめいた波がとても大きすぎました。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
— たつき/irodori (@irodori7) 2017年9月25日
色々と怒号が飛び交いますが、情報が少なすぎてそれぞれが意味不明です。
とりあえず、人情とか義理とか、良くもココまで頑張って盛り上げてきた立役者を突如降板させるな!?とか、ファンとしての理想とか、ファンとしての心意気とか
そういうのは置いておいて。
明らかに不条理に分けの分からない話をとりあえず折り合いをつけたい。
●兎に角角川が~とか、いやさ監督側にも何らかの原因が~とか、ここでIP復興の立役者を降板??とか、結局誰のせいなの?とか、アニメ2期どうなるの?とか、カドカワ方面って何?とか、みたいって伝聞調かよとか。
=>原因も理由も不明。断定を前提とした、または心情的に平衡を保ちづらいこの案件から話しを広げるのは無理。
=>とりあえず、そういうのは一旦棚上げ。
●たつき監督=けもフレでは無いが、けもフレ=たつき監督になった背景をどう切り分けるべきか?
=>「たつき監督のけもフレ」という認知が広まりすぎた?
=>そもそも、メディアに露出しすぎたためKADOKAWAの手からIPが”実質的乗っ取り”をしそうになった?
=>っていうか、「たつき監督のけもフレ」ってなに?
●お達し?つまり突然の通達?それってどういうこと?
=>事前の話し合いなしに決められた”一方的な話”ってこと?
=>カドカワ方面&お達しみたいから、素直に行間を読むと「第三者を介して、人づてで降板の決定を突然知らされた」としか読めない。
=>つまり、アニメ版けものフレンズの今後について、再読からたつき監督をハブって全てが進んでいた(現在も進んでいる)ということ?
=>アニメ版けものフレンズにおけるたつき監督の位置がわからん
●権利者は誰?
=>たつき監督を下せるという事実は何を表すのか
=>受諾関係は、ヤオヨロズ株式会社とKADOKAWAが契約し、そのヤオヨロズに監督が雇われた形らしいです。つまり、「決定、みたい、方面」というのは、ヤオヨロズ側からの伝聞として「カドカワとの話し合いの中でたつき監督を降板させるときまった」と聞かされたってこと?
=>「そもそも1回目に雇われたたつき監督を二回目にもお願いするのかはKADOKAWA側のみの判断」という構図と仮定した時、第三者側の理解に何故こんなにも違和感が生じるのか。
=>「アニメのけもフレ世界」と「KADOKAWAのけもフレ世界」の違いにずれがある?
=>そもそも「たつき監督」と「KADOKAWA」がけものフレンズのIP上でどうつながっているのかわからん
というかさ、
「けものフレンズ」ってIPはそもそもどういうコンテンツなの??????
疑問が多すぎて、脳が納得できないと暴動を起こしました。
情報が少なすぎる中でも、私としては眠るために納得を追い求めたいのです。
とりあえず、取っ掛かり。
「けものフレンズというIPの形はそもそもなんぞや」
から攻めていって、脳みそをちょっと納得させてみたい。
けものフレンズって何?
