citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチ講座:オーバーウォッチの歴史、ストーリー その10 ヒーローは死なず

初めての方はストーリー記事その1へ(リンク)



ちょいと投稿期間空きましたが、その10もいつも通りやっていきたいと思います。
前回その9
www.citrussin.com
では、ヒーローのいない世界で芽吹く新世代の英雄と、元オーバーウォッチメンバーたちの活躍を話しました。

世界は再びヒーローを求めています。
しかし、ペトラス法がそれを阻みます。
結果、集団となるわけには行かず、彼らヒーローはそれぞれ各自が各自の判断で動かざるを得ません。
しかし、そこには諦めないゴリラがいました。
彼は、人々の心を、オーバーウォッチの力を信じていたのです。

今回はそんな話。

リコール

ヨーロッパのイベリア半島南端にあたるジブラルタル。
そこは40%が自然保護区に指定されている。
そのジブラルタルの岬に自然遺産がある。御存知の通りThe Rock of Gibraltar(ジブラルタルの岩山)だ。
(パン2金5をCIV5では生み出す。岩山の詳しい話はwikiかcivペディアリンクで確認してください。)
イギリスとスペインの領有権問題で長年争われてきているこの岩山の影に、オーバーウォッチが誇る観測所(watchpoint)がある。
オーバーウォッチは黄金時代に、Overwatchメンバーの世界各地への迅速な派遣と、連絡を取るために”軌道発射施設(orbital launch facility)”を必要としていた。
あらゆる場所へオーバーウォッチの船を離着陸させるための発射場。
それがジブラルタルの岩の中に設置されていたのだ。
これこそ、オーバーウォッチの誇る中心部:Watchpoint:Gibraltarである。

ウォッチポイントジブラルタル

  • 岩盤をくり抜いて、観測所が建設されている

ジブラルタル岩石の中に作られたウォッチポイント



オーバーウォッチ崩壊後、”ペトラス法”の規定により、この巨大ウォッチポイントも閉鎖されている。
しかし、そこにウィンストンは、オーバーウォッチが誇る人工知能”アテナ”とともに長く住み続けていた。
解散した仲間たちはそれぞれの故郷に帰ったが、月から避難してきた彼にとって故郷とはオーバーウォッチwatchpointだけだったのだ。

彼は諦めていなかった。
ペトラス法に違反しているオーバーウォッチ活動を一人で続けていたのだ。
それにはまず解散したオーバーウォッチのエージェントたちを呼び戻す必要がある。

ウィンストンは密かにWatchpoint:Gibraltarから衛星ドローンを衛生軌道に送りエージェントたちを呼び戻(リコール)しようとしていた。
衛星軌道にドローンが到達するのか。
そしてその後アテナを使ってメンバーに連絡が取れるのか。
よしんば取れたとしても、彼らは再び集ってくれるのだろうか。
一人ぼっちになったゴリラは、不安の中黙々と作業をこなしていた。

ある日、ウィンストンは新兵器:バリアシステム(400ダメージをガードするあれ)の開発に没頭していた。
次に世界へ自分たちが飛び出す時、仲間をより守れるように様々な装置の改良に着手していたのだ。
中々うまく行かないシステムにじれていた時、静かだった観測所を侵入者が強襲する。

死神リーパーと、タロンのエージェント達が未だ動いているオーバーウォッチウォッチポイントを攻撃してきたのだ。
彼らの目的は、オーバーウォッチのメンバーリストと、”アテナ”
ウィンストンがリーパーに奇襲され倒れている間に、中心部コンピュータがハッキングを受けてしまう。
このままでは全エージェントの場所がタロンに知られてしまう。

「遺言は聞いてやるぞ?エテ公?」
「エテ公ではない!科学者だ」
ウィンストンはそばのバリアシステムをリーパーに投げつける。
まだ制御ができておらず暴走したバリアシステムは衝撃波を放ち、リーパーを襲う。
形勢が逆転し、ウィンストンは襲撃者を追い払った。。。

急がなければ。
ウィンストンはアテナのもとへと走りより。
途中まで進んでいたハッキングをなんとか止めた。


しかし、この場所さえ知られてしまった。
いつになればオーバーウォッチを再建できるのだろうか。
不安に揺れるウィンストンの目の前で、アテナが再起動し、あるプログラムが立ち上がる。
ちょうど、衛星軌道が接続を開始したのだ。

INITIATE

OVERWATCH RECALL ?

