citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチ講座:オーバウォッチの歴史、ストーリーについて知っておくと、ゲームをもっと楽しめる その2-1 戦後復興とオムニックとの和平

では第二回もやっていきましょう。
見てない人は第一回から
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前回はオムニッククライシスの開始と終焉までを語りました。
今回はその後の戦後復興と、クライシスで起きたオムニック-人間間の関係変化を語ります。


  

2027年 オムニッククライシス終焉 戦後の復興

オーバーウォッチの活躍により、暴走オムニウムとそれによって生み出されたオムニックは全滅した。
しかし10年間も続いた戦争は世界中にその爪痕を残したままだ。
多くの戦災孤児が行き場をなくし、そもそもズタズタにされた公共施設やインフラを整えなければ都市復興など夢のまた夢だった。
人類は一歩一歩進んでいかなければならない。

メキシコ LumériCoの復興事業とDoradoの祭り

暴走したオムニックは地上と空からメキシコを襲い、都市の全電力網とインフラをことごとく破壊した。
クライシスの破壊はメキシコ全土を暗闇に落とし、その地に住む人々はその凄まじさと恐ろしい記憶から、オムニッククライシスを”La Medianoche”(ミッドナイトの意)と呼ぶようになる。
戦争が終わってもすべてを破壊されたメキシコの復興は苦難の道を歩まねばならない。


メキシコの復興に立ち上がったのがクライシスの”ヒーロー”そして大統領でもあった、 Guillermo Portero だ。
彼がCEOを務めるエネルギー供給企業LumériCo(ルメリコ)はDoradoに核融合プラント(原子力発電所)を建設し、メキシコ全土にエネルギーを再配備すると約束した。
現在は原子力発電所が完成し(ペイロード最終地点)、ミッドナイト(オムニッククライシス)終戦記念と合わせてDoradoの街ではお祭りが続いている。

  • Doradoマップではお祭りが続いている

お祭り騒ぎのドラド

  • Doradoマップ教会前には大統領Guillermo Porteroの銅像が飾られている。

ドラドのGuillermo Portero銅像



このDoradoマップではペイロードとして核融合プラントを正常に動作、供給させるためのジグラットを乗せたトラックを運ぶ。
ジグラット(ジグラート)とは数階層に組み上げて建てられた巨大な聖塔や高層神殿のこと。おそらくプラントというメキシコにとっての聖なる塔(融合炉)を組み立てるための核という意味?
核融合プラントを起動させるためのジグラットを運ぶ攻撃側とそれを阻止する防御側(ギャング役?)の戦いとなる。
Doradoペイロード
Doradoのペイロードには上にジグラットが乗っているのがわかる。





とある戦災孤児と”組織”の話

オムニッククライシスにより世界には大量の戦災孤児が生まれた。
midnightに襲われたメキシコにて、災害の中で生まれたとある少女もその一人だった。
彼女はオムニッククライシス時に生まれ、程なく両親をなくし、天涯孤独の身となった。
本来なら行き場のなく野垂れ死ぬはずだった彼女は、幸か不幸かコンピュータを自在に操る天才的なハッキングの才能があった。
Doradoの片隅から地元のギャング「ロス・ムエルトス」に参加し、様々な工作に手を染める。
=>ロスムエルトスについては、ストーリーその7参照
そしてハッキングを駆使して全てを操っていく中で、人間さえもハッキングできることに気付いた彼女は、「誰も彼女を知らないが、彼女は誰もを知っている」存在になっていく。
政治家の弱み、企業の不祥事、新鋭技術を盗み、大国の軍事秘匿をもいとも簡単に暴く。
あらゆる場所に潜り込み、あらゆる情報を集める彼女はやがて理解した。
「情報とは力なのだ」
やがて成熟した彼女には、すでに敵はいなかった。いやそもそも彼女の存在に気づくもの自体がいなかった。。。。いないはずだった。

少女だった頃のソンブラ


しかし、ある日彼女に”気付いた”組織が現れた。
”奴ら”だ。
世界中に権力の手を伸ばし、あらゆるものを利己のために操る謎の集団。
あまりに深く広く暗いその闇に、彼女は手を触れてしまった。
そして、彼らを知り、彼らに見つかった彼女は追われる身となった。
隠れられなくなった不良品はどうする?
当然交換すればいい。
気付かれてしまった身を捨て、過去を消し、整形し、”少女”は消え、”ソンブラ”が生まれた。

