citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチ講座:オーバウォッチの歴史、ストーリー その7 ヒーローのいない世界 3人の元英雄

初めての方はストーリー記事その1へ(リンク)

第三回ランクマはじまってしまいました。。。
が、まぁマイペースで今回はその7やっていきましょう

前回
www.citrussin.com
では、凋落したオーバーウォッチ。ヒーロー集団の解体とそれにまつわる陰謀劇の話をしました。
その時姿を消したオーバーウォッチのトップ3人がいます。
彼らはその信念に従い表舞台から姿を消し、目的のために暗躍することになります。
今回はその後現れた3人の謎の人物のお話。

すなわち、ソルジャー、リーパー、そしてゴーストです。
ソルジャー、リーパー、ゴースト
わーいったい誰なんだろうなー見当モツカナイナー


ソルジャー76の足取り

謎の自警団員ソルジャー76は、まず各オーバーウォッチのWatchPoint(観測所)に侵入。
世界最大の技術組織でもあったオーバーウォッチの遺産とも言える武器防具を強奪した。
その後、彼の足取りは世界中に現れる。
Doradoの激動に関与し、そしてタロンの本拠地へと彼は孤独な戦いを続けていった。

Watchpoint: Grand Mesaの襲撃

アメリカコロラド州のロッキー山脈。その周辺にはかつてのオーバーウォッチの軍事施設が立ち並ぶ。
(グランド・メサは御存知の通り、コロラド州にある自然遺産で巨大な累層のこと。ハンマー2と金3を生み出すがCiv6バニラにはない。
その日、何者かによる侵入事件がGrand Mesaにある元オーバーウォッチ施設と、警備会社:ヘリックス・セキュリティ・インターナショナル(Helix Security International)を襲った。
だが、不思議なことに、負傷者は出たものの誰ひとりとして死亡者はいない。(その点を多くのマスコミは大きく報じないが)
「戦略。士気。精密性。彼はどれもとっても軍事訓練を受けた熟練の兵士だった。」
と、警備員は語る。

それらの襲撃で、犯人に実験的兵器と他の軍事兵器、貴重な技術資料が強奪されている。
代表的な物品としては、オーバーウォッチの遺産であり実験的兵器の試作銃 ヘビー・パルス・ライフルと、ヘリックス社で開発されていた強力な爆撃兵器ヘリックスロケットだ。(76のメインとサブのことです)
この強力な兵器類が盗まれたことはかなりの痛手のはずだが、何故か米国政府のグェレラ報告官は襲撃者の特徴に関する一切を隠し、コメントを出そうとはしなかった。
ただ一言「アメリカはこの犯罪者を必ず捕まえる」とだけ発表した。

  • 一度に攻勢の爆弾を3発ピンポイントに打ち込む強力な武器:ヘリックスロケット。ヘリックス社が自社の名前を冠して研究に明け暮れた極秘兵器だ。

ヘリックスロケット



この事件についての詳しい報道発表を、ブリザードは公式記事(英語リンク)にしています。
が、英語。
しかし、なんと「だらだら オーバーウォッチ」ブログさんが日本語訳してくれていますので、皆さん読むのおすすめ。
overwatch.hatenadiary.jp


Doradoの激動

メキシコの英雄にしてエネルギー企業LumériCoのCEOでもあるGuillermo Portero。
彼のDoradoでのメキシコ復興事業は順調に進んでいた。
エネルギー生産施設も建設され、後はジグラットを運び込むだけだ。
=>そこらへんの話はその2参照(リンク)

が、タロンの計略によりその復興は危機に瀕することになる。

Doradoのギャング集団ロス・ムエルトス

ロス・ムエルトス(メキシコでThe Deadつまり”死”の意味)は、Doradoを中心として活動する自称革命家集団。
要するに質の悪いギャング団だ。
クライシス後のDoradoで度々問題を起こしている。
彼らが何を目指し結成されたのかは分からないが、少なくとも自分たちDoradoの復興を優先的に行わないメキシコ政府に憤慨して立ち上がったと見られる。
頭蓋骨と骨のモチーフを燐光塗料で身体に描き、違法な武器密輸売買に手を染める彼らを住人は恐怖の対象としてみている。
あの存在しない少女「ソンブラ」もココに所属していた。(当時のソンブラは”ロスムエルトス”スキンとしてゲーム内で見れる)