けものフレンズとは、たつき監督が作ったアニメでも、KADOKAWAが支配するコンテンツでも、ましてやスマホのゲームでもありません。
「けものフレンズProjectによって創生される巨大な二次創作の池の総称」だと、私は理解しています。
強力なコンテンツを生み出すIP(知的財産)を創出するために、株式会社KADOKAWAコミックス編集部編集長・梶井斉氏を中心としたグループが起こした"有名漫画家:吉崎観音による新たな世界の創造”プロジェクト。
それは、
「世界中の動物を擬人化し一つの世界を生み出すことで、多くの人に”動物に興味を持ってもらう”ことを主要テーマに掲げるIP」として、
「原作はあくまで動物自身である」という信念の元、吉崎観音氏が作ったイラストと世界観を元にしたメディアミックスプロジェクトが誕生した。
はじめに「けものフレンズ」があった、けものフレンズは吉崎観音と梶井斉とともにあった。
けものフレンズは、吉崎観音氏が想像した世界によって成った。
そして、神は「住人」と「世界観」を作り出していき、”けものフレンズ世界”が生まれたのだ。
「けものフレンズ」は、世界中の動物を種類を問わずに擬人化していくという、今までありそうでなかったキャラクターとして誕生しました。
スマホゲーム・コミック・テレビアニメ・グッズ等、様々な媒体で、対象を問わない幅広い展開を続けています。
今後も、様々なパートナーと共に、より愛されるプロジェクトとして広がっていくことを目指して参ります。ーー公式「けものフレンズプロジェクト」の”けものフレンズって?”より抜粋
プロジェクトは、「原作はゲームでもアニメでもなく『動物』である」という吉崎の考えのもと、各メディアが「ジャパリパーク」「サンドスター」といった作品の基本設定を独自に解釈して展開する、複合的なプロジェクトとなっている。
よって、吉崎観音によって生み出された「けものフレンズ界」を1次創作として、多くのメディアミックスが謂わば公式二次創作的世界を作り出していくことになる。
つまりそれは
- エースコミックの漫画版「けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-」世界
- ネクソンによるソシャゲを通じたネクソン版アプリ「けものフレンズ」世界
- そして、たつき監督とけものフレンズプロジェクトAによる、アニメ版「けものフレンズ」世界
などなど様々な、別世界による総合的けものフレンズ界の発展を意図するものだ。
それらの世界に魅入られたファンたちを取り込んで、
商業的にはIPの強化と利益の創生。
社会影響的には各地動物園の復興。
コンテンツとしては”動物に興味をもつことの楽しさ”の発掘。
を狙っていく。
それこそがけものフレンズプロジェクトであった。
そして、けものフレンズは「用意された設定の幅からメディア毎の作者が独自に解釈してもらう」ものである。
なんと三次創作まで許可されており「まだフレンズになっていない動物についても許可」「けものフレンズ界は誰もが参加していいし誰もが創造していい」「というか、”世界がより広がる”ため創造を積極的に歓迎」とのこと。
=>参考
- けものフレンズプロジェクト公式の「けものフレンズってなーに」
- 日経トレンディネットによる梶井斉氏への「アニメけものフレンズとは何だったのか」インタビュー
だから脳みそさん「たつき監督のけもフレ」ってのはね。
Q.
「たつき監督のけもフレ」ってなに?
A.
アニメは、”たつき監督が生み出した「けものフレンズプロジェクト」世界の二次創作”といえるので、たつき監督のけもフレとはすなわち、
「謎の迷子”かばんちゃん”がアニマルガール”アニメ版サーバル”と出会い、人が去った跡の”ジャパリパーク”を旅した時の世界と物語」のこと。
=>日経トレンディネットのインタビューでも、「アニメの設定や構成、脚本は全て”たつき監督”の手によるもの」となっている。
アニマルガール「サーバル」と、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。
セルリアンやサンドスター、けもフレ図鑑に描かれる各キャラなどは、吉崎観音が生み出し、けものフレンズプロジェクト(発起人:梶井斉)が管理するけものフレンズ界。
「かばんちゃん」、「アニメの中の”荒廃したジャパリパーク”」「アニメ版解釈サーバル」「サンドスター吹き出し口を抑える四神の板」「巨大セルリアンの仕組み」などなどは、たつき監督が創造したたつき監督の「けものフレンズ」
その他、例えばセルリアンが友情を学んだことで生まれた新フレンズ「セーバル」はネクソンソシャゲ版けものフレンズ界だし、「新人飼育員の菜々ちゃん」はKADOKAWAエース版のけものフレンズ世界である。
そしてその全てが、けものフレンズという”大きく全てを許容する巨大な1次世界”を広げるための、恋姫無双用語で言えば外史、となっている。
二次創作さえ許し、最初の世界観を広げようとする他のメディアミックスコンテンツで例えると、一番わかり易いのは東方シリーズかね。。。
- ZUN => 吉崎観音とKADOKAWA所属の梶井斉