ソンブラの目的は一つ。
”奴ら”が持つ「圧倒的な権力と技術を持って世界を裏から操作する」座席を奪うこと。
”奴ら”に取って代わって”彼女自身が世界を裏から支配する”こと。
ソンブラとは誰か?
ソンブラとは”存在しない”
ソンブラ


ソンブラストーリーについては公式短編アニメーションでどうぞ。
www.youtube.com


ですので、ソンブラをDoradoに連れて行くと
「久しぶりの故郷。パン屋にでも寄ろうかしら」
とつぶやきます。

=>名も無き”とある少女”の本名を知りたい方は、その15で語ることになります。
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=>とはいえ、ストーリー記事のコンテンツは一応順に読んでいることを想定して作っているので、もしよろしければ、15に飛ばず、2,2-2,3・・・・・14,15と読んでいっていただければ幸いです。

インドの復興とヴィシュカー・コーポレーションの暗躍

インドはオムニッククライシスで人口が激減した。
南インドの企業ヴィシュカー・コーポレーションはこの機に新たな自立型都市ユートピアを建設、家を失った人々に新たな住居を提供するプロジェクトを開始し、彼らの理念を広めることを推し進めた。


こうして、最新の”硬質光テクノロジー”を用いた都市が誕生した。
このテクノロジーは道や住居、公共施設などを瞬時に生み出すことを可能にする凄まじい技術ではあったが、このテクノロジーを操り施工できる技術者は天性の素質が必要であった。
よって、施工技師の確保が今後のヴィシュカーの成長にとって急務であった。
さらなる企業の発展のために、ヴィシュカーは常に硬質光テクノロジー技師の資質がある人間をかき集めていたのだ。
そのためには、あらゆる手段が許されていた。

貧困にあえいでいた少女、サティヤ・ヴァスワニもヴィシュカーに目をつけられた1人だ。
彼女は両親から引き離され、ヴィシュカーのアカデミーに入学する。
アカデミーでは、硬質光を扱うための様々な知識を教えると同時にヴィシュカーの”正しさ”と企業理念を徹底的に叩き込む。
アカデミーで必死に勉学に打ち込んだ彼女は、故郷の伝統的な踊りとテクノロジーを融合させ、糸を紡ぐように光を扱う唯一無二の技法を編み出した。その優秀さはヴィシュカー・コーポレーション本社の目に止まり、少女は”シンメトラ”というコードネームを与えらることとなる。
彼女はその培った技術と知識で、世界中を正しく導けると信じていた。

しかし企業であるヴィシュカーは彼女の能力を企業利益の追求と影響力拡大のために使うようになる
”理念”という甘い言葉で”社会に貢献する”と言われた彼女はただただヴィシュカーの望む任務をこなしている。
しかし、行く先々でヴィシュカー・コーポレーションのやり方と金稼ぎのために犠牲になった人をみて、
ヴィシュカーの言う理念や、自分の望む統制と秩序は、人類にとって本当に望ましいものなのか疑問を持つようになっていく。

ヴィシュカーを信じ、ヴィシュカーに従う少女。
硬質光テクノロジーの糸使い”シンメトラ”サティヤ・ヴァスワニは、その答えをまだ出せずにいる。

シンメトラ


シンメトラの葛藤とブラジルの危機についてはその8で語ります
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2027年頃以降 オムニックとの和平と対立、そしてオムニックの自我の目覚め

戦後の復興以外にも人類には大きな課題があった。
オムニックとの融和である。
多くの人間を殺した暴走オムニックは、これまで人間とともに暮らしていた多くのオムニックをが迫害される要因になった。
家政婦ロボットや通常業務用ロボット、受付ロボットなどなど、人の形を取り人間社会に溶け込んでいた彼らはオムニッククライシスを機に文字通り”恐れられ見捨てられる”存在となっていたのだ。
友好的なオムニックとどう付き合っていくか。
人とオムニックの精神に大きな傷を抱えたまま和平交渉がはじまった。

オムニックたちの悟りとシャンバリ寺院の建立

一部オムニックの暴走を受けて、人々は考えた。
「すべてのオムニックたちが暴走し人間に牙を向くのではないか」
それを恐れた人間によって、人間に従事していた友好的なオムニックたちは迫害と追放を受けていた。
また、オムニッククライシス前にも、いらなくなった家電を捨てるかのようにオムニックを捨てる人々が存在した。

