「モンスター娘の日常」がアニメ化され、最近、人外萌えが流行りだしているように思える。すこぶるるいいことだ。
エッチな本やゲーム界隈では昔からよく合ったジャンルだが
このままモンスター娘っていいよね!となっていただき、漫画やアニメ界隈に人外萌えが増え、ジャンルの多様化を呼び込んでいただけると非常にうれしい。
とはいえ、人外萌えにも初心者向きと玄人向きというのが存在する。
このまま「モンスター娘の日常」を見ていただいてもいいのだが、アラクネ(蜘蛛)に耐性がなかったり、 モノアイ娘(目が一つ)に心折れられたりしてもよくない。
ということで、一つ人外入門コミックである「亜人ちゃんは語りたい」をおすすめして徐々に皆様に耐性を付けていただきたいと思う今日この頃。時間があればおつきあい願いたい。
比較的人に近いモンスター娘
このコミック、出てくる亜人(モンスター娘)が人に近く、非常に初心者にお勧めしやすい。
ヒロインを上げると、ヴァンパイアのひかり、デュラハンの京子、サキュバスの佐藤先生、雪女の雪
とみんな人型。そしてみんなかわいい。 <=ここ重要
ちょっとでも気になったら、下記公式サイトへGO!
4巻出て、この作品の方向性が見えてきたので感想追記
www.citrussin.com
- 作者: ペトス
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: Kindle版
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人外としての特徴がかわいい。
人外娘へ萌えるシーンの一つとして、モンスターとしての特徴を生かしたイベントが挙げられる。
特にこの1巻ではデュラハンの京子ちゃんがすっごくかわいい。
彼女はデュラハンであるから顔が外れる。そしてその顔を抱きかかえてもらうのがとても好きなのだ!
(特に抱きしめてもらうシーンと、デュラハンデートはまさに人外娘ならではのイベントだ!!)
ほかにもサキュバスの佐藤先生は無意識に男性を誘惑してしまう体質に悩むなど、やはり人外娘ならではの展開が繰り広げられる。
佐藤先生の恋の行方は!サキュバスの誘惑と個人的魅力は同じなのかなど、人外特有の悩みが作品を引き立てます。
人外ならでは!というシーンが、1巻では一番特徴のあるデュラハンが非常に目立っていた印象だが、続刊ではヴァンパイアの血吸い衝動や、雪女と暑い夏を生かしたシーンが出ることを期待したい。
人外の特徴に悩むのもまたいとおしい。
人外娘といえば人との差異に悩むのも定番だ。
この作品の主人公は教師であり、その悩む人外娘の相談に乗る形で話が進んでいく。
とはいえ、この作品。非常に周囲の人々がやさしい。所謂いい子が多い。そこのところは安心して読んでほしい。
ヴァンパイアは家族がやさしすぎることにもにょもにょし、
デュラハンは淡い恋頃と自らの特異性に自信を無くし、
サキュバスは異性を誘惑する種族特性に悩み、
雪女は亜人であることにコンプレックスを抱く。
そこをすり合わせながら、ともに歩みより生きていく姿はとても胸に来るものです。
亜人特性も恋模様が複雑に
亜人特性に悩みながらも、それを”理解”してもらえた4人。
みんな徐々に主人公の先生に惹かれていきます。
父性的な惹かれ方や、頼りになる相棒?、相談できる同僚?、そして恋の相手。
それぞれの事情が絡み合ってそれぞれのルートで好かれていくのはとてもいい。
っていうか。
恋する女の子は可愛い
声を、声を大にして言いたい。
特にサキュバスの佐藤先生とデュラハンの京子の好き好きが強くて私たまりませんね。
ふたりとも悩みと不安を持っていて、それをまさに”亜人ちゃんと語り”合うことで信頼を深めてきましたから。
家族も人間、遺伝でもない可能性まである。この”人”と”亜人”のつながりが、同種が少ないからこその心細さが如実に現れていて。
やはりラブコメの醍醐味は心情とディスコミュニケーション解消。
ラブコメとして深く読み込んでいける作品でもあります。
ということで、魅力の1%も伝えきれない我が筆力を恨みながらも、ちょっとでも面白そうだなと思ってもらえればうれしい。
皆様にはぜひ、この入門向けでありながら、人外娘の魅力を引き出すのが非常にうまい「亜人ちゃんは語りたい」を読んでいただき、人外娘萌えの沼から抜け出せなくなっていただきたい。
- 作者: ペトス
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- 作者: オカヤド
- 出版社/メーカー: 徳間書店(リュウ・コミックス)
- 発売日: 2013/12/14
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