- 本家の「東方Project」=>「けものフレンズプロジェクト」
- ゆっくり霊夢や先代巫女や虹霓文花や四季映華・ヤマザナドゥ => 「セーバル」や「カバンちゃん」や「菜々ちゃん」。
- 不思議の幻想郷シリーズや東方非想天則で語られた物語 => アニメ版けものフレンズや漫画版で語られた物語
に相当する。
健康クロス氏が作ったクロビネガの「魔物娘図鑑」ワールドでも説明できるが、あっちは未成年禁止世界なので、ここでは説明しづらい(;・∀・)
吉崎観音版けもフレと、アニメ(たつき監督版)けもフレのズレをもう少し詳しく。
すなわち本家のワールドより派生した二次創作が、一次に近い扱いを受けてしまう問題を説明するならば
歌月十夜とメルブラの「言葉を喋るレンは有りなのか」という問題とか、「軋間紅摩や有間都古は、由来はTYPEMOONだが、本家はメルブラ(渡辺製作所)とするのかどうか」とか。
そういう問題。
果たして、原作版シュタインズ・ゲートと、その後に出た派生作品は、共通のオカリンとすべきなのか。
そういう問題。
サモンナイトの1~5までをやって、(誰とはいいませんが)彼のどれを正史としたいのかは、読者の感想であって、他の人に押し付けるのはマナー違反だよね。
そういう問題。
・・・・・・超ニッチな説明で良ければ、「アルパ先生(アルパオール=メビク=スーエドムサ)」の性格をどうすべきとか。「ミヅハ」の性格参考元は”魔物使いとして結構苦労”をベースにしたほうがいいかとか。ーーーーニッチすぎるので割愛。
つまり、生みの親への経緯と、それから派生した別の人による「有名になった設定」はしばしば、信奉対象を分けることになるという問題です。
結局は、両方好きになったほうが二倍楽しめるよという話でもあります。
確かに、レンは水橋かおりさんだけど、もし型月が別のに変えるというならばそれはそれで型月版として理解しますよ。
そういう話です。
それを踏まえた上で、私の解釈としては、
”今回の騒動は、「たつき版けもフレがなかったことにされるのではないか」(水橋かおりCVのレンがなかったことにされるのではないか)という恐怖感を、ファンの方内から噴出したことで色々と恐慌が起きている”という解釈を持っています。
ところでたつき監督の著作権ってどうなのよ
アニメの著作権は非常にわかりづらい。
めちゃくちゃわかりづらい。
なので「たつき監督が創造したアニメ版世界にたつき監督がどこまで権利を持つのか」がめちゃくちゃ不明。
登場人物の立場がはっきりしないディスカッションなぞ討論にすらならない。議論の余地はそもそもない。
脳みそさん激おこである。
とはいえ、今回のけものフレンズプロジェクトはメディアミックス及び、拡大する世界観をとっており、全体像の線引もある程度把握可能。
ひとまずここでは、「元の吉崎観音版けものフレンズは、原案であってアニメ原作ではない」と仮定する。
そこらへんは、アニメ化の際に取り交わした約定によってスタンスが変わると思われるので、脳みそさんも妥協を覚える。
また「たつき監督は職務著作者として『アニメの際に生成したコンテンツの著作権先』について事前にKADOKAWAと何らかの約定を交わしているか否か」というようことについてもここでは「職務著作者としての特殊な約定は交わしておらず、一般的な著作権に従う」と仮定する。
この「”社員のモノは会社のモノ”とするかは、著作権より事前の契約や勤務規則による約定が優先されうるという問題」は非常に面倒な話になるし、KADOKAWAとたつき監督間の事前契約内容なんぞ知らないのだから、どう判断のつけようもない。
まじここでは妥協したい。
さて本題。
「アニメの著作権」を整理しようとするとあまりにめんどくさすぎて、自分でやりたくない。
とりあえず、ググってみるとトップに日本弁理士会「月刊「パテント」目録」平成19年PDFがでる。
わかりやすい画像が乗っているので、この画像を使って考えよう。
上記2008年発行「特集 《平成19年度著作権・コンテンツ委員会》 (論考) アニメの著作権」から引用させて貰いたいのは、11P(PDF上では1ページ目)に掲載されている画像だ。
- 参考文献先
さて、この論考において、「アニメ関係の権利は非常に複雑である」と前提をおいた上で権利は大まかに分けて4つに別れるとしている。
すなわちA,B,C,Dと図内では範囲囲いがされている区分となり、
図内A:作品制作時に生じる権利(作品を作った時に個々に生じる権利)
図内B:作品自体の権利の帰属(作品そのものへの権利)
図内C:商品としての権利(DVDや動画配信などを売ったときの価値についての権利)
図内D:作品の商業化における商品化権の権利(ようするに関連グッズ販売権や関連グッズの製作権)
となっている。
非常にわかりやすい分類だ。
感涙モノ。
ここでいま私が問題にしているのは「アニメ版けものフレンズ制作と、今後のアニメ版続編における制作権でのたつき監督の立ち位置」なのだから、CとDは無視していい。
また、「作り終わった第一期アニメ版けものフレンズ」については今問題としていないので、Bも無視できる。
故に、ココで問題となるのはAだけだ。Aの部分だけピックアップしてみよう。
WHY???