また、クライシス後に発足したギャングによく見られるように彼らは反オムニックだ。
が、利用できるとなればオムニックを取り入れることも躊躇しない。(要するに全く思想がなくただ破壊による金儲けを行うギャング集団です)
Doradoの道端で、無力なオムニックを複数で囲みリンチを行うロス・ムエルトスのメンバーが時折見られる。


そんな彼らが、自分たちのシマである(だと思いこんでいる)Doradoでショバ代もみかじめ料も払わずに事業を行うLumériCoを恨むのは当然だったのかもしれない。

  • Doradoの路地裏には彼らのマーキングがある

Dorado路地裏のロス・ムエルトススプレー


ハッカー集団「ソンブラ」からの告発と英雄Guillermo Porteroの失脚

とある日、世界報道機関Atrasニュースに一通の告発が舞い込んだ。
ハッカー集団「ソンブラ」と名乗る彼らは、エネルギー企業LumériCoとそのCEO Guillermo Porteroの犯罪証拠を暴露したのだ。
その告発と暴かれたLumériCo機密文書には、Portero氏が同社の資金を私的流用し、様々な公的機関に賄賂を払い、LumériCoにとって有益なリベートと制度改正を行っているという犯罪の証拠が書かれていた。
そしてその文書をたどると、Portero氏率いるLumériCoは、政府収賄を通じて最終的にメキシコ全域の非公開土地を奪取し、LumériCoの施設を拡張する計画を立てているというのだ。

さらに、その電子メールは、インドの巨大企業のヴィシュカーコーポレーションとの会話を明らかにして、ヴィシュカー発展のためにLumériCoの独自のエネルギーシステムを輸出することを議論していることも告発。ヴィシュカーはその悪辣な手法で度々問題視されいている企業だ。
=>その2の”インドの復興”を参照(リンク)
最近、特にリオデジャネイロでの再開発と最新プロジェクトについて、ヴィシュカーはビジネス取引に関する問い合わせが起きている。
=>ルシオの物語に続きます。その8か9ぐらいを予定
メキシコの州政府が部分的に支援している半国策会社でもあるLumériCが、ヴィシュカーと”居心地の良い関係”になることが本当にメキシコのためになるのだろうか?


ハッカー集団「ソンブラ」によって明るみに出た機密文書は、メキシコ復興に力を注いでいたエネルギー企業LumériCoをスキャンダルの嵐に巻き込んだ。
復興事業は停止を余儀なくされ、CEOの責任問題にも派生する。
この文書は、最近起こったLumériCoへのセキュリティ攻撃により取得された報じられている。
LumériCoとメキシコの政府法執行機関は、これらの侵入を犯罪行為とし、この暴露も悪意ある捻じ曲げだとしているが、ハッカー集団は、「自らの得た情報は公益にのみ利用する」と主張している。

この暴露にGuillermo Porteroも下記のように反論した。

「悪辣なハッカーによって”取得した”とされるこの記録を信じるのはいかがなものか。証拠を彼らはいくらでも捏造でき、現実の根拠は一切ない。私は私の人生を我が故郷であるメキシコに捧げている。
ーー そして、私は近い将来この根拠なき主張が無実のものだと証明され、Doradoを含むメキシコ全土が世界最高クラスの都市に復興することを確信している。市民社会の法律を踏みにじった犯罪者は正義の手によって裁かれるだろう」

知っての通り、ソンブラとは存在しないある少女の名です。が、まぁ彼女は表舞台に出る際には自らをハッカー集団「ソンブラ」と装うみたいですね。
=>その2とある少女を参照(リンク)
後述しますが、現在ソンブラはタロンに身を寄せており彼らの依頼を受けてます。世界の混乱と対立を深めたいタロンにしてみると順調に復興するメキシコは邪魔な存在だったのでしょうね。
まぁ、正直あのソンブラとタロンが一般人を装って暴露した”証拠”とやらがどこまで信用にたるのかについては私はなんとも言えません。
というか、邪魔な存在の不正証拠を捏造して凋落させるって前回同じ話を聞いたような。。。。。もしかして、ソンブラさんオーバーウォッチ凋落にも加担しました?



