ラインハルトの記事を書く都合上、必要になってくるラインハルトをTOPとしたチームの組み型まとめ
この記事は、基本形を紹介
pros => 積極的に採用する理由、利点、優位点
cons => 採用しない理由、欠点、不利点
注
- 初心者用の簡単な話しかしない
- 基本的なベースの話しかしない
- テンプレートはすぐ崩されるため、執着するのはNG
- 各陣形の名前は、私が勝手につけている
- ピック構成はtank-dps-healerを採用。2-2-2は2tank,2dps,2healer、1-4-1は1tank,4dps,1healer
- ここで、dpsは、オフェンスヒーローとディフェンスヒーローを指す。また立ち回りが問題なければロードホッグも代用可能。
各ロールの分類や名称は過去記事参照
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基本組型について
基本はラインハルトを前に置くのが初心者にはわかりやすい。
下記基本組系は全てラインハルトを前提とする。
ただし、ラインハルトでなくても、立ち回りが上手ければ問題なく対応可能
ピックは2-2-2がベター。3-2-1や3-1-2も安定していて強い。
火力を出す、または野良で3dpsが来たときに1-3-2も可能だが、防御力が著しく減ることに注意。
基本的には、6人全員で固まり一丸になって攻撃/防衛する。
戦線拡大を嫌い、一点突破を目指す形。
pros
- 初心者フレンドリー
- 数の暴力を実現できる上、非常にわかりやすい。
- 各自が各自をサポート可能(誰かがしんでも代替可能)
- 味方が作ったワンチャンスに対し、(全員で乗り込めるため)効果が非常に高くなる。
- ラインハルトやDPSが考えることが少なく、極論実力差が非常に違うDPS陣を介護するのが用意になる。
cons
- 全員が全員で動くため、長い間ソロが出来ない
- 裏周りやアンブッシュ、隠密行動系作戦が取れない。
- 固まっているため敵のultをもろにくらいやすい
- 常に前面以外が手薄のため、戦線が広がるか、囲まれると非常に弱い
- DPSの発想力から来るスペシャルプレイが、(全員が固まっているがために)ただの身勝手な独断専行に終わりやすい。
- 特に引き際を知っている職人さんや、陣形に明るい元メインタンク使いのDPSは心強いが、ただの目立ちたがり屋だった場合介護するのが非常に大変。
基本組系におけるベースとなる陣形の紹介
ラインハルト魚鱗陣
最も単純なラインハルトトップ型陣形
防衛にも攻撃にも使える。
コンセプト
ラインハルトが盾で安全地帯を作り、進み続けることで前線をおし上げる。
殆どのDPSが接近することで火力を上げることが可能なため、ラインハルトの前線押し上げに伴い、DDが敵タンクを割る。
HitScanとサブタンクが牽制することで、安全にDDとラインハルトのシナジーを活かすことができる。
基本となる考え方
ラインハルト(もしくはメインタンク)は正面敵の全攻撃を受け止め。
サブタンクに介護されたメインタンクとDDが、敵タンクを割る。
盾を割ったら、longDPSとDDとサブタンクで敵タンクをGANKして蒸発させ、ラインハルトがイニシエートから敵集団を荒らす。
乱戦に突入するので、longDPSが逃げる敵と背中を向けた敵を、DDが残り敵サブタンクを狩る。
サブタンクは、荒らすラインハルトの介護。
pros
- 初心者フレンドリー
- 突入タイミングも各ヒーローのポジションも非常に分かりやすく、誰かがミスしても誰かがカバー可能
- マップを選ばず、常に同一行動が取れる
- DPSが最大火力を出せる
- タンクを狙うため、的が大きく、全員の活躍がイージー。
- 特に敵タンクを素早く処理できるため、全体でアドバンテージが取りやすい。
- ヒーラーのHP管理がタンクのみで良いため、ミスが減る。
cons
- 特に戦端が狭く、対応できる戦線も狭いため、戦線拡大や囲まれや機動戦術に弱い
- 側面や背後が非常に弱い。敵が2手に別れると崩れる要因になる。
