citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

かわいい5人ヒロインと馬鹿をやりながらイチャイチャするAsaProjectのラブコメノベル「プラマイウォーズ」。クリアしたので感想。(全年齢向けもでてるよ)

はい。
変顔、パロディ、ヒロインにも容赦ないシモネタ
ギャグとイチャイチャラブコメに特化する美少女ゲーム会社AsaProject。
の「プラマイウォーズ」をクリアーしたので感想。

18歳未満の良い子はVITAで全年齢向けが出てるのでそっち買っとこう、な!!

プラマイウォーズV (通常版) - PS Vita

プラマイウォーズV (通常版) - PS Vita


短時間でサクッとクリアできる良作ラブコメ。
一切の鬱要素、シリアス要素がなく、かわいい女の子と爆笑の日々がおくれます。

注:私はVITAではなくR18のPC版をクリアしているので、サブキャラからVITAで攻略ヒロインに昇格した水無月姉妹についてはなんとも言えません。

  • 全年齢向けの公式サイト

www.entergram.co.jp

  • 同ブランドの作品感想

www.citrussin.com


あらすじ

厳格で子煩悩な父親から「清く・正しく・美しく」をモットーに厳しく教育された喜多家の4人の子供たち。
兄の千早は、しっかり者に育ち、姉の境子は超絶ブラコンという欠点を除いては品行方正の淑女に。
妹のメイはおとなしい性格ながら、しっかりした頑張り屋の女の子であり、弟のたかしは幼いながらも素直で誠実な性格でした。

ある時、喜多一家はとある事情から両親の同僚である神宮家と共同生活を送ることとなります。
神宮家には3姉妹がいて、すぐに千早、境子、メイと6人でつるむようになりました。

しかし、神宮家は喜多家とは正反対の品性下劣な人たちばかりだったのです。
こうして、品行方正と品性下劣な家族が織りなす波乱万丈のシェアハウスライフが幕を開けるのでした。



まぁ、下劣っていうか、ダメ人間というか。
風呂上がりに裸でだらけたり、冬には暖房ガンガン、夏には冷房ガンガンだったり。
トイレ流さなかったり、掃除も洗濯もしなかったり。ゲームで徹夜して学校をサボったり。
ヒロインとしてはどうなの?な、女の子たちではありますが、下劣ってわけでは無い気が。

ダメ人間ではあるけれど、性根はいい子たちです。
そして、見た目はとてもかわいい。

そんなかわいい3姉妹と、前からガンガンにアタックしてきていた実姉妹と一緒に、楽しい日常を送っていきましょうという作品。
最初に書きましたが、ギャグが全面に出たラブコメです。
そして、AsaProjectはギャグ担当ヒロインに酷い変顔を背負わせることでも有名。
基本的には、全キャラボケ担当ですが、特にOKが出たヒロインの扱いは凄まじいものになります。
ちなみに今回は、次女の神宮寺藍咲が変顔担当です。

  • 今回の変顔担当藍咲さん

顔が戻らなく
後ろで


でもなぁ、個別ルートにはいると藍咲とてもかわいい女の子なんですよね。
そういうギャップを楽しめるのもAsaProjectのいいところ。

攻略について

ネトゲ結婚選択肢で1回、プールで一回ヒロインを選ぶ選択肢が出ます。
それで二回(メイは一回のみ。プールは境子を選ぶ)選べば共通ルート終了後個別ルートに突入します。
まぁシナリオを読むタイプのゲームは大抵が殆ど攻略に頭を使いません。そういうものです。



攻略順等も、このゲームはありません。
まぁ”神宮 巴”は、別ルートの振る舞いを見てから個別ルートに入ると、その健気さにぐっとくるかも?

とは言え、伏線等が個別ルートにまたがることはないので、安心して気に入ったキャラの個別に入ればいいと思います。

あんまり馴染みがない人に忠告することについて

ちょいとおすすめするには美少女ゲーム独特のアレがあるので、先に断っておきます。

シナリオの内容は浅い

このゲームは、”可愛い女の子とイチャイチャする”のを主眼においており、個別ルートは短く、深いシナリオはありません。
萌系ライトノベル以上にライトです。

主人公と年が近い男が一切出てこない

。。。。年が近い男というか、基本的にヒロイン5人+主人公の6人が”家族”という集まりの下生活するので、それ以外の男は画面に殆ど出てきません。
主人公の弟は年齢が離れすぎていて集まりから離れていきますし。
両父親は、合間合間にはでてきますが殆ど関わりません。

なので画面にはヒロイン5人(とVITA版でサブヒロイン昇格した子)しか現れず、その中での物語展開になります。

まあ、それをいいという人もいれば、親友キャラぐらいは欲しいという人もいるでしょう。
そこら辺は人によるかなぁ。

声が合わない人は合わない。

特に境子の声優さん(春河あかり)は、特徴のある声ですので、合わない人は徹底的にあいません。


そこらへんは理解しておいてください。

腹を抱えて爆笑できる共通ルート

ここら辺は流石いつもの天都さん(メインシナリオライター)だなと。
メタネタや下ネタに忌避感がないならすごく楽しめるかと。
私は腹抱えて爆笑してました

本筋は大体6人でバカをやりながら、品行方正だった主人公一家が神宮家の適当さに染まっていくストーリー。
各ヒロインメインエピソードを順々に進め、各ヒロインとも主人公への愛情を確かめたところでバレンタインに個別ルートに入ります。