オムニッククライシス発生後、そんな見捨てられたオムニックのある一団が不思議な経験をした。
”彼ら”の言葉を借りれば、それは魂の目覚めであった。
人工知能ネットワークにより知性と知覚を、そしてゴッドプログラムによって制御を受けていたはずの彼らの中に魂が宿ったのである。
目覚めた彼らはプログラムされた生を捨てた。
ネパールの奥深く、ヒマラヤ奥地に逃れそこに共同寺院を建てた彼らは長い瞑想の末、一つの答えにたどり着く。
すなわち
「自分たちは単なるAIではなく、人間と同じ魂の精髄を持っているのだ」
彼らはその答えを信じるようになった
テカルサ・モンデッタ(Tekhartha Mondatta)を教祖とするその集団は、シャンバリ(Shambali)と名乗り、クライシスが終焉した2027-28年頃シャンバリ寺院を建立。
多くのオムニックがテカルサ・モンデッタを信奉するようになった。

  • 教義を世界に広めるテサルカモンデッタ

テカルサ・モンデッタ
(ゼニヤッタじゃないよー、テカルサ・モンデッタだよー)


テカルサ・モンデッタの教えは一つ。「オムニックにも魂が宿り、人間も機械も虹彩の中では共にひとつ」
テサルカ・モンデッタ率いるシャンバリは自らの教義を広め、オムニック・クライシスによって傷ついた社会を癒し、人間とロボットの調和を回復する道を模索し始める。
彼らのメッセージは世界中の何百万という人々に受け入れられ、モンデッタとシャンバリの名は世界中に知られるようになった。

マップNEPALでは彼らのシャンバリ寺院内でヒーローたちが戦うことになる。
nepalマップ

テカルサ・ゼニヤッタという僧侶

2027年頃に生まれた(製造された)テサルカ・ゼニヤッタというオムニックもシャンバリの僧侶の一人だ。
しかし、同胞と同じくシャンばりで修行をしていく内に、彼はテサルカ・モンデッタの教義に疑問を覚えはじめた。
「人との調和は、一方的な説法を投げかけるだけでは訪れない。」
「人間とオムニックの絆を修復するために必要なのは独善的な教えではなく、一対一のつながりと対話であるはずだ」
対話の必要性を彼は強く信じ、やがてシャンバリの方針に反対するようになる。

そして2030年前後、ゼニヤッタは寺院を去り世界放浪の旅に出る。
行く先々で人々が葛藤を克服し心の平安を得られるように手助けをする彼に多くの人が救われた。

ゼニヤッタ

未だ悟りを求めて世界を放浪するオムニック僧、ゼニヤッタ。
彼と出会った者は過去の自分と決別すると言われている。


オーストラリアの和平政策と、オーストラリア解放戦線

オムニック・クライシスによって大きな痛手を負ったオーストラリアではクライシス終結の翌年2028年頃にオムニックとの長期和平政策が発表された。
和平の証としての、オムニックへの入植地の提供である。
オーストラリア所有のオムニウムとその周辺地域(アウトバック等)をオムニックの居住地として譲渡することを採択したのだ。
これによりアウトバックを含む周辺の原住民やソーラー・ファーマーなどの農業従事者などの多くが住処を追いだされた。
その中に、マコ・ラトリッジという少年の姿もあった。


故郷を追い出された彼らは政府とオムニックへの怒りと憎悪を募らせ暴動を起こし、反乱組織を結束する。
オーストラリア解放戦線( Australian Liberation Front)の始まりである。

オーストラリア解放戦線は奪われた土地を取り戻すため、オムニウム施設とオムニックたちを襲った。
彼らにとってオムニックとは憎悪の対象である。
政府-オムニックと解放戦線の間で争いは日に日に激化の一歩をたどり、そして悲劇は起きた。
解放戦線はオムニウム系施設を爆破し、そしてついにはオムニウム融合炉を爆破したのだ。
核融合施設は消し飛び、周辺に大量の汚染物質と金属片、そして瓦礫を飛び散らせた。
汚染と破壊により、過酷な不毛地帯と化した周辺地域には吹き飛んだ施設の瓦礫などが散乱し、アウトバック一帯は人が住める状態ではなくなっていた。