- 機動系ヒーローにヒーラーが殺された時点で陣形が崩壊する
- ラインハルトの立ち回りスキルが高くないと成り立たない。
- 集団で固まっているので敵の1チャンスから全滅する。
- ディフェンスヒーロー(特にジャンクラットとバスティオン)に弱い。
特記
- メインヒーラーやロングDPSを下がらせ鋒矢陣(魚鱗の「△」から「↑」に形を変える陣)にすることで、敵のultによる全壊滅を防ぐ手法が有名。
- ラインハルトをピックしない場合
- 戦線を維持する、前線を前進させる方法を別で取ることが必要になる
- 豚トップ、ザリアカバーによる超攻撃型、D.VAトップによる機動前線などが有名。
1ファンネル型
機動系DPSを採用した魚鱗と防御に適する鶴翼を両天秤にかけた陣形
ゲンジ、トレーサー、ファラ等人気DPSを使う人がメンバーに居るならばこっち
DPSと本体集団で敵を挟む。
どちらかというと攻撃側用
コンセプト
敵のタンクがかばうヒーラーを機動系DPSが牽制、または排除することで敵タンクを弱体化させ素早く処理するのが狙い
遊撃である機動系DPSは、ヒーラーをキルできなくてもタンクを後ろに向かせるだけで、本陣のDDがタンクの背中を一方的に射撃することが可能。
基本となる考え方
遊撃DPSが用意するまで、本陣はできるだけ弾幕を張って敵集団の目を本陣に釘付けにする。
遊撃DPSが敵の背後を奇襲するとともに、ラインハルト(またはメインタンク)とDDとサブタンクが一斉に前線を押し上げ。
遊撃DPSと2タンクで敵集団を挟んで押しつぶす。
メインヒーラーはタンクを殺さないように全力ヒール。
サブヒーラーはメインヒーラーの介護か、遊撃DPSの介護のどちらかを状況やプレイヤースキルによって選ぶ。
pros
- 非常に攻撃的
- 敵の膠着した固いガードを一瞬で崩壊させられる。
- 初心者フレンドリー
- 安定した本陣が有るため、魚鱗と同じく崩壊はしにくい。(ただし、遊撃DPSはその限りではない)
- 機動系ヒーローが最も活躍しやすい
- 遊撃DPSが超気持ちよくプレイできる。
- こいつがキャリーにふさわしい実力者ならばあっさり勝てる
cons
- 遊撃DPSのプレイヤースキル如何で情勢が決まってしまう。
- だれも遊撃DPSをサポートできない場面が絶対に出てくる。
- 本陣のDPSが一枚足りないため、ヒーラーへのガードがゆるい。
- 本陣DPSがガーディアン系でないと、ヒーラーが狙われて死ぬ場合がある。
- サブタンクとサブヒーラーの立ち回りが難しい。(特に遊撃とDDのどちらを守るべきか等)
- 魚鱗よりも更にアンブッシュに弱い。
特記
- 遊撃にD.VAやウィンストンを使う手もある。その場合敵が背中を見せやすいので76がいると活躍しやすい。
- メインヒーラーのマーシーが飛び回ることで、一部の弱点をカバー可能だが、マーシーが死ぬと崩壊するため生半可な実力ではおすすめしない。
鶴翼(2-3ファンネル型)
敵を受け止める本陣と敵を攻撃するDPSに別れる。
敵を囲い込むような戦型で、DPSを選んだプレイヤーの実力差がもろに出やすい。
どちらかというと、タンクが耐えやすい地形を、DPSがアンブッシュしやすい地形をそれぞれ選べる防衛側のほうが使いやすい。
コンセプト
ラインハルトが敵の攻勢や進行を受け止めている間に、2DPS(またはサブタンク+DPS)が敵の弱い方向を見定めてフランクしていく。
DPSが自由に動けるため、DPSの力量を敵集団にぶつける形になる。
もっと言えば、ラインハルトの受け止められる量と、味方遊撃手の攻撃and進行速度のどちらが早いかを競うようなスピード系陣形
当然”鶴翼”なのだから、受け止める=>囲むという行為がスムーズに成立するため防衛時に敵DIVEの圧殺に向く。
基本となる考え方
この陣形はすごくフレキシブルなので、一例のみ。
ラインハルト、サブタンク、ヒーラー(または、1-1-1で)敵の攻撃を耐える。
サブタンク(またはDD)は、延々と敵を攻撃して注目を遊撃手からそらすこと。
