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ダンガンロンパV3のENDINGと回答。
賛否両論あると思います。
でもその前に、ENDの後の延長戦。
最後のその次の、エピローグのあとの、私達自身のダンガンロンパは行いましたか?
ここから先は、極力気をつけますが、どうしてもネタバレになってしまいます。
ゲーム本編を最後まで見た人のみが進んでください。
まだ最後までプレイしていない人はブラウザバックお願いします。
もしくは、前回の記事で、ネタバレ無し感想やってます。
さて、未プレイの人が帰ったところで。
ではでは、最初で最後の決定的矛盾に言霊をぶつけて、私達自身の学級裁判を始めましょう
絶望に負けないために。
真実に絶望し、希望に絶望した私達が、真実のその向こうを掴み取るために。
ダンガンロンパV3とは何だったのかを。
学級裁判で解き明かしていきましょう。
他ならぬ、あなた自身の手で。
注:
この記事はただのガイドです。
考察の道筋は書きますが、その答えは書きません。
私は、考察とは、人それぞれにあるべきだと思っているからです。
他者の考察が読みたい場合は「ダンガンロンパV3 考察」とでも検索すれば色々見つかりますので、ご活用ください。
私達プレイヤーによる学級裁判
最後の学級裁判中に豪速球で投げつけてきた大きな矛盾。
そのことを怪しく思った我らが名探偵は、エピローグでこういいました。
「でも、僕達には確かめようがない」
じゃあ、私達プレイヤーが確かめようじゃありませんか。
ではでは、スタート画面開いてー
ゲームを初めから開始してー
はい、こんにちわ。私
この狂った世界の主人公さん。
では、体育館に追い立てられて、自分の目で確かめてみてください。
「モノクマーズがでてきたときに彼らは、本当に喜んだのか」
見終わったら
さて、どうでしたでしょうか。
思い出したでしょうか。
- 彼らは「学校帰りに、謎の集団に拉致られた」
- 15人は????であるはずの天海くんを知らない
- 天海くんは、この状態に対して事前知識(見覚え?)がある
- ”モノクマ”の名前が登場したことに怯える15人と納得する天海くん(つまり16人ともモノクマがどういう存在なのかを知っている)
- この「全員の記憶がまともな状態」で、「超高校級狩り」の話が一瞬出る。
- 喜んでない。
- もう一回言いますが、喜んでない。
ということで、はい。
ここから始まる、私達の学級裁判
「全部嘘でした」
で終わればよかったんですが、
じゃあ、なんなのよと。
あの最原くんの映像とか何のよとね。
この殺し合いは一体なんなのよとね。
他にも色々ゲーム本編について湧き出す疑問点。
矛盾矛盾矛盾矛盾の塊が大量に湧き出てきます。
ということで、本文中に集めた情報というなのコトダマに、
確固たる裏付けをとった証拠を載せて、ゲーム中の矛盾に叩きつけ、
自らの中で、証拠と事実を積み重ねて、真実のその向こうを掴み取ってみましょう。
世の中では、こういう楽しみ方を考察といいます。
あらゆる可能性を考察し、論破し、希望を掴み取ってみてください。
決してダンガンロンパはコロシアイだけのゲームではないはずです。
矛盾を貫く「ダンガン」の集め方手引
証拠の言霊「ダンガン」を集めて、本編中の矛盾に向かって、”あなた自身の手で”様々な謎を「ロンパ」してください。
それこそがダンガンロンパです。
ゲーム本編中に交錯した「嘘」と「真実」をどうぞあなたの手によって論破してください。
本文中や演出によって作られた矛盾を貫くダンガンを、最初のプロローグやあなたの知見、明らかに否定できない事実郡によって作ってみてください。
例えばこんな矛盾はいかがでしょうか
プロローグと第一章だけでも大きな矛盾ありますよねー
- 天海くんのことを知らない他のキャラ
- 長い間人に立ち入られなかったと保証された寄宿舎
- 明らかに拉致られたみんなと、外の世界
とかとか
最終章前まで進むと
- 天海くんの部屋
- 王馬くんの部屋
- 名探偵の部屋の資料
などなど。学級裁判で使われなかったコトダマが意味を持ち始めてきます。
最終章なんて大きな大きな矛盾
- 首謀者の才能の制限について
があります。
これはこの記事で実際に(頑張って、ネタバレにならないようにぼかしながら)論破してみましょう
他にも
非常に多くの矛盾が首謀者にはあります。
そもそも、あの人の言葉を聞く限り、高校生?
例えばこんなダンガンはいかがでしょうか。
言弾や矛盾になりそうな問いかけを一部置いておきます。
あなたはこのダンガンを、誰のどんな矛盾に発射しますか?
才能とは何でしょう
才能とはなんだろう?
過去の来歴、過去の名誉、過去に成した功績、過去に蓄えた知識。
それらの”才能”は当然”捏造可能”である。
がしかし、
果たして得意でもない人が、”現在”ピアノ連弾を容易に弾くだろうか
果たして慣れ親しんでいない人が、”現在”一夜にして電子機器を全て破壊する道具を作れるだろうか
果たしてプラシーボで、”現在”実際にぶち当たった問題に鋭い洞察力を見せて、解決できるのだろうか
さて、あなたはどう思います?