また、Doradoとヴィシュカーの関係はシンメトラのセリフからも伺え、シンメトラをDoradoでピックすると「ここはヴィシュカーの手によって理想の世界に生まれ変わるのよ」とつぶやいてくれます。



この一連の事件についてAtlasニュースが出ています。

  • Atlasニュース(英語)
    • 残念ながらどこのブログ様も翻訳されていないようなので、翻訳した内容をつなぎ合わせながら上記と下記の文章を書いております。ので、この単元を読めば基本的にこのAtlasニュース内容も知ることができるようになってます。
    • LUMÉRICO CEO STEPS DOWN - News - Overwatch


この問題について毅然とした態度を取るGuillermo Porteroだが、新たな問題が噴出する。
ハッカー集団「ソンブラ」の告発と呼応するようにDoradoのギャング ロス・ムエルトス(ソンブラの古巣)が、Porteroとその共謀者の即時の辞任と逮捕、LumériCoの発電所建設の中止を訴えたのだ。(おそらく、ソンブラの支援による行動)
さらに、ハッカー集団の暴露した事実を第三者機関が調査すること、LumériCoの政策に影響された市民への賠償なども要求している。
そして、LorériCoがDoradoに原子力発電所を建設し復興を加速すると発表したことを受け、ロス・ムエルトスは抗議活動を組織した。
ギャングであるロス・ムエルトスの”抗議”とは、テロにほかならない。
彼らは悪名高いジャンクラットと手を組み、建物を破壊し、政府系銀行を爆破。中の資金を盗み出したのだ。

  • Doradoの防衛側(ギャング側)のスタート地点は空っぽになった銀行内

Dorado強盗された銀行の内部

  • 銀行内部へは建物を爆破して侵入されている。

Dorado破壊された銀行

=>次回記事のジャンクラットとロードホッグも参照

Guillermo Porteroの辞任

そして高まる不安の中、ある日「挑戦者Guillermo Portero氏が本日辞任した」とAtlasニュースが報じる。
ハッカー集団によるハッキング、異例の事態に発展している集団抗議、そして先日起こったメキシコ全土の混乱を踏まえ、CEOとして一時的に辞任したと発表した。
おそらく、最も目に見えてわかる要因は、世界中で報道されている世界広範囲に渡る「ソンブラ」のハッキングと”落書き”だろう。
プロトコル”ソンブラ”と題されたそのハッキングウイルス(?)は世界中のモニターを掌握。ありとあらゆるところで、Guillermo Porteroの悪辣さを論った文章が表示されることとなる。
(えげつねーなソンブラとタロン)

プロトコルソンブラは、A Moment in Crimeにも手を出していまして、そこら辺に関しては次回その8で語ります。



LumériCoとGuillermo Porteroが今後立ち直り、長期的な未来を歩んでいけるかについてはかなり疑わしいと言わざるをえない。
同社内の情報筋は、これが英雄として人気のあるCEOの終わりになる可能性があると考えている。
しかし、Guillermo Porteroを含む彼らはあくまで”一時的”であり、正式には辞任していない。
社内の職員の中には、かのカリスマ的なリーダーを信じているものも多く、「彼は決して職務を諦めてはいない」と強調した。


ここ数週間の激動が、LumériCoに対する世論をどのような形にするのかどうかは不明のままだ。
しかしPortero氏はあくまでも潔白だと主張し、ハッキング行為への継続的な調査、同社への行為に対する当局の見直しが全て行われるまで、この問題に対する責任がLumériCoや彼に押し付けられないことを期待している。