Y or N


力強くYesを押す。
その瞬間に、世界中のオーバーウォッチメンバーと連絡が繋がった。

「ウィンストン?あなたなの? あは、久しぶりだねぇ」
最初に返事を返してくれたのは、友人トレーサーの声だった。


かつてウィンストンには尊敬すべき父親がいた。
稀代の天才科学者。彼の名はハロルド・ウィンストン。
「見るべきは今日の世界じゃない。明日の世界だ」
彼から学んだ”可能性”の力を、ウィンストンはいつまでも信じていた。


「ええ、全くです。」
今日までの世界は確かにヒーローのいない世界だった。
しかし、きっと明日の世界はヒーローがいる世界だ




リコールの物語は公式アニメーション出ています。
www.youtube.com


この事件をきっかけにオーバーウォッチは再起したことになり、それはつまり、ガブリエル・レイエスから、ジャック・モリソンに移譲されたオーバーウォッチ司令の座を、今度はウィンストンが受け継いだことになります。
なので、ソルジャー76とウィンストンが一緒になると、76が「俺の代わりが務まるかな?」と煽ってきます。
また、ジブラルタルに来るとマーシーが「オーバーウォッチは理由あって解散したのです。再結成は不要のはず」と難儀を示します。

マップ:ウォッチポイント-ジブラルタルについて

マップのWatchpoint:Gibraltarでは、この「メンバーと連絡を取るための衛星無人機」を巡って戦います。
攻撃側は、無人機を軌道に送るために、発射ガントリーまで護衛しなければならないのです。

  • 攻撃側開始地点には、ルナコロニーのポスター

ジブラルタルのルナコロニーポスター

  • 攻撃側黒板には、無人機を発射台まで運ぶための計画図

ウォッチポイントジブラルタル黒板

  • ペイロードは衛星無人機。実は攻撃側リスポン地点の天井にも作りかけが置いてある。成功するまで何発も発射したのかね。

ウォッチポイントジブラルタルのペイロード

  • 移送途中には、コントロールマップでお世話になっているオーバーウォッチの船

ジブラルタルから発射されるオーバーウォッチのメンバーシップ

Watchpoint内を運びながら邪魔する敵対者を倒して進み、最終地点は衛星軌道打ち上げポイントとなる。

  • さまざなものを打ち上げる発射ガントリー

ウォッチポイントジブラルタルの発射台





龍の物語

前回の話はその4参照(リンク)

シマダ家には古より続く言い伝えがあった。
子供に聞かせるおとぎ話。。。それは二頭の龍の話だ。

強大な力を持った兄弟龍。
兄である南風の青龍、弟である北風の緑龍。
兄弟は力を合わせ天界を守っていた。
しかし、その強大な力を持った2龍はあるとき疑問に思った。
「果たして南風と北風。どちらの龍がよりすぐれているのか」
些細な兄弟げんかは、いつしか天界を揺るがす決闘となった。
そして、その戦いは、兄が弟を地に叩き落とすことで集結した。
が、弟を下し勝ったはずの兄は気付く。
「私は弟龍を殺したことで、天涯孤独の身となった」
兄弟は共に力を合わせなければならない。弟を失った自分は、もはや半身をもがれたに等しいのだと。

  • 2龍の争いは、シマダ城に描かれている

島田城の2龍屏風

  • 家紋も2龍が争い合う姿だ

hanamura島田城門


”現在”花村城
オーバーウォッチに滅ぼされたシマダの城は、エージェントたちによって警備されている。
オーバーウォッチが解散した後も、それは国連の治安部隊に引き継がれていた。

その日は特別な日だ。
かつて忍者集団シマダ一族の頭領兄弟が争った日。
毎年毎年その日になると花村城に侵入者が訪れる。
警備にあたっていた警備員はことごとく無力化されるのだ。
そして、今年もそうだった。

世界を旅し、自らの腕を磨き続ける最後のシマダ家頭領ハンゾー。
彼はあらゆる組織に命を狙われていた。
シマダの力を奪おうとするもの、または抜け忍であるハンゾーを殺そうとするシマダ残党。
彼はそれら障害を返り討ちにしながら、世界中を放浪している。

世界中を旅しているとは言え毎年、この日だけは日本に戻ってくる。
ハンゾーは寺院の周りを警備している人間をいともたやすく無力化し、かつて弟を失った城内部に進みよる。
そして、弟の形見の前で線香と共に弔慰を示すのだ。

