citrussinのチラシの裏

ゲームや読書感想、日々のことを適当につづる日記。TwitterID @sinensis197

オーバーウォッチ講座:オーバウォッチの歴史、ストーリーまとめ その2-1 戦後復興とオムニックの目覚め

では第二回もやっていきましょう。

前回1-3では
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オムニッククライシスの収束を語りました。
10年続いた戦争は、多くの犠牲者を出し、世界中の国々が後始末に翻弄されることになります。
今回はその後の戦後復興と、その裏で起きたオムニックたちの魂の目覚めについて。



2018/04/17 記事大幅改定



  

オムニッククライシス終焉後の復興

オーバーウォッチの活躍により、暴走オムニウムとそれによって生み出されたオムニックは全滅した。
しかし10年間も続いた戦争は世界中にその爪痕を残したままだ。
多くの戦災孤児が行き場をなくし、そもそもズタズタにされた公共施設やインフラを整えなければ都市復興など夢のまた夢だった。
人類は一歩一歩進んでいかなければならない。

メキシコ LumériCoの復興事業とDoradoの祭り

前回の話は、1-1のメキシコ参照
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オムニックによる被害で電力網とインフラを失ったメキシコは、とにかく電力の早期復興を必要としていた。
”La Medianoche”による暗闇は、戦争が終わった後もメキシコの人々に不安をもたらす。
オムニックの脅威が去った後も、メキシコの復興は苦難の道を歩まねばならなかった。


メキシコの復興に立ち上がったのがクライシスの”ヒーロー”そして大統領でもあった、 Guillermo Portero (ギジェルモ・ポーテロ)だ。
彼がCEOを務めるエネルギー供給企業LumériCo(ルメリコ)は、彼の故郷Dorado(ドラド)に核融合プラント(原子力発電所)を建設する計画を発表。
半国策として、電力網の全力復旧に乗り出す。
ポーテロは、核融合プラントが整備されることでメキシコ全土にエネルギーを再配備できると約束した。


しかし、一方でメキシコのドラドには地元ギャング「ロス・ムエルトス」が暴れまわっていた。
彼らは「自分たちの縄張り」に進出するルメリコに大きく反発。復興事業に対して様々な妨害工作を行うこととなる。
その裏には、誰も知らないとある一人のハッカーがいた。




ちなみにゲーム内現在時間で、ルメリコは電力網の復帰を粗方終えており、発電所が完成している。
ルメリコの発電施設

ミッドナイト(オムニッククライシス)終戦記念と合わせてドラドの街ではお祭りが続いている。

  • Doradoマップではお祭りが続いている

お祭り騒ぎのドラド

  • Doradoマップ教会前には大統領Guillermo Porteroの銅像が飾られている。

ドラドのGuillermo Portero銅像



とある戦災孤児と”組織”の話

前回の話は1-2
=>その1-2 とある名もなき少女



ドラドからハッキングを駆使し、世界の全てに手をかけた名もなき少女。
しかし、ある日彼女に”気付いた”組織が現れた。
”奴ら”だ。
世界中に権力の手を伸ばし、あらゆるものを利己のために操る謎の権力者集団。

世界中のありとあらゆる組織や企業や権力者に誰にもばれないように蜘蛛の巣を張り巡らせた彼らは、オーバーウォッチを含めた様々なものを(誰からも気づかれずに)裏から操っていた。
そして、少女は知る。
何もかもが「とある世界規模の陰謀につながる」と。
あまりに深く広く暗いその闇に彼女は手を触れてしまった。
知るべきでなかったことを知ってしまったのだ。

彼らを知り、彼らに見つかった彼女は謎の集団に追われる身となった。
どれだけ姿を隠そうと、どれだけ痕跡を消そうと、”奴ら”は世界中に網を張り、彼女を追い詰めていった。