ごく最近。LumériCoのセキュリティーシステムへ再度ハッキング行為があったことが報告された。
LumériCoのセキュリティシステムにどのような被害を及ぼしたのか。広範囲に渡りネットワークインフラが損なわれる可能性があるとセキュリティー内部関係者が懸念している。

そして同様に、ロシア最高の軍事治安部隊であるVolskaya Industriesなど、世界中で同様のハッキング行為が確認されている。
=>Volskayaに対するタロンの暗躍は後述。




HERO

Doradoに住む少女、アレハンドラ。
彼女はその日、希望に出会った。

母に頼まれてお使いに出かけた彼女は、地元ギャングのロスムエルトスに絡まれ財布を強奪される。
それがなければ食料が買えない。
怯えながらもギャング団を追っていった彼女が眼にしたのは、76と刻まれたスーツを着た長身の男の姿だった。
武器を持ったギャング団相手にたった一人で立向かい、彼らを殲滅する謎の男。
最初はその恐ろしさにおびえ物陰に隠れていた彼女だったが、ロスムエルトスが放った手榴弾が彼女を命の危機に晒してしまう。
爆発の寸前。
目をつぶった彼女が再度開けたときに見たのは、自らの身体で爆発から彼女をかばう謎の男の姿だった。

「どうして守ってくれたの?」
「昔の癖が出ただけだ」
歩き去ろうとするその男に彼女は聞いた。
「あなた、あのヒーローたちの一人なのでしょう」
街中に貼られたオーバーウォッチのポスターは市民の手によりボロボロに割かれている。
「もう、ちがう」
彼はそう言って立ち去った。



「ヒーローだよ」
その日少女は本物のヒーローを見た。
混乱と災厄に覆われる世界で、信じられるものを見つけたのだ。

  • 公式アニメーション出てます。見るべし!

www.youtube.com


ということで、Dorado攻撃側で76を選ぶと
「ロスムエルトスのクズどもが!」
と吐き捨ててくれます。
また、ルメリコのことも疑っているようで「ルメリコの奴らは何を考えている」と疑念を呈します。


アリーナマップ:「Castillo」について

「Castillo」(カスティーリョ)はDoradoの町並みと湾を見下ろす、植民地時代に築かれた要塞。
怪しい客が頻繁に出入りするBAR「Calaveras」とソンブラの邸宅兼ハッキング拠点。
そしてドラドに巣食うギャング集団「ロス・ムエルトス」の隠れ家でもある。
Castillo


街に入るための門には大きくロス・ムエルトスのマーキングが有り一般人は近寄りさえしない。
ロス・ムエルトスのマーキング


ここからDoradoの街を一望でき、逆にCastilloは天然の要害に建てられた古い要塞は敵の攻撃を阻む。
よってここは犯罪者の拠点に最もふさわしい場所に違いない。

  • 崖からドラドを一望できる

Castilloカラの眺め

ここでバトルする際の一方のチームスタート地点は、ソンブラの邸宅である。
トレーラーにも写っていたPCが設置されており、壁面モニターにはハッキングのための世界中の組織の関係図が記されている。
また、ルメリコやヴォルスカヤなどソンブラのハック対象の資料がそこらに点在しており、床には壊れたテレポーターが無造作に転がっている。
ソンブラの邸宅

もう一方のスタート地点は、後ろ暗いものたちが集まる怪しげなBAR「Calaveras」
かつて、ここでロスムエルトスや、ジャンクラット&ロードホッグが銀行爆破や強盗を計画し、更にクリスマスイベントでは警察に追われるマクリーがココで酔いつぶれていた。

Calaveras

まさにCastilloはギャングたちのたまり場なのだ。

  • Twitterにて明かされた、銀行爆破計画書




アトラスニュース(AtlasNews)のある男

あのオーバーウォッチに並んで有名な世界的機関。
あらゆる組織のしがらみから逃れ、世界に真実を伝える国際報道集団。
それが「地球を支える者」アトラスの名を冠した彼ら”Atlasニュース”だ。
かのメキシコの英雄にして、LumériCoのCEO、Guillermo Porteroの不正を報じ、Dorado事業の腐敗を訴えたことでも知られている。