ココで一つ。
体育館で「お前たちには特別な才能がないの?」と聞かれた彼女は「好きでやっていることはあるけど」と答えました。
卵とは、経験を積み、やがて空へ羽ばたくのだと私は思っています。
しかし、経験がない卵の状態であっても輝かしいものだと思いませんか?
天海くんとはどういう存在でしょう
天海くんは知っての通り???の才能を持っています。
しかし、なぜか
- 最初に揃った時、残り15人が天海くんを知らない
このコトダマだけでも、あれだよね。
黒幕の暴露が真実というのは非常に苦しい。
そして、彼は記憶があるプロローグ中は、状況に”納得”をしていた。
が、拉致して連れてこられたことに変わりはない。
彼がこのゲームが何なのかを解き明かすためのキーマンであることは明白だと思われます
彼は何なのだろうか。
それを考えてみてはいかがでしょう。
黒幕には何が出来たのでしょう
首謀者は何が出来たのか。
そして、なぜルールに縛られたのか。
しかし、なぜルールを厳守しなかったのか
大量の矛盾がそこにはあります。
さて、絶望の幕開けとなったあのインタビュー。
でも、考えてみれば、首謀者が出来たことを考えると自由に捏造できますよね。
本当に”進学校に入学してしまった男の子”はいたのでしょうか
思い出してみて欲しい。
”思い出しライトに登録された事実”を一番初めに見たのは。。。。誰だっただろうか?
首謀者?いやいや、あの人は”見て”はいない。
思い出しライトを使ったキャラクター? いやいや、それよりももっと前に。
ほら、見ている人がいるだろう?
ならば、”男の子”を始めに見た人がその人だとして、それは信じられる情報なのだろうか?
と考えると、キャラクター視点以外で語られた情報は全て首謀者の検閲が合ったわけですし。
真実とも嘘とも言いきれません。
論破の例
さて、あなたはどんなダンガンを持ってどんな矛盾を論破したでしょうか。
さてさて、一つ確認してみましょう。
さてさてさてさて、最終章のときにあまりに酷い暴論が首謀者の口から飛び出しましたよね。
が、クライマックスで忙しく誰も指摘しませんでしたよね?
ちゃんと突っ込んでおきましょうよ。
せっかくの矛盾ですし。
首謀者の行動の決定的な矛盾
首謀者の才能には制約がありました。
それ故に「XXXXなど存在しない」という絶望を叩きつけられたわけですが、、、
皆さん、お気づきでしょうか。
首謀者が言った
「私の才能はXXXXでしか適用できない」
との発言に、我々が本編中で入手してきた証拠(言霊)がぶつけられることに
- 主人公たちの真実
コレをぶつけましょう。
割れたロンパの裏側に何が見えるでしょうか?
あなたはもう知ってますよね?
首謀者の制限と、そのことが矛盾している事実に。
主人公たちをXXXXすることは何ら制約に違反せず、それをしても、首謀者がXXXXになることもないわけですよ。
はい。
すいません。
モノクマーズに脅されて、ネタバレできない身なので。
八つ裂きにされたくないので。
自分でXXXXの中身を考えてみてください。
最後までやってればすぐわかる事実ですが。
ではどういうことでしょう。
まぁ、犯人はこう反論するでしょうか?
「それも嘘だよ!」
つまり、そんな制約はなかったと。
考えてみれば「XXXXXである制約」を保証したのは、第六章には既にいない人でした。
あの場にいない人が証人である「証拠」に何の意味があるのでしょうか。
だったら?
あの探偵ならば、きっとこう続けるでしょう。
「だったら、目の前で首謀者がXXXXしていることは、XXXXXが存在しないことと全く関係がなく、何の意味ももたないよね?」
この事実はどんな議論に発展することができるでしょうか。
第六章の学級裁判の前提条件が全て覆ることになります。
だって、学級裁判中、絶望した理由であった首謀者の証言(正しくは証言の一部)が論破されたわけですから。
さて、あなたは、どう考えるでしょうか?
XXXXXは存在した?しなかった?
さて、この難題に今度は立ち向かってみてはいかがでしょうか。
例えば「絶望は存在しない」に
- 「16人が”最初”に目を覚ましたときに知っていた記憶」
コレを打ち込んでみてはいかがでしょうか。
または、第一章
- 「最初に集められた16人は”モノクマ”に反応したが”天海”を知らなかった」
コレを嘘弾化して打ち込んでみるのも面白いかもしれません。
あのシーン。わざわざ、天海くんだけみんなに名前を名乗ったんですから。
プレイヤーの数だけ、きっと学級裁判はいろいろな姿に変わるでしょう。
嘘と真実のその果てに
さて、昔々。
「勇者特急マイトガイン(反転伏せ字)」という傑作アニメがありました。
その作品の最終回は、非常に多くの賛否両論を巻き起こしたものです。
このダンガンロンパV3の手法はともすれば劇薬です。
でも、このダンガンロンパV3はそこから先に用事がある作品だと思います。
「嘘」は真実には程遠いのかもしれない。
でも、諦めずにその嘘の理由を考えた時、真実のその向こうを掴みれる。
そういう物語じゃないかなと。
第六章が終わり、エピローグが終わり、「真実」が存在しない世界へと旅立った私達を待つのは、きっとその向こう側の景色じゃないかなと。
そんな風に思うんですよ。
みなさんも自分で学級裁判開いてみてはいかがでしょうか。
最後までプレイした人用の考察ガイドでした。
頑張ってネタバレしないように書いたので、どうか許してくださいモノクマーズさん。
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