やっぱりこの共通ルートがasaprojectの魅力ですね。
頭空っぽにして馬鹿話に笑いながらラブコメしたい時に鉄板
嫌な気持ちにならないし、謎シリアスも一切なし。
喧嘩もほぼ速攻解決
気楽に読めるラブコメの代名詞的な


全キャラ好感度マックスダダ甘ベタベタ

主人公がね、一応「姉が理想の男に育てるべく幼いころから洗脳教育してきた性格イケメン」
個人的にもイヤミのない主人公だったと思います。
まぁ、シスコンですけど。
妹スキーですけど。
ヘタレだったりもせず、ちゃんと相手に誠実に対応する、それでいて高校男子らしい煩悩も持ち合わせていて。
主人公が嫌なやつだとやってるこっちもムカついてきますしね。
その点は問題ないです。

で、神宮3姉妹は「恋愛慣れしていない女の子」という設定。
なので、一緒に暮らしている内にどんどん好感度が急上昇していきます。
「男と一緒に暮らすことになったんだから、ちょっと女の子してみようかなって思っちゃうのよ!!」
とは、神宮姉妹の叫びである。

そもそも、
実姉の境子は、普段から主人公LOVEと言ってはばからない超絶ブラコン。
実妹のメイは、幼い頃から兄のお嫁さんを目指してしっかり者になるよう頑張ってきた隠れ超ブラコン。
神宮長女の巴は、とある理由からそもそも主人公以外目に入っていない。
次女の藍咲は、馬鹿話できるはじめての男友達とずっと一緒にいたいと依存していって。
末っ子の実乃璃は、はじめて出来た「しっかり者のお兄ちゃん」に甘える楽しさを覚えてしまった。

という具合で。
共通ルートで”このキャラは恋するとこんなに可愛いんですよ”を見せびらかすことをターゲットに、イチャイチャハーレムが続きます。


個別ルートは兎に角イチャイチャ

AsaProjectは、基本的に共通ルートに面白さを全振りします。
個別ルートは選んだヒロインの可愛さを堪能するロスタイム時間でしかありません。

恋愛0キロメートルでは、咲耶&実咲にシナリオの気合が入っており、ストーリーもこの姉妹の個人ルートに向けて進めると自然な話作りでした。
が、今作プラマイウォーズではそういうのもなし。
全キャラに対して、個別ルートは気に入ったキャラクターを更に愛でる時間を1時間ほど与えてくれます。
例えば新しいお兄ちゃんが、更に彼氏になった実乃璃は、延々と甘えてきますし、長年の夢がかなった巴は色々振り切ります。
ある意味メイや境子は、”肉親である”というハンデを抱える分、そこの解消にストーリーが割かれて、はっちゃけはおとなしいぐらい。


で、その個別ルートですが
いつでもどこでもイチャイチャイチャイチャイチャイチャ
がずっと続きます。
ヒロインは基本的に甘えたがりになり、主人公もあまえたがりになります。

  • イッチャイッチャイッチャ

ベッドの中で

  • イッチャイッチャイッチャ

お目覚めのキス


家の中に限らず、喫茶店でイチャイチャ、学校内でイチャイチャ、校門前でイチャイチャ。
人目を少し憚ったらどうですかね。

それにしても、どこでもちゅっちゅしとるなこいつら。。。。


一切の欝要素のない優しい世界

ラブコメに鬱要素なんていらないんだよ!!!!

ということを全面に押し出すがごとく。
謎シリアスなし。
暗い要素なし。
みんな優しい世界。

実妹や実姉を恋人にしても、周りは完全に祝福状態。
仲違いは、大抵”相手を思いやる上での行動”か”可愛い嫉妬”か”単なるボケ”
しかも即フォローが入り、悩みも”みんなで解決しよう”とする。

根底に流れるのは”家族は助け合うもの”という感情。
誰かが悩んでいると、絶対に誰かが助けに入ります。
そして、恋を競い合っていた他4人のヒロイン候補も、個別に入ると応援に回ります。
。。。。。。応援?というか、虎視眈々と愛人の座を狙い続けているというか(「チューくらい姉弟同士でもするから、ね!彼女が出来たとか関係ないから」)


ココがパライソか。。。。


一応葛藤は色々合って(例えば実妹が兄と結婚したいことをどう親に説明するかとか、自信がないヒロインがヘタれるのを見守るとか)、それがストーリーとして展開されますが、しかしそれもかなり早めにみんなで解決をしてしまいます。
まぁ逆言えば、個人ルートの起伏が殆どないとも言える。
が、いいんだよ。
女の子が可愛い!!!
それ以上に必要なものなど無い。

総括

女の子とイチャイチャするノベルゲーがやりたいならおすすめ。
夜に2~3時間ぐらい読み進めるとして、大体一週間ぐらいで終わります。
土日に一気にやっても十分終わるぐらいのテキスト量。
サクッと楽しめる良作ラブコメでした。

良い子はVITA版買おうね。

プラマイウォーズV (通常版) - PS Vita

プラマイウォーズV (通常版) - PS Vita

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