その国際報道機関にOlympia Shawはいる。
オリンピア・ショウはオーバーウォッチ黄金期に生きた人間であり、ストライクコマンダーモリソンのファンでもあった。
「私は覚えている、ジャックモリソンが死んだ日を。世界が英雄を失った日だ」
と彼は語る。
近年頻発するソルジャー76の事件と、英雄ジャック・モリソンを結びつけ、彼は自らの所属するAtlasニュースで特集記事を出した。
Fading Glory: On the Trail of Jack Morrison 
「栄光の失墜:ジャック モリソンの軌跡」と題したその記事は、あの英雄ジャック・モリソンならばこんな混乱を起こすような真似はしないはずだとした上で、
「ジャック・モリソンは死んだ。ここに残っている全ては私達がかつて知っていたヒーローの影なのだ」
という独白で締められている。

overwatch.hatenadiary.jp
(Blizzard公式発表だけあって、コレ読むだけで76の足跡が非常によく分かる内容。私の記事の存在価値が。。。)
.



タロン最”凶”のチーム

傭兵として名を馳せるリーパーは、各オーバーウォッチの関連施設やWatchPoint(観測所)を破壊していた。
オーバーウォッチに敵対する彼は、テロ組織タロンにとっては良き同胞である。
金銭や情報、各種サポートを約束してくれるタロンの仕事を、彼も断ることはなかった。
互いに利害が一致し合う両者は自らの目的のために利用しあっていたと言える。

そして、そんなタロンと利用し合う関係の人間がもう一人いた。
”奴ら”の監視をくぐり、各上部と接触を図り、世界を掌握するために。
ソンブラはタロンの元で”雨宿り”をしていた。

世界最悪の傭兵と、世界最強のハッカー。
そして、世界最高のスナイパーがタロンの手元にあった。
当然もっとも重要なミッションは彼らに任せられることになる。
時折タロンからの重大な仕事が入ると、度々ソンブラ、リーパー、ウィドウメイカーは3人一組のチームとなり、あらゆる任務をこなしていた。

収監されたドゥームフィストとタロンの政治闘争

=>ドゥームフィスト収監の話は2-2参照
オーバウォッチの歴史、ストーリーについて知っておくと、ゲームをもっと楽しめる その2-2 戦後復興とドゥームフィストとヌンバーニ騒動 - citrussinのチラシの裏


タロン内で一大派閥を作り上げ、タロン内の政治闘争を制していた幹部アカンデ・オグンディム(3代目ドゥームフィストのことです)。
彼が収監されたことでタロンの中では大きく方向転換がなされようとしていた。

タロンの幹部ヴィアリはタロンの教義を信じていない人間だ。

  • タロン幹部の一人ヴィアリ。名前からしてもイタリア人かね?

Vialli

彼にとって組織とは「富と権力を手に入れるための共同体」であり、「大きな争いを起こすために不利益な行動を容認する」アカンデとは思想が違った。
より大きく、より強く、そしてより富と権力をもたらすために、組織とは営利主義であるべきである。
「争いが人を進化させる」という教義に狂うアカンデとは、まるで対象的な人物だ。
ヴィアリに将来に渡る教義的ビジョンはない。
現在の富が優先だ。

とはいえ、わかりやすい利益は人を集める。
アカンデがウィンストンに捕らえられ監獄に収監された後、ヴィアリはタロンの政治闘争を制し、ドゥームフィストの派閥を排除していった。
多大なるカリスマを持つアカンデだが、監獄の中に長く閉じ込められ、その求心力は日増しに弱まるばかりだ。
活動資金の管理もままならず、ドゥームフィスト派閥の力は低下し、タロンの姿はヴィアリの目的にそうようになっていった
すなわち、
「紛争の火種をばらまくよりも、暴力によって富と権力の獲得を目指す」ありきたりな”テロ組織”となろうとしていた。