各権利派閥を色分けしたら、「たつき監督とIRODORI」の青色が殆どの画面を埋め尽くしてしまった。
たつき監督、これ過労死すんじゃね???
(たつき監督の同士的存在である、伊佐佳久作画監督と白水優子美術監督については、たつき監督派閥枠でくくった。また、吉崎観音氏がどこまで、所謂”アイディア出し”に関わっているのかも不明のため、クレジットどおり脚本もたつき監督でくくった。
間違っていたら申し訳ない)
閑話休題。
アニメの作品制作時における権利は映画と同様の権利所在とかんがえられるので、著作権法第16条の分野
第16条
映画の著作物の著作者は、その映画の著作物において翻案され、又は複製された小説、脚本、音楽その他の著作物の著作者を除き、制作、監督、演出、撮影、美術等を担当してその映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者とする。ただし、前条の規定の適用がある場合は、この限りでない。wikiより抜粋
著作権法第16条 - Wikibooks
前条の規定(職務著作者としての約定があるかどうか)の適用は、前項通り「アニメ化の際に取り交わした約定を無視する」と決めたので考えないこととする。
さて、権利の所在は「翻案され、又は複製された小説、脚本、音楽その他の著作物の著作者を除き、制作、監督、演出、撮影、美術等を担当してその映画の著作物の全体的形成に創作的に寄与した者とする」
だそうです。
5担当部署による包括的な著作権のため、一個人の所在を考えた時めちゃくちゃめんどうなことになるわけですな。
では、アニメ版けものフレンズはどうか。
制作=たつき監督
監督=たつき監督
演出=たつき監督
撮影(つまり動画とモデリング)=たつき監督と伊佐佳久作画監督
美術(つまり背景モデリング)=たつき監督と白水優子美術監督
OK。
なんか運がいいな。一番ごちゃごちゃするところが、ほとんど「それはたつき監督です」ですんでしまった。
「翻案され、又は複製された小説、脚本、音楽その他の著作物の著作者を除き」なので、「イデア界にある吉崎観音版けものフレンズ設定は、吉崎観音とKADOKAWAに帰属する」という了解。
これも、上述の項で整理したので明快。
で、その著作権者=たつき監督とIRODORIスタッフは著作権法18,19,20を有することになる。
wikiの出番だ。。。。と思ったら19条がまとめられてなかった。
しゃあない。
探してコピペや
第18条 (公表権)
その著作物でまだ公表されていないものを公衆に提供し、又は提示する権利を有する。
当該著作物を原著作物とする二次的著作物についても、同様とする。
(以下省略)第19条 (氏名表示権)
著作者は、その著作物の原作品に、又はその著作物の公衆への提供若しくは提示に際し、その実名若しくは変名を著作者名として表示し、又は著作者名を表示しないこととする権利を有する。
その著作物を原著作物とする二次的著作物の公衆への提供又は提示に際しての原著作物の著作者名の表示についても、同様とする。
(以下省略)第20条 (同一性保持権)
著作者は、その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、その意に反してこれらの変更、切除その他の改変を受けないものとする。
(以下省略)
ということで。
はい。
たつき監督は、「たつき監督が自身で創造したけものフレンズ設定やキャラについて」
- まだ公表されていないもの(新たに作ったものもOK)を、みんなに公表できる
- たつき監督が作ったんやでって言える。望むならば、逆に制作:たつき監督の表記の削除も可能。
- たつき監督がOK出さない限り、改変や勝手に使うことは許されない。
だそうです。
つまり、たつき監督は、職務著作者としての約定がどのようなものであったかを考えないならば、
「カバンちゃん」「カバンちゃんと旅したサーバル」「カバンちゃんを知っているという設定のフレンズ」「カバンちゃんを知っているラッキーさん」「カバンちゃんを飲み込んだ大型セルリアン」「別の地方に乗り出した二人とそれを追っていったフレンズたちという事実」「バスの海乗り改修」等の”カバンちゃんの物語に関する全て”を著作権として持っていることになる。(なんとたつき監督は、ヘラジカ監督ではなくカバンちゃん監督だったのだ!!)