ラインハルトはショートチャージの機会を伺いつつ、基本はヒーラーを守ること。
遊撃手が飛び込んだら全員で囲いを縮め押しつぶす。
その後、本陣は追いすぎないように下がり、遊撃手は掃討戦に移行する。
pros
- 敵の陣形やヒーラーが即瓦解する
- DPSの選択肢が非常に多く、ピック幅が広い
- 高い攻撃力とアンカーの役割を両立できる
- 素早い攻撃速度が得られる上に、避難場所も有るため、DPSの立ち回りは比較的楽
- ただし、DPSの中の人が猪突猛進の場合は意味をなさないが。
- 素早い攻撃速度が得られる上に、避難場所も有るため、DPSの立ち回りは比較的楽
cons
- 個々の判断力が、基本陣形の中では最大クラスに求められる難度が高い組み合わせ。
- 特に味方遊撃手の進行速度が遅いと即崩壊する
- タンクの攻撃を受け止められる量には限りがあるが、タンクが避難できない。
- DPSもさることながら、防御と攻撃を両立させなければならないサブタンクとサブヒーラーに高い思考力と対応力が求められる
- ヒーラーを守る人がサブタンクしかいないのでラインハルトかヒーラーのどちらかが視界外になり敵のアンブッシュやローミングの餌食になる。
トップガン型(偃月型)
タンクをトップとして、敵の集団を突き破っていくことを目的とする超攻撃型
魚鱗と比べて真ん中が厚いため、月の形みたいになる。
旧き良き中世の歩兵突撃形と言える。
コンセプト
ラインハルトやメインタンクを即座に突っ込ませ、それに向かうことで背中を晒した敵を後続のDPSが打ち取り、追いついたヒーラーに回復してもらったタンクが更に追い打ちをかける速攻型。
常に敵タンクを壁にすることで、敵は視界を防がれることも利用できる。
基本となる考え方
ラインハルトが盾を張りつつ前進し、ほぼ敵のタンクに密着するところまでいってから、ショートチャージかメインでイニシエートと荒らしを開始する。
対応するために盾を外した敵タンクを後続DDとDPSで瞬時に溶かす。
ヒーラーは荒らしているラインハルトが絶対死なないように注意。
敵タンクがおおよそ1~2秒で溶けるので、サブタンクとDDがバラバラになった敵を各個撃破。
メインタンクとロングDPSとメインヒーラーはさっさと目的を奪取して、陣を引き、拠点を構える。
大きく離散しないように注意。
逃げる敵をどこまでも追い続けるのは愚か者のすることです。
基本的に突撃歩兵(この時はラインハルト)は接敵するまでは非常に無防備なため、援護射撃、弾幕等を背後から敵地に向けて援護し突撃歩兵を守ってあげる必要がある。
そのため、ロングDPSやサブタンクはラインハルトの背中に向けて延々と弾幕を、DDはラインハルトに近づいてくるタンクキラーや邪魔者タンクを追い払う必要がある。
pros
- 超早い、超強い
- 持ち時間アドバンテージが非常に得られやすいため、最初の攻撃で突貫することが多い。
- 成功すれば、野良ではまず間違いなく敵の誰かの心が折れる。
- 成功率に問題があるDIVE系陣形と違い、一丸となって行動するため、カバーしあいやすい。
- スピード重視では有るが、ディフェンスヒーローでも問題なく実行可能。
cons
- 超脆い
- 特にアナのグレネード、メイの氷壁、シンメトラのタレットに非常に弱い。
- 特に2DPSはちゃんとラインハルトをバックアップしよう。
- 序盤でメインタンクが溶けた時点で陣形が崩壊する。そのため、メインタンクやヒーラーには熟練者が欲しい。
- 調子に乗ったサブタンクかDPSが追っかけすぎて引き込まれ殺されることが多い。
- 5VS6で反撃されて死ぬ。
- 猪突猛進タイプの味方に当たった場合は追い過ぎさせないように注意
- good chicken than bull
特記
- 調子に乗ったら負けます。
- DPSの援護の仕方が勝敗を決めるため、できればDPS陣もある程度”わかっている”人がほしい。
以上。
あとでチクチク修正していきます。
基本形以外は、ノーラインハルト型と、分離型と離散型かねー