襲われたVolskayaIndustries

「どこが世界最先端のセキュリティーなんだか」
ロシアの国家プロジェクトを推進する国策企業VolskayaIndustries。
彼らは今、Svyatogorの次世代機である巨大メックを開発していた。
コレが製造されれば、全てのオムニックを駆逐できることだろう。。。
企業のCEO Katya・Volskaya(カティア・ヴォルスカヤ)はそう信じていた。

  • ちなみに、彼女の家がVolskayaマップ攻撃側開始地点(教会)の前に立っている。
    • 家の中にはヴォルスカヤ親子の写真や、カティアの肖像画、次世代メックの図形が置いてあります。
    • ヒールパックもあるよ!

カティアの家。


しかし、カティアの目的と強情なまでの自前主義は、タロンの支配を受け入れない障害となるものだ。
特にドゥームフィストに変わりタロン内で勢力を増したヴィアリ率いる一派としては、見逃せないものだった。。。
そして、タロンはカティア・ヴォルスカヤの殺害計画に打って出る。
(ドゥームフィスト派閥は、彼女の強情なまでのオムニック敵視から”カティアは利用価値のある人間”とみなしています)


ソンブラによっていとも簡単にハッキングされた世界最高クラスのセキュリティーシステム。
ウィドウメイカーとリーパーは何の苦労もなくVolskayaIndustries内部に侵入する。
無反応の警備システムを乗り越え、カティアが視察する次世代機開発場に潜入する二人。
そして、侵入者は視界にカティアを捕らえた。

ウィドウメイカーが狙撃位置につき、彼女の構えたスコープが、カティア・ヴォルスカヤの頭を射抜くその瞬間。
何故か、けたたましく警報が鳴り響いた。
ウィドウメイカーの一撃はとっさにかわされ、追走撃が繰り広げられた。

最終的に、警備システムによってタロンの目論見は失敗し、3人の任務は失敗となる。

なぜ失敗したか、その時何が起こったのかについては下記公式短編アニメーション参照
www.youtube.com

ソンブラが何を狙ってタロンに身を寄せているのかの一端がわかります。
あと、リーパーのおちゃめなところも。こいつ復讐復讐って言ってるけど、根は面倒見のいいおっちゃんだからなー

また、最後にKatyaに呼び出されたのはザリアですね。彼女が今後どのようにソンブラと関わっていくのかは不明。

=>ザリアとソンブラの話は15に続きます
www.citrussin.com


マップ:VolskayaIndustriesについて

おそらくですが、アサルトマップであるVolskayaIndustriesはこの戦いを描いているのではないかなーと思います。

攻撃側は教会に潜み、閉ざされたゲートがハックされて開くのを待って、まず市街地から潜入。
工場前の搬出エリア?(A拠点)を占領します。

  • 開かれたまま閉じられない第一ゲート

VolskayaIndustriesゲート1

  • A拠点には作りかけで最終工程を待つSvyatogorと搬出口


無事出入り口を確保したら、次は工場内部に潜入。
Svyatogorが作られている工場中心部(拠点B)を制圧します。

  • 閉じられない工場ゲート

VolskayaIndustriesゲート2

  • 工場最深部と奥に見える完成したてのSvyatogor

VolskayaIndustries工場最深部




オールドソルジャー達

オーバーウォッチ解体の数年後。
タロンはとある一人の人物に手を焼くことになる。
ゴースト(幽霊)と呼ばれるその人物はエジプト全土で行われているタロンの計画をことごとく阻止。
幽霊に手を焼いた彼らは、別の任務がてら最凶の傭兵リーパーを呼び出すことにする。

  • ゴーストの姿は黒い仮面をかぶり、ローブを着ている。

ゴースト立ち絵



エジプトのアヌビス神殿近くの住宅街。
街中にはゴーストの指名手配書。
そこにソルジャー76がいた。
彼はタロンの重要拠点を探し幹部であるハーキムを狙っていたのだ。