ロードホッグの誕生

故郷を追われ、そして最後には自らの手で故郷を人の住めない荒野へと変えたマコ・ラトリッジ。
自分のかつての故郷の惨状を見た彼の目に、優しかった少年の影は微塵も存在していなかった。
汚染された環境に適応するため、ガスマスクを被ったマコは、壊れかけのバイクにまたがった。
崩れ落ちたかつての故郷アウトバックの道を走るうちに、マコの人間性は少しづつ失われ、その最後の残滓が消えたとき、少年マコはもはや存在せず、冷酷な殺し屋ロードホッグだけが残っていた。


現在のロードホッグは、無情、残酷、無慈悲な殺し屋である。

無法の街”ジャンカータウン”

世界は責任を取る必要がある。

俺たちは故郷を守るために戦った。その結果がこのアポカリプスさ。
女王も、他の連中もみんなくたばればいい。

人の住めない土地となったアウトバック。
しかし後ろ暗い、日の下を歩けない無法者にとっては好都合の場所だった。
汚染と金属片にまみれた嘗ての街は、今は法も秩序も及ばないアウトローの楽園だ。
破壊されたオムニウムの残骸と、廃墟から回収できる金属や部品(ジャンク品)を回収しては売って稼ぐ。
彼らは“ジャンカーズ”と呼ばれた。

そして集まったジャンカーズたちは、かつてのオムニウム施設側に街を築いた。
冷酷な女王”ジャンカークイーン”によって支配された街「ジャンカータウン」
ここは焼け跡から産声を上げた新世界。
弱者は死に、強者が全ての栄光を手にする。
暴力と、金と、混沌が渦巻く世界の最果てだ。

  • ジャンカータウン外観

ジャンカータウン外観

  • ジャンカータウンの主 ”ジャンカークイーン"
    • 見るからに女傑!って感じ。

ジャンカークイーン

  • ジャンカータウンPV

youtu.be



クソみたいな最高の相棒

“ジャンカーズ”の一員に変わった男がいる。
ジェイミソン・フォークス。通称”ジャンクラット”。
ジャンカーズである彼も最初のうちはアウトローとしてクイーンに従い、残骸を回収し生計を立てていた。
しかし、この異常な環境が彼を徐々に変えていく。。。。。
右足は地雷の爆発により添え木へと変わり、しかし爆発物は彼にとっていつしか楽しいおもちゃになる。
そして爆発物に対する彼の愛着は次第に執念とも呼べるものに変わっていった。

爆発物と、混乱を慈しむ彼は、ジャンカーズの街「ジャンカータウン」にて様々な厄介事を引き起こす困った人間であった。
そして、ある日ジャンクラットは散乱した瓦礫の下から莫大な価値のある「お宝」を発見する。
しかし、これのどこが「お宝」なのかさっぱりわからない。
莫大な価値の正体もわからないまま、彼は賞金稼ぎ、ギャング、一攫千金を狙う者達から追われる立場となったのだ。
(どうも、お宝はシマダ一族が追い求めている品のようです。=>ハンゾーとの試合前会話より)


「よぅ、”お宝”見つけたんだって?素直に喋るか、それとも痛い目見るかだぜ?」

当然だがジャンクラットの”発見”はクイーンの耳にすぐに届いた。
彼女の手下が集まって、すぐにジャンクラットは捕まった。

「いや、お宝?何のことかなぁ。。。」
「とぼけんな!女王は全てお見通しだ」

刃物を目の前につきつけられて絶体絶命のジャンクラット。
酒場で尋問を受けるそんな彼の目の前を、ひょっこりロードホッグが姿を現す。

「知ってても、仮に知っててもだ。ダチにしか言わねぇ。
ダチだ。仲間のピンチには殺しも厭わねー。。。そんな奴
ーーーー例えば、あいつにならお宝の10%。。。。いや20%はくれてやるよ!!!!」

ジャンクラットの指先には、この前女王にけんかを売った豚が一匹。


「よぉ、ブタちゃんはおとなしくしておきな」
ジャンクラットをそのままに、ロードホッグに絡んだ愚か者がいた。
当然、その結末は当たり前だ。

酒場を粉々にした豚とお調子者は、二人で街へと歩いて行く

ジャンクラット「えーっと、なんだっけ???10%だっけ?20%だっけ?」
ホッグ「ーーーーーー50」
ジャンクラット「またまた~、冗談だろ?よし!25%で手を打とう!」
ホッグ「ーーーーーー」
ジャンクラット「わかったよ!50な! もってけドロボー」

その日、殺し屋と狂人は相棒となった。

「今日も一日ぶっ飛んでいこうぜぇ!!」
最悪のコンビが手を組んで、”厄介事”は更にジャンカータウンを賑わせる。
ジャンクラットが通った場所に残されるのは、ただただ混乱と破壊だけである。


ジェイミソン・フォークス通称”ジャンクラット”

  • 二人の出会いはコミックでてます。読みましょう。
    • ロードホッグ渋いわぁ

Blizzard | Overwatch Comic



追い出された故郷

様々な興行で賑わうならず者の街ジャンカータウン。
人の住めなくなったアウトバックに大勢の”後ろ暗い”奴らが集まって、ここには法も規律も理性も届かない。
爆発したオムニウム融合炉の跡地は、クイーンと呼ばれる冷酷な女王が統治する悪党どもの楽園となっていた。
闘技場「スクラップヤード」では、毎日決闘イベントと賭けが開催され、中でもメック同士のバトルは一大興行となっている。
(D.VAも参加したことがあるらしい=>D.VAのジャンカータウンコス)

当然元締めのクイーンのもとにはみかじめ料が入ってくる。

  • クイーンの部屋の裏には大量の金貨

大量の金貨

そして、全てをぶっ壊したいくそったれなコンビがジャンカータウンにいる。
そんな彼らが、こんなクイーンの部屋を見逃すだろうか?





さて、ある日。
ジャンカータウンから締め出され倒れ伏した二人のならず者がいた。
おなじみトラブルメイカーのジャンクラットとロードホッグである。

  • トレーラーから一枚

締め出されたジャンクラットたち


なんで?どうして?
ちょっと、クイーンの財産をかっぱらったり、クイーンの居城に爆弾を仕掛けたり、ジャンカータウンの酒場で大暴れしただけじゃないか!!!

無論ちょっとどころではなかった。。。。

故郷に帰れなくなった二人は、仕方なしに世界中を回ることにする。
シドニーから海をわたり大陸を縦断していくお騒がせコンビは、各地で犯罪活動に手を染め多くの手配書が作られている。
彼らの旅に巻き込まれた後に残るのは、破壊と混乱のみである。



=>二人の珍道中の行方は、その8に飛びます
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King's Rowでのオムニックと人の対立

イングランドの中心に位置するキングス・ロウ。
ココはロンドンの世界的にも有名な高級住宅街が立ち並ぶ地域で、豪華な地区と石畳の通りがあるこの都市は自警団と呼ぶべき独自の警察(The King's Row Constabulary:通称KRC)が治安防衛に当たっている。
クライシス以前、ここのオムニックは独自の民族集団とも呼べるコミュニティを築いていた。
そして、クライシスが発生しその復興のため、多くのオムニックが労働力として動員された。
しかし、高級住宅にすむ人々はオムニックを危険視し差別。結果、King's Rowではその根幹を支えるオムニックたちに人権は与えられていない。
日々排斥され、それでもロンドンの復興を担わなくてはいけないKing's Rowのオムニック達は地下に押し込められた。故に、King'sRowのアンダーグラウンドにはオムニックたちの独自の都市があり、彼らは閉鎖された地下で暮らすことを余儀なくされる。


しかしKing's Rowの人々の中にも、オムニックを毛嫌いする人も言えれば、オムニックを恋人や、パートナー。または家族の一員と見る人もいる。
街中にはオムニックの権利を叫ぶポスターと、オムニックはただのガラクタだと叫ぶスプレーが混在していた。
とはいえ、クライシス以後、世界の他のどこにも、キングスロウのような緊張が漂っている。
最近では、民族解放運動(オムニックに権利を!)の抗議者によるデモがKRCとの激しい衝突を招き、この混乱について解決策が今もまだ見つかっていない。
現在King's Rowは、世界でも類を見ないほどのオムニック友好派VSオムニック排斥派の係争地だ。

  • ロボットへの権利を訴える張り紙と、それを否定する落書き

King's Rowの張り紙と落書き


オーバーウォッチ黄金期には、ヌルセクター事件が発生。
King's Rowの危うさを浮き彫りにした。

=>ヌルセクター事件は、4-2で語ります。
オーバーウォッチ講座:オーバウォッチの歴史、ストーリーについて知っておくと、ゲームをもっと楽しめる その4-2 世代交代とアップライジング - citrussinのチラシの裏



そして、オーバーウォッチ解体後。King'sRowを決定的に破綻させる2つの事件が起こる。
テサルカ・モンデッタ殺害事件と、独自警察がとある家族のパートナーであったオムニックを射殺した事件だ。
これにより、軍事的緊張が限界まで高まった。

=>オーバーウォッチ解体によって起こったオムニックと人間の対立激化の話は、その5で語ります。
オーバーウォッチ講座:オーバウォッチの歴史、ストーリー その5 セカンド・オムニック・クライシス - citrussinのチラシの裏




  • 町には人権運動の象徴であるテサルカ・モンデッタ像。彼とシャンバリはオムニックとオムニックを愛する人々の光となっている。

テサルカ・モンデッタ像


”調和の都市”Numbani

Numbaniは"調和の都市"として知られ、オムニックと人間が平等に住んでいる数少ない場所の1つだ。
この”調和”は、オムニック・クライシスの終結後に都市が設立されて以来、短期間で世界で”最も偉大”で”最も技術的に先進的な都市”の一つを作り出した。

その「オムニックと人間の手で新たな未来を」という考え方に、世界中の科学者や思想家が軒を連ねる事になり、あの「国連対オムニック独立部隊オーバーウォッチ」を生み出した元国連事務次官ガブリエル・アダウェも協賛している。
アダウェが立てた優れた研究者ならば年齢経歴を問わず助成金を出す「天才助成金」など、優秀な研究者を育てる下地と自由な思想を許す巨大科学都市。

「調和都市」ヌンバーニ。ここは間違いなく「科学者の楽園」オアシスや「ヴィシュカーの技術結集」ユートピアに並ぶ世界有数の科学都市である。


”現在”市の創設を祝う今年のユニティ・デーの祭典の一環として、かの悪名高い”Doomfistのガントレット”が、遺産博物館で展示される予定。
Numbani遺産博物館
Numbaniにある、遺産博物館(防衛側のリスポン地点)



調和都市であるヌンバーニは、数々の「オムニック至上主義者」と「反オムニック集団」そして「タロンを筆頭としたテロ組織」の第一級標的に指定されている。
オムニック至上主義者は、「オムニックは人間より優れており、彼らはオムニックに支配されるべき」という思想を持ったオムニック集団であり、彼らにとってヌンバーニは「弱い人間に媚びへつらうオムニックの風上にも置けないクズども」の都市である。
反オムニック集団はオムニッククライシスで生まれた全てのオムニックを適しする過激派組織で、彼らにとってヌンバーニは「憎むべきオムニックに尻尾を振った裏切り者達」の都市である。
そしてオムニックと人間の紛争を煽り、人間達を争わせることで教義を果たそうとするタロンにとって「オムニックと人類の融和の象徴」は破壊すべき存在であった。

特にタロンの幹部であるドゥームフィスト(Doomfist)は度々ヌンバーニに対し嫌がらせを行い続けていた経緯があり、さらに今世代ドゥームフィストはヌンバーニに対し大規模な一人テロを行ったことで知られている。

その時はまだオーバーウォッチが存在しており、ウィンストン、トレーサー、ゲンジによるチームが治安維持にあたり、ウィンストンによって今世代ドゥームフィストは逮捕された。



Numbaniマップでは、このDoomfistのガントレットを博物館まで護衛する攻撃側と、拳銃を奪おうとする防衛側の戦いとなっている。
Numbaniのペイロード
ペイロードは、ガントレットが積まれた浮遊車両。

=>ドゥームフィスト(Doomfist)については次回
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ホライゾン・ルナ・コロニーでの反乱

さて、地球がクライシスのショックから立ち直ろうとしていた頃、月では大事件が発生していた。
それは、不幸な事故とも、当然の過失とも言えるものであった。
あと数人人手があったら、もしくは誰かが異変に気づいていれば。
こんなことは起こらなかったのかもしれない。

注:以下のストーリーは各種資料から私が勝手に妄想したものが多分に含まれています
本来の資料は下記公式ニュースを参照
ホライズン・ルナ・コロニーの状況について新たな可能性が浮上か - SQUARE ENIX EXTREME EDGES



研究者のグエンが診療所に運ばれたのはつい先日のことだ。
遺伝子改良による拒否反応や副作用、または地球外の環境のせいだろうか。
何匹かのゴリラが非常に強い攻撃性を持ち始めたのだ。
行き過ぎたやんちゃであるというべきか。
特にサイモン率いるグループは、スタッフによく知られたトラブルメーカーとしてベース内に名を轟かせていた。

手がつけられなくなってしまい、ともすれば命の危険さえ感じ始めた研究者たちはサイモンを皮切りに暴走しだした何匹かのゴリラをケージの中に閉じ込めることにした。
ただ、今後のゴリラの行末については意見が別れていた。
コロニーでの生活にストレスを感じているかもしれないと考え、いっその事一度地球に戻してしまうのも手だったからだ。
しかし、ハロルド・ウィンストン博士はその意見に賛同していなかった。
ゴリラの危険性は認めつつも、単に地球に移送するだけで問題が解決するとは思えなかったからだ。また、地球外で育ち続けた彼らを地球に戻すのは医療的な観点からも危険と言わざるを得なかった。

ゴリラたちは私達と同じくこのコロニーの一員だ
ただ、彼らはゴリラであり、人間のティーン・エイジャー(若き頃の暴走と無敵感)とは違う。
そう簡単に共生できるものでもない

また、暴れるゴリラがいる一方でおとなしく今まで通りフレンドリーな個体もいる。
今後のことについては次の会議で話し合うことで決着が着いていた。

更にコロニー内では小さな事件が起こっていた。
まずは、ハモンドについてだ。
一週間前からハモンド・チャン博士が親となっていた赤ちゃんゴリラ”ハモンド”の姿が見えない。
「ああ、こんなことなら赤ちゃんの検体をサンプルに入れてくれなんて言わなきゃよかった」
他のメンバーに面倒をかけることはないだろうが、、、、
ハモンド博士は”ハモンド”の行方探しに躍起になっていた。

また、フローレスは他のメンバーに注意を呼びかけていた。
「早く換気システムの検査をしよう。酸素は重要なんだ」
このところ換気システムから異音が発生しつづけている。
まるで子供がダクトでかくれんぼしているかのように
いつになったら検査が入るのだろう。フローレスは異音の正体が気になって仕方がなかった。


そして、事件が起こった。
ある日ウィンストン博士がメンバーに呼集をかける。
「エアロックが誤作動した!!緊急事態だ!!早くみんな来てくれ」


ハモンドの”いたずら”がコロニーを混乱の渦に巻き込む。
エアロックの誤作動からはじまったその日、赤ちゃんゴリラ”ハモンド”はサイモン含め凶暴なったごリラゴリラたちを次々に閉じ込めていたケージから解き放ったのだ。

解き放たれた彼らは、実験動物であることを拒否して一斉にコロニー内で蜂起を起こし、次々と科学者を殺してまわった。
そして、ホライゾンルナコロニーは彼らゴリラによって制圧されてしまったのだ。

  • ゴリラたちが科学者の服を奪い、コロニーを乗っ取った。

ゴリラたちの蜂起

  • 科学者たちは彼らに殺され、散乱した施設で自動掃除機が静かに動いている。人は誰もいない。

無人のコロニー1
無人のコロニー2




ゴリラたちによる反乱で科学者は全滅した。
ただ、ハロルド・ウィンストン博士に守られた”ウィンストン”は一斉蜂起にも参加しなかった。
彼は最愛の師の名を継ぎ、即席のロケットを組み立て地球へと逃れたのだ。

  • 彼は博士とともに常に地球を眺めていた

ウィンストンの眺めた地球


最愛の師の後を継ぐ、遺伝子操作を受けた天才ゴリラ”ウィンストン”
彼は地球に降りた後第二の故郷と出会う。

  • この時、地球に下りたのはウィンストンだけではない。なぜならば、コロニーのシステムは二匹の脱出を知らせているからだ

ハロルドの脱出




以上。
次はオーバーウォッチ黄金期とブラックウォッチ設立の予定


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