citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチキャラ戦法考察:ult型お散歩マクリービルド

ultを高速で回すことを前提とするローム型マクリー
攻撃力は強いが、本来ガードヒーローとして期待されるマクリーが出張するのでメイン集団後衛の味方ヒーラーが崩壊しやすく、後衛を別途守れる3タンク構成や相方ディフェンスが欲しい。
または、敵を素早く屠れる3dps1タンク構成で、1dps1タンク1ヒーラーは絶対一緒にいるようにしたい。
もし、不死マーシー使いがいるならば何の問題もなくお散歩可能。どうしてもお散歩したいならば6人パーティー友人を誘ってみよう。
こいつが上手いプレイヤーが一定数いることでいまでも初心者お散歩マクリーが、出張しては死ぬループを繰り返す要因となっている。
悲しいね。。。。


マクリー


高攻撃力、決まった時の敵チーム一掃、チャンスメイクの速さが定評。





概要

  • 前線が頻繁に動く(道のりが固定されにくい)ペイロードルール推奨ビルド
  • 敵がバラけやすい上に、マップが狭いコントロールルールでは高難度

フランクによってラインハルトやタンクの盾を射線から回避し、敵タンクを味方集団と挟み込む形で延々とメインを当て続けることでultを溜め、
溜めながらロームすることで高所に陣取りヒーラーをultで殺す戦型。
巨体の敵タンクを狙うことで押し続けてもメインがヒットし、最速ult溜めが可能。HSは狙わない(あくまでキルはultで行う)


一人になるため自衛が必要のため、フラッシュバンは敵のフランカーが敵集団を離れこちらに襲い掛かってきた場合に使用する。


敵が味方集団に対して集団戦を行っている、または味方が敵集団を荒らしている場合。
味方が敵主力を釘付けにする事ができている場合
に大きな力を発揮する。

安定してキルを取りやすく、初心者にも”PotGcarryDPS”が可能だが、移動時間の短縮のためのマップ理解とフラバンファニングでの単体確殺が必須スキル。

ビルドの前提となる考え方

ヘッドホンは絶対につけること

マクリーは一発胴当てで約5~6%貯まる。(つまり約17~20発当てるとultが100%)

ファイアレートは打ち続け(メイン押し続け)2発/秒、弾数6発、リロード1.5秒のため、
ultを貯めるには、34%/4.5秒(ローリング併用で 34%/3秒)を3回繰り返す。

したがって、最速で12秒毎にultを放てる。
しかし、敵回避時間、姿を消す準備、ultのポジション取り、フランクの移動時間が必要のため、大抵は30秒毎に1ultを狙うことになる。

また、タンクをultで倒すのは時間がかかるため、ヒーラーのみ(200族のため、セリフ終わりとともに発射で間に合う)を即キルする方が効率がいい。

ということを利用して、敵集団を回り込みながら敵タンクでultを溜め、頭上か後ろについたところでultを発動して敵ヒーラーのみを狩る。


pros&cons

pros = 積極的に採用するにたる理由、利点
cons = 採用をためらう理由や状況、欠点

pros

  • 敵1~2体を敵集団から引きはがせるため、人数差有利を作りやすい。
  • 高速ultにより、敵ヒーラー全滅を頻繁に狙える。
    • 特に30秒毎ultを可能とするスキルが身につけば、頻繁にteamkillを狙うチャンスメイクが可能。
  • 敵がマクリーを警戒すると、逆に味方集団にチャンスが訪れやすい両面体勢。
  • 兎に角攻撃力が高い
  • エイム力がそれほど必要ないため初心者でも可能
    • ヘッドショットがいらないため、心に余裕ができる
    • マクリーの練習にもちょうどいい

cons

  • ペイロードルール以外では経験が求められる。
  • 敵が散開しやすいコントロールマップではさらに高いスキルが要求される。
  • 移動にも、釣った敵の凧あげにもマップ熟知が必要
    • 機動性が必要(移動時間の短縮が絶対条件)だが、マクリーは機動スキルに劣る。
    • 後ろ向きに移動しながら正確におびき出しが可能なレベルが求められる。
  • 集団から常にdpsが1人欠ける。
    • 味方が3dps または 3tank または 味方ヒーラーが回避系(ルシオやマーシー) など、dpsが守らなくてもいいチーム構成であることが推奨。
  • ガード役が攻撃に専念するため、味方ヒーラーやタンクが危機になる可能性が高まる。
    • ヒーラーやタンクを守るキャラが少ないためたやすく味方集団が崩壊する。がそれを止めるすべがない
    • 味方集団を守れない。dpsをキルしないため敵の攻撃力が減らない。味方集団が崩壊するようならば戦術変更が必要
    • 集団崩壊すると前提が崩れる。味方のピックを考慮して戦術は決めるべき
  • 敵に機動系タンクがいる場合、飛び回りで対応されてしまう。
  • 攻撃専念型であり、兎に角防御力が低い。囲まれるまえに対処できないと終わり。
    • ソロになるため纏わりつかれると無力

要注意敵

  • D.VA、ウィンストン
    • 味方が拘束できていない場合、ディフェンスマトリクスやバリアによるult無効化が可能。そのため全ての活躍の目が潰される。
  • 敵ロードホッグ
    • 一人でいるときに、確殺されてしまいやすい。くれぐれも敵の位置は常に捕捉しておこう。]
  • ゲンジ、トレーサー、ファラ
    • 唯一ローム中のマクリーに襲いかかっても、すぐさま集団合流できる機動の鬼。
    • こいつらが釣れた場合は、たとえ敵集団が手薄でも下のお作法3-1を取らざるをえない。
    • ファラは視線に入らないようにすることで、ゲンジとトレーサーはフラバンファニングで確殺できるならば餌。出来ないならもっとスキルを鍛えよう。
  • ゲンジ等攻勢イニシエーター
    • 味方の集団が崩壊したり、乱戦になると移動時間がなくなる。活躍する時間もなく、敵集団に補足されてしまう
    • 乱戦時に、裏が取れる能力を鍛えれば、乱戦時でも活躍可能。
  • ソンブラとリーパー
    • 敵に先に見つかったら終わり。足音は聞き逃さないように
  • ウィドウメイカー、ハンゾー
    • サーチ能力で捕まってしまうと、一人では太刀打ちできない。

戦法お作法イメージ

下記ルート条件を守って、敵集団を迂回しながら目的地に向かう

  • 回り込むルートは、敵を視界に収められる場所を頻繁に経由できること
  • 目的地は敵集団の死角。敵後衛を一覧できる側面高台か、敵後衛の更に後方がよい。
  • 移動にかける時間は慣れてきたら30秒から40秒を目標。長いと味方が窮地陥りやすく、短いとultがたまる程の射撃チャンスがない。
  1. 遮蔽物を利用して敵の視線を切り、側面に回り込みながら目的地に向かう。
  2. 道中、敵タンクの胴体が見えたら足を止めてメイン3発以上当てる。敵がこっちを向いたら視線を切って逃げる。目的地に着くまでに15発は当てること。殺す必要は皆無。
  3. 敵のDPSが、マクリーを退治しようと釣られるかどうかで分岐
    1. 敵DPSがこっちに向かってきたら、足音を聞いて待ち伏せ=>フラバン+ファニングで確殺。再度逃走
    2. 敵が2人以上で釣られたら、敵集団が手薄=瓦解する可能性が高い。釣られたアホの視界に入らないように、かつ最短距離で味方と合流し、DPSがマクリーを探している間に手薄になった敵メイン集団を囲んで一掃。敵が再合流する前に姿を消す。
    3. 敵dpsをいなした後か、敵が追って来なければ、再度目的地に向かい道中敵タンクに弾を当てる。隠れる時間と離脱時間の天秤は経験あるのみです。
  4. 目的地についたら、敵が全員こちらを向いていない状況でultを発動し、ヒーラーを殺す。ヒーラー以外はどうでもいいため、チャージはほぼ無用。
  5. ヒーラー殺害後、味方集団に短距離合流して残り敵をGANK
  6. 敵がリグールプして仕切り直したら、再度繰り返し。敵が戦力の逐次投入をしたら囲んで殺すを繰り返す。


以上。
高速でultを貯めるのが目的なので、ultはちり紙を捨てるように吐き捨てよう。
誰も殺せなくても、30秒後には再度チャンスが来るのだから、狙いすますのは無駄なことがおおい。
エリクサー病は悪しき習慣である。
ultはもっとぞんざいに扱うべきだ。特にult型ビルドでは試行数の多さが強さに直結する。

総括

お散歩マクリーという初心者の悪しき風習を生み出した超攻撃特化ビルド。
ultで敵ヒーラーを一網打尽にした時の気持ちよさは格別。
ノコノコ釣られた敵をスタンファニングしたときの、恍惚感もひとしお。
その分、”一人でいる”ハイリスク性は非常に高く、難度は高い。

十分に味方構成や、敵構成と相談して採用すること。
下手に使うと戦犯確定する難儀なビルドである。


今日もどこかでこのビルドに憧れ、見た目だけを真似した結果noob丸出しプレイを行う初心者が生まれている。。。。。


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