隠れられなくなった不良品はどうする?
当然交換すればいい。
気付かれてしまった身を捨て、過去を消し、整形し、”少女”は消え、”ソンブラ”が生まれた。
嘗て、「オリビア・コロマール【情報削除済み】」と呼ばれた少女は、その情報にいたる全て削除し、文字通り「彼女がいたことを示すあらゆる物を消した」。


ソンブラの目的は一つ。
”奴ら”が持つ「圧倒的な権力と技術を持って世界を裏から操作する」座席を奪うこと。
”奴ら”に取って代わって”彼女自身が世界を裏から支配する”こと。
ソンブラとは誰か?
ソンブラとは”存在しない”
ソンブラ


ソンブラストーリーについては公式短編アニメーションでどうぞ。
www.youtube.com


ですので、ソンブラをDoradoに連れて行くと
「久しぶりの故郷。パン屋にでも寄ろうかしら」
とつぶやきます。

  • ソンブラの好きなパン屋。ラス・ニーバラス。
    • 今後もストーリーにちょくちょく関わってくるパン屋さん

ラスニーバラス

=>名も無き”とある少女”の本名を知りたい方は、上の検閲済情報をドラッグするか、その15で語るエピソードを参照ください。
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=>とはいえ、ストーリー記事のコンテンツは一応順に読んでいることを想定して作っているので、もしよろしければ、15に飛ばず、2,2-2,3・・・・・14,15と読んでいっていただければ幸いです。

インドの復興とヴィシュカー・コーポレーションの暗躍

前回の話は、1-1のインド参照
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多くの戦火にさらされたインドでは、住む家も、頼るべき家族も失った人々が比較的被害を受けなかった南方に避難していった。
彼ら戦争難民を受け入れたのは、クライシス時代から”このときのために”都市を建設していたヴィシュカー・コーポレーションであった。

南インドに本居を構えたヴィシュカーは、「光を自在に建材へと変える」「光を操り建築を行う」という新世代技術”硬質光テクノロジー”を発明。
新たな自立型都市ユートピアを建設し、難民たちをそこに避難させていった。

しかし、それはヴィシュカーにとって都合のいい労働力や手駒を手に入れるための処置であり、硬質光の才能ある子供を幅広く集めるための計画の一端であった。
ユートピアに居住した難民たちは、そこでヴィシュカーコーポレーションに洗脳に近い教育を受け、彼らの理念「ヴィシュカーコーポレーションこそ正義である」を心の底から信じていった。

こうして誕生したユートピアは、様々な政策を経て、ヴィシュカーコーポレーション指導の元、世界でも有数の科学力を持つ都市となる。
それと同時に「ヴィシュカーこそ世界に救いをもたらすもの」であり「人はみなヴィシュカーコーポレーションの導きに従うべきである」という、ヴィシュカーの教えを信じる人々が暮らす街となった。

硬質光の糸使い

さて、この硬質光テクノロジーは道や住居、公共施設などを瞬時に生み出すことを可能にする凄まじい技術ではあったが、このテクノロジーを操り施工できる技術者は天性の素質が必要であった。
生まれたときから、「操れるかどうか」が決まる。
故に、この才能を持った施工技師の確保が今後のヴィシュカーの成長にとって急務であった。

巨大な権力を手にしたヴィシュカーは、さらなる企業の発展のために、様々な場所から硬質光テクノロジー技師の資質がある子供をかき集め続けた。
そして、そのためにはあらゆる手段が許されていた。
(子供をかき集めたのは、幼いうちからヴィシュカーの教えに染めるのが狙い)

貧困にあえいでいた少女、サティヤ・ヴァスワニもヴィシュカーに目をつけられた1人だ。
彼女は両親から引き離され、ヴィシュカーのアカデミーに入学する。
アカデミーで、サティヤは硬質光を扱うための様々な知識と、ヴィシュカーの考える”正しさと企業理念”を徹底的に叩き込まれていった。

必死に勉学に打ち込んだ彼女は、突出した才能を開花させていく。
もともと自閉症(autistic spectrum)であったサティヤは、神経過敏な反面凄まじい記憶力を持っており、それを見た周りからは「変わった子」「あの子は普通じゃない」と言われ続けていた。
しかしヴィシュカーでの功績が彼女の意識を変える。
「みんな私を”普通じゃない”という。だけど、やがて気がついた。普通じゃないということは特別であるということだ」

サティヤは、ついには故郷の伝統的な踊りとテクノロジーを融合させ、糸を紡ぐように光を扱う空前絶後の技法を編み出すこととなる。
「硬質光の糸使い」として、唯一無二の科学技師となった彼女は、ヴィシュカーコーポレーション本社に呼ばれる。
その優秀さを目にしたヴィシュカーは、少女に”シンメトラ”というコードネームを与え、次々と仕事を任せるようになった。
そして、彼女もこのその培った技術と知識で、世界中を正しく導けると信じていた。


しかし企業であるヴィシュカーは、当然ながら彼女の能力を企業利益の追求と影響力拡大のために使う
”理念”という甘い言葉で”社会に貢献する”と言われた彼女は、ただただヴィシュカーの望む任務をこなすが、その結果、行く先々でヴィシュカー・コーポレーションのやり方と金稼ぎのために犠牲になった人を目の当たりにすることとなった。

次第にサティヤは、ヴィシュカーの言う理念や、自分の望む統制と秩序は、人類にとって本当に望ましいものなのか疑問を持つようになっていく。
ヴィシュカーを信じ、ヴィシュカーに従う少女。
硬質光テクノロジーの糸使い”シンメトラ”サティヤ・ヴァスワニは、その答えをまだ出せずにいる。

シンメトラ


シンメトラの葛藤とブラジルの危機についてはその7で語ります
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ホライゾン・ルナ・コロニーでの反乱

ルナコロニー崩壊

さて、地球がクライシスのショックから立ち直ろうとしていた頃、月では大事件が発生していた。
それは、不幸な事故とも、当然の過失とも言えるものであった。
あと数人人手があったら、もしくは誰かが異変に気づいていれば。
こんなことは起こらなかったのかもしれない。

注:以下のストーリーは各種資料から私が勝手に妄想したものが多分に含まれています
本来の資料は下記公式ニュースを参照
ホライズン・ルナ・コロニーの状況について新たな可能性が浮上か - SQUARE ENIX EXTREME EDGES



研究者のグエンが診療所に運ばれたのはつい先日のことだ。
遺伝子改良による拒否反応や副作用、または地球外の環境のせいだろうか。
何匹かのゴリラが非常に強い攻撃性を持ち始めたのだ。
行き過ぎたやんちゃであるというべきか。
特にサイモン率いるグループは、スタッフによく知られたトラブルメーカーとしてベース内に名を轟かせていた。

手がつけられなくなってしまい、ともすれば命の危険さえ感じ始めた研究者たちはサイモンを皮切りに暴走しだした何匹かのゴリラをケージの中に閉じ込めることにした。
ただ、今後のゴリラの行末については意見が別れていた。
コロニーでの生活にストレスを感じているかもしれないと考え、いっその事一度地球に戻してしまうのも手だったからだ。
しかし、ハロルド・ウィンストン博士はその意見に賛同していなかった。
ゴリラの危険性は認めつつも、単に地球に移送するだけで問題が解決するとは思えなかったからだ。また、地球外で育ち続けた彼らを地球に戻すのは医療的な観点からも危険と言わざるを得なかった。

ゴリラたちは私達と同じくこのコロニーの一員だ
ただ、彼らはゴリラであり、人間のティーン・エイジャー(若き頃の暴走と無敵感)とは違う。
そう簡単に共生できるものでもない

また、暴れるゴリラがいる一方でおとなしく今まで通りフレンドリーな個体もいる。
今後のことについては次の会議で話し合うことで決着が着いていた。

更にコロニー内では小さな事件が起こっていた。
まずは、ハムスターのハモンドについてだ。
いつものことながら、数日前からハモンドはケージを抜け出し行方をくらませていた。
また隠れてこそこそなにかやっているのだろう。
研究員に無理を言って、みんなで探してもらわないといけない・・・。
「ああ、こんなことなら赤ちゃんハムスターの検体をサンプルに入れてくれなんて言わなきゃよかった」
まさか他のメンバーに面倒をかけるような”いたずら”はしないだろうが・・・・
ハモンド博士は”ハモンド”の行方探しに躍起になっていた。

  • 抜け出されたケージ


また、フローレスは他のメンバーに注意を呼びかけていた。
「早く換気システムの検査をしよう。酸素は重要なんだ」
このところ換気システムから異音が発生しつづけている。
まるで小さな子供がダクトでかくれんぼしているかのように
いつになったら検査が入るのだろう。フローレスは異音の正体が気になって仕方がなかった。


そして、事件が起こった。
ある日ウィンストン博士がメンバーに呼集をかける。
「エアロックが誤作動した!!緊急事態だ!!早くみんな来てくれ」


ハモンドの起こした”いたずら”が連鎖して、次々とコロニーを混乱の渦に巻き込む。
エアロックの誤作動からはじまったその日、ハモンドが起こしたいたずらは、結果としてサイモン含め凶暴化したゴリラたちを閉じ込めていたケージから解き放ってしまったのだ。

束縛から解き放たれた彼らは一斉にコロニー内で蜂起を起こし、次々と科学者を殺してまわった。
そして、ホライゾンルナコロニーは彼らゴリラによって制圧されてしまったのだ。
(ちなみに、ハモンド自身には悪意や悪気はなかったようです)

  • ゴリラたちが科学者の服を奪い、コロニーを乗っ取った。

ゴリラたちの蜂起

  • 科学者たちは彼らに殺され、散乱した施設で自動掃除機が静かに動いている。人は誰もいない。

無人のコロニー1
無人のコロニー2
無人のコロニー3
無人のコロニー4




ゴリラたちによる反乱で科学者は全滅した。
ただ、ハロルド・ウィンストン博士に守られた”ウィンストン”は一斉蜂起にも参加しなかった。
彼は最愛の師の名を継ぎ、即席のロケットを組み立て地球へと逃れたのだ。

  • 彼は博士とともに常に地球を眺めていた

ウィンストンの眺めた地球


最愛の師の後を継ぐ、遺伝子操作を受けた天才ゴリラ”ウィンストン”
彼は地球に降りた後第二の故郷と出会う。

  • この時、地球に下りたのはウィンストンだけではない。なぜならば、コロニーのシステムは二匹の脱出を知らせているからだ

ハロルドの脱出


地球に墜ちた二匹

ゴリラが暴れまわるコロニー内で、ハモンドは一心不乱に機械工作していた。
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仲のいいゴリラの一人、”ウィンストン”が即席ロケットで地球へと飛んでいくというのだ。
好奇心旺盛なハモンドも、あの空に浮かぶ”地球”に行ってみたかった。
なにより、こんなゴリラたちが暴れまわる危ない場所からは早く逃げなくてはならない。
そうだ!ウィンストンのロケットに相乗りしよう!

丸型の救命ポッドに頑丈なグラップリング・クロー機構を付けて、飛び立つロケットの尻に救命ポッドを接続しようというのだ。

  • ハモンドの部屋には、救命ポッドがロケットに接続される模型とその設計図

ハモンドの計画

持ち前の知能でさっさと救命ポッドを開発した彼は、地球へ向かうウィンストンのロケットにこっそり捕まった。

ハモンドのあいのり01
ハモンドのあいのり02


さあ、これで地球までLet'sGO!!
切りの良いところでフックを外した彼は、そのまま真っ逆さまに大気圏へと突入する。
救命ポッド切り離し
地球へと落下


ホライゾンルナコロニーから逃れた一匹のゴリラと一匹のハムスター。

ゴリラはオーバーウォッチの巨大施設があるイギリス:ジブラルタル半島の大岩へ
ハムスターは、オーストラリアのアウトバックへ。

二匹はそれぞれ地球へと墜ちていった。

  • ハモンドのPVでは、彼のルナコロニー時代を振り返ってハロルドが述懐しています。

www.youtube.com


注:ウィンストンはハモンドが自分に捕まっていたこと、地球へと逃れたことを知りません。
ただ、開発者いわく「ウィンストンとハモンドは仲がいいです。きっとウィンストンが彼に再開したら驚くことでしょうね」
だそうです。



オムニックの自我の目覚め

一部オムニックの暴走を受けて、人々は考えた。
「すべてのオムニックたちが暴走し人間に牙を向くのではないか」
それを恐れた人間によって、人間に従事していた友好的なオムニックたちは迫害と追放を受けていた。
また、オムニッククライシス前にも、いらなくなった家電を捨てるかのようにオムニックを捨てる人々が存在した。
オムニッククライシスの影で、暴走していないオムニック達は人間に迫害され、逃亡を余儀なくされていた。
そして、人に奉仕するために生まれた彼らは、人に見捨てられあてもなくさまよっていた。


しかし、オムニッククライシス終結前後、そんな放浪するオムニックのある一団が不思議な経験をした。
”彼ら”の言葉を借りれば、それは魂の目覚めであった。
人工知能ネットワークにより知性と知覚を、そしてゴッドプログラムによって制御を受けていたはずの彼らの中に魂が宿ったのである。
(これが、同時期にオーバーウォッチがゴッドプログラムを隔離したことと関係があるかは不明)


目覚めた彼らはプログラムされた生を捨てた。
ネパールの奥深く、ヒマラヤ奥地に逃れそこに共同寺院を建てた彼らは長い瞑想の末、一つの答えにたどり着く。
すなわち
「自分たちは単なるAIではなく、人間と同じ魂の精髄を持っているのだ」
彼らはその答えを信じるようになった
テカルサ・モンデッタ(Tekhartha Mondatta)を教祖とするその集団は、シャンバリ(Shambali)と名乗り、クライシスが終焉し、各国が復興に乗り出していた時期にシャンバリ寺院を建立。
多くのオムニックがテカルサ・モンデッタを信奉するようになった。

  • 教義を世界に広めるテサルカモンデッタ

テカルサ・モンデッタ
(ゼニヤッタじゃないよー、テカルサ・モンデッタだよー)


テカルサ・モンデッタの教えは一つ。「オムニックにも魂が宿り、人間も機械も虹彩の中では共にひとつ」
テサルカ・モンデッタ率いるシャンバリは自らの教義を広め、オムニック・クライシスによって傷ついた社会を癒し、人間とロボットの調和を回復する道を模索し始める。
彼らのメッセージは世界中の何百万という人々に受け入れられ、モンデッタとシャンバリの名は世界中に知られるようになった。

マップNEPALでは彼らのシャンバリ寺院内でヒーローたちが戦うことになる。
nepalマップ

テカルサ・ゼニヤッタという僧侶

オムニック終結の前後に製造されたテサルカ・ゼニヤッタというオムニックも、シャンバリの僧侶の一人だ。
しかし、同胞と同じくシャンばりで修行をしていく内に、彼はテサルカ・モンデッタの教義に疑問を覚えはじめた。
「人との調和は、一方的な説法を投げかけるだけでは訪れない。」
「人間とオムニックの絆を修復するために必要なのは独善的な教えではなく、一対一のつながりと対話であるはずだ」
対話の必要性を彼は強く信じ、やがてシャンバリの方針に反対するようになる。

幾年かシャンバリと説法を繰り返したゼニヤッタだったが、結局その教えに納得ができず、対話の必要性を広めるために寺院を去り世界放浪の旅に出る。
行く先々で人々が葛藤を克服し心の平安を得られるように手助けをする彼に多くの人が救われた。

ゼニヤッタ

未だ悟りを求めて世界を放浪するオムニック僧、ゼニヤッタ。
彼と出会った者は過去の自分と決別すると言われている。









以上。
次はオムニックとの和平政策


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