なので、
「カバンちゃんたちのNEXTステージ」的な作品にはたつき監督の許可がいるのではないか?
(少なくとも今後もカバンちゃんを使うならば、20時に突然通達が来たと悔恨するような”事前相談なしの解雇”は出来ない?)
また
「アニメけものフレンズに用いた全てのモデルと背景モデルについても、全てヤオヨロズメンバー&たつき監督とIRODORIが権利を有する」(少なくとも新しい監督が流用はできないはず)
ただし、
「吉崎観音ワールドを前提とする新しい監督による新しいけものフレンズ作品や物語については、たつき監督の権利はない」
「新規に制作されたモデルについても、たつき監督の権利はない」
ちなみに、ここでウルトラCとして、「”カバンちゃんの権利”を手に入れるため(少なくとも権利闘争を起こすため)に、たつき監督を除いたヤオヨロズメンバーが二期アニメに抜擢される」という超めんどくさい話が起こる可能性も捨てきれないというところが、今後の混迷を深める
とりあえず
納得。
いや、疑問としてはまだまだ
- 「インタビューからわかる梶井斉氏の方針」と明らかに噛み合わない「たつき監督の降板決定」
- よくわからない「ヤオヨロズ-たつき監督」間の関係性
- 今後のメディア展開に対する具体的なKADOKAWA側のプラン
- 管理人としては『たつき監督を前面に押し出してけもフレIPのブーストを狙うのかな』と「テレビ東京の高橋雄一社長のインタビュー」や「梶井斉氏のインタビュー」を読んで勝手に妄想していたので、予想が完全に外れた形。
- 今後の「カバンちゃん」の扱い
- ”使う”のも”使わない”のも、双方にデメリットが生まれてしまった。
- もし上述したウルトラCを発動しようものなら、炎上どころかバックドラフト増々の大規模火災が発生するだろうなー。。。
- 「艦これside:金剛」とか「さくらさく!」とかのKADOKAWA編集側の炎上騒ぎでのコンテンツ終了が最近頻発してない?
- KADOKAWAのIPコンテンツに対する方策とKADOKAWA編集陣による意識のズレの問題?それとも今後の方針の転換?社内政治的結果?大企業病特有のアレ?
- そもそも第一四半期決算でPBRが1を割れて0.75という数値を叩き出している現状、「強力なIPを作りたいという方針」を歪めることはないんじゃないかなーとおもわれるんだがどうなんだろう。
とかとかいっぱい合って。
ていうか、
そもそも巨大IPを築くために作ったけものフレンズの「全部外史とできる」利点を捨てて、たつき版世界を壊すようなことをするか?
A監督のアニメ世界(A監督版けもフレ)と、たつき版けもフレを同時発展と匂わせておけば、動きも自由になったろうに。
(二種同一アニメの同時発展的制作の試みは、既にDMMゲームスが刀剣乱舞コンテンツによって実行済みのため、運用計画も立てやすいはずなのでは?)
とかとか。
まぁ内部事情も何もかもわからんので、私はなんとも言えないし。
今後の展開も
「二次創作-三次創作を許容しているけもフレ界において、カバンちゃん物語を同人で続けていく道もある?けど極端な営利目的の利用は禁止されてるしなー」
とか
「新監督による新けもフレワールドにしたところで果たしてファン内に受け入れられるのか(けもフレIPは、果たして「たつき界」だけでなく大きな『けもフレ界』の括りとできるぐらいの成長を今現在で達成しているのか?せめてKADOKAWA内で内々に決まったとしても、最終決断は「パビリオン界」の発展を待つべきだったのでは?)」
とかとか
けもフレを見守る1ファンとしての疑問も色々湧き出てくるわけですが。
とりあえず、一番イミフだったところが整理ついたので、もう寝ます。