首尾よくハーキム邸に侵入した彼を待っていたのは、ハーキムと話すリーパー。
ガブリエル・レイエスの懐かしい声だった。
ヘリックス社から”何か”を強奪しようと計画していたリーパーは、ソンブラの帰りを待ちつつハーキムに問いただす。

「やつはどこにいる?」
屋敷の護衛を捕まえリーパーの正確な位置を吐かそうとした76だが、真後ろの死角から声が聞こえた。
「ここだ、ジャック」
散弾銃が彼の背中を襲った。


リーパーの奇襲が76を追い詰める。
「いい加減決着をつけよう」
完全にリーパーの攻撃に捕らえられ、為す術なく倒れ伏す76
殺されそうに鳴った瞬間、今度はリーパーの死角から銃弾が飛んできた。
撃たれたリーパーは動きを止め、もう一発に撃たれた76は傷が回復し痛みが癒えていく。
「いまだ、ジャック」
門の上にゴーストがいた。


2対1の争いが加速するなか、仮面を脱いだゴースト、アナ・アマリがリーパーを追い落とし、その仮面をはぐ。
その下に隠されていた化物のように崩れた素顔を見て、アナは驚愕するしかなかった。
「ソナタに何があったのだ、ガブリエル」
「奴らは貴様を見殺しにし、俺を化物へと変えた」

それを忘れるな。ジャック、アナ。
かつての戦友が。
ともに世界を救った最も古き同士が忠告とともに姿を消す。

再び会えたアナとジャックは、再会の祝もそこそこに戦いに身を投じる事になる。
かつて、3人共に並んで撮った写真。
彼らの間に亀裂を入れたのは果たして何者なのだろうか。

  • 公式webコミック出てます。文字じゃ限界があるので読みましょう。

Blizzard | Overwatch Comic

ネクロポリスについて

エジプトのアヌビス神殿近くには、ゴースト(アナ・アマリ)がタロンの監視に使っていた隠れ家がある。
アリーナマップ「Necropolis」
ネクロポリス


ネクロポリスは3大ピラミッドで有名なギザ砂漠にある、小さなエジプトの墓。
療養生活から復帰したアナは、ここにキャンプを作り対テロ組織への拠点とした。

  • ネクロポリスから砂漠に向かって眺めると、遠くにはエジプトの都会の光

エジプトの光

  • 物見の下にはアナが使っている一室。整備中のバイオテックライフルがある。

整備中のバイオテックライフル

  • 料理もするらしい

ネクロポリス調理場

また、オールドソルジャーのエピソード後は、ジャック(ソルジャー76)もここに拠点を移したため、彼の部屋もある。
一方のリスポン地点が彼の部屋として整備されている

  • 寝るとこ、雑誌、酒、ダンベル。実にジャックらしい

ジャックの部屋

  • 雑誌に写っているのはトレーサー?博物館襲撃事件のものだろうか?

ジャックが読んでいる写真

  • ちなみに雑誌は、アヌビス寺院にも散乱している。今月号なのかな?

f:id:citrussin:20170614231401j:plainf:id:citrussin:20170614231407j:plainf:id:citrussin:20170614231413j:plain



また、アナの部屋から上がったところにはオールドソルジャー達のかつての姿と、娘ファリーハの写真が立てかけてある。
かつての親友。命を預けあった大切な仲間。リーパーをあのように変えた存在は一体何なのだろう。
(ファリーハのホログラムは、エモートにも存在しており、プレイ中にアナが眺める動作を登録できる)

  • アナの部屋から見張り台に登るところに写真

3人の写真



オールドソルジャーのエピソード以後、アナとジャックはネクロポリスを拠点にしながら、リーパーのその後とタロンの動向を追跡しようとしている。

  • ネクロポリス中心部では、PCを使ってリーパーの動向を監視している。

リーパーの資料






以上。3人の元英雄の話でした。
くっそ長くなったけど、これらを別々の記事に分けるとわけわかんなくなるので仕方なし。
各英語記事を日本語訳してくれている「だらだら オーバーウォッチ」ブログさんには今後もお世話になる予定です。

次回は、各地で起きる動乱

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