が、その日は違った。
気配を隠そうともしない刺客がつけて来たのだ。

「このような未熟者をよこすとは。。。」
振り返ったハンゾーの目には奇妙な仮面をかぶったオムニック。
「そんなことをして、弟シマダ・ゲンジが喜ぶと思っているのか?」
無遠慮に最愛の兄弟の名前を出され、ハンゾーは激高する。
「弟のことを忘れた日なぞ無い」
しかし、激高を宿した弓矢は謎の刺客に全てかわされる。
床に残った矢を拾い、ハンゾーはシマダの秘伝を繰り出した。
「龍が敵を喰らう!!」
南風の青龍が、敵に襲いかかる。
しかし刺客は微動だにせず、刀を抜いた。
「龍神の剣を喰らえ!」
シマダには2つの龍が伝えられる。
緑龍が刺客の刀からほとばしり、青龍を喰らってハンゾーへと襲いかかった。


「殺せ」
首元に刀を添えられたハンゾーは死を覚悟する。
が、刺客は刀を収めて囁いた。
「生きる意味を探せ。”兄者”」
まさか!
刺客の言葉に驚くハンゾーの前で、刺客は仮面を脱いだ。
「ゲンジ。。。。。」
死んだはずの弟がそこにいた。
「俺は兄者を許した。次は兄者が自分を許す番だ」



古のおとぎ話。
弟を失った龍はある日、地上で人間に姿を変えた弟と再開する。
自らの行いを悔やんだ兄龍は地に手を伏せ、同じ人間へと姿を変える。
二人は人として再度力を合わせ世界を旅歩くことになったのだ。


しかし、
「現世はおとぎ話ではない。ゲンジ、いい加減幻想を捨てろ!」
ゲンジはシマダを滅ぼし、兄は弟を葬った負い目がある。
共に手を携えて歩くなど、到底できることではないのだ。

弓で憎いはずの刺客を狙いながらも、ようやく会えた弟に向けてその矢を放てずにいるハンゾーにゲンジは言う。
「世界は動乱に包まれている。問題は”どちら側につくかだ”」
そして、ゲンジは闇へと消えた。

現世の2龍の物語はココより始まる。
彼らの行方が交わるのか、平行線のままなのか。
今は誰にもわからない。


「死には名誉、名誉には救いが伴う」
弓と暗殺の名手、シマダ・ハンゾー。
彼は自らが無双の達人であることを証明するため、戦いに赴く。
今の彼の望みは、己の名誉の回復と過去の亡霊たちを弔うことだけだ。

ハンゾー立ち絵




この話は公式アニメーション出ています。
文字で説明するのは限界があるので、ぜひ見てください。
www.youtube.com


ゲンジがいう、”どちら側”というのは非常に意味深。
どうやら世界を放浪してきたゲンジの見識からいうと、現在の世界は大きな2つの勢力がある模様?
もしくはただ単に正義と悪という意味?

あと、タロン自身は「シマダ家の復興」を餌にハンゾーを取り込もうとしている(ウィドウとハンゾーの戦闘前会話より)が、どうやらストーリーを読む限り、彼はそんなにシマダ家復興に執着していないようですね。
イマイチ、弟の生存を知った後のハンゾーの目的がわからん。


花村のマップについて

ハナムラは、この事件を元にした戦い、もしくはいづれ来るであろう花村城奪還事件?を模しているであろうと思われる。

入り口は、若き頃ゲンジがガールハント修行に励んだゲームセンター

  • 花村のゲームセンター

花村のゲームセンター
目の前にあるラーメン等の飲食店RIKIMARUでは、前に食い逃げが発生。ult使用時に俺は早いぜとか言いそうな謎のガンマンが犯人を捕まえたらしい。

ハンゾーが侵入したルート通りに、まず城の庭である寺を占領後、花村城の本丸を占領しに行くことになる。


ヒーローは死なず

世界はヒーローを求め、そして彼らは再びつながりを得た。
ペトラス法、各地で起きる企業紛争、テロ組織タロンの暗躍。
そしてオーバーウォッチの暗部と、”奴ら”
様々な敵が彼らの存在を許さないであろうことは明らかだ。
しかし、諦めるという心は持たない。
ヒーローとは、そういう存在なのだから。
そして、オーバーウォッチとはそういう奴らの集まりなのだから。

www.youtube.com





以上。
次は最終回。現在:世界はきみ(ヒーロー)を求